2011年に公開された映画『八日目の蝉』。
角田光代さんの同名小説が原作で、原作小説は2010年には、ドラマ化もされました。
少女を誘拐した女性と、その少女を描いていくという、衝撃的な内容となっています。
今回の記事では、映画『八日目の蝉』のフル動画を無料視聴する方法や作品についてご紹介いたします。
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映画『八日目の蝉』作品情報
生まれてすぐ父親の愛人に誘拐され、4歳まで育てられた恵理菜。両親のもとに戻るも、世間からいわれのない中傷を受け、自分の家族に実感を持てずにいた彼女は、誰にも心を開かないまま成長。そして、妻子ある男を好きになり、彼の子供を身ごもってしまう…。
出典:U-NEXT
キャスト
- (秋山恵理菜=薫)井上真央
- (野々宮希和子)永作博美
- (安藤千草)小池栄子
- (秋山恵津子)森口瑤子
- (秋山丈博)田中哲司
- (秋山恵理菜=薫(少女時代))渡邉このみ
- (沢田久美(エステル))市川実和子
- 吉本菜穂子
- 相築あきこ
- 別府あゆみ
スタッフ
- 監督 成島出
- 原作 角田光代
- 音楽 安川午朗
- 脚本 奥寺佐渡子
- 製作 鳥羽乾二郎、秋元一孝
映画『八日目の蝉』ネタバレあらすじ
秋山丈博という男性と不倫をしていた野々宮希和子は、彼の子供を堕ろしたせいで、子供が産めなくなってしまいました。
おまけに秋山丈博の嫁の秋山恵津子から責められ、さらに彼女が娘の秋山恵理菜を産んだことで、追い詰められていきます。
そんななか、野々宮希和子は、秋山恵理菜をさらって、薫という名前で自分の娘として育てることに。
なお、後に、裁判にかけられた野々宮希和子は、秋山恵津子からバッシングされながら、秋山恵理菜を育てられたことについて、むしろありがたく思うのでした。
さて、薫=秋山恵理菜をさらった後、野々宮希和子は、エンジェルホームという施設に入って、かくまってもらうことにしますが、実は、ここは評判がよくない宗教団体だったのです。
秋山恵理菜の混乱
エンジェルホームでは、信者たちはみんな独特の名前によって呼ばれていました。
やがて沢田久美という信者の協力によって、薫といっしょに離島に逃亡することにした、野々宮希和子。
沢田久美の両親の沢田雄三と沢田昌江が経営する会社で働く野々宮希和子でしたが、そんな幸福は長く続きませんでした。
たまたま薫とともに写った写真が新聞に載ってしまって、野々宮希和子の逮捕につながってしまうのです。
大学生になった秋山恵理菜は、安藤千草から取材を受けました。
秋山恵理菜は、野々宮希和子との生活の記憶自体はなかったものの、実家に戻ってから、両親との関係構築には、それなりに苦労したようでした。
実の母親なのに、なかなかそうだと認識できない秋山恵津子とは、とくにそうだったのです。
おなじ歴史が繰り返される
皮肉にも、野々宮希和子のように、秋山恵理菜も岸田孝史という男性と不倫し、子供ができます。
が、岸田孝史は、秋山恵理菜の出産には否定的でした。
そして秋山恵理菜は、岸田孝史と破局します。
岸田孝史の言っていることが、秋山丈博の言っていることといっしょだったため、彼を信じられなくなってしまったのでした。
もっとも、岸田孝史と交際してきたこと自体には、感謝していたのです。
さて、秋山恵理菜が子供を産みたいと告げたところ、両親は猛反対しました。
これに対して、秋山恵理菜は皮肉を込め、子供を誘拐したりしないよう、あくまで産むと宣言。
そんな秋山恵理菜と、いまだにうまくいかない秋山恵津子は、ますます自分と娘との関係について、悩まざるを得ないのでした。
蘇る野々宮希和子との思い出
かつて安藤千草は、野々宮希和子や薫=秋山恵理菜といっしょに、エンジェルホームにおいて、生活をともにしていた時期があったのでした。
そんな安藤千草は、エンジェルホームの環境のせいで、男性恐怖症になってしまったため、秋山恵理菜の出産に対して、協力的だったのです。
秋山恵理菜と安藤千草は、かつて野々宮希和子と過ごした離島へ向かうことに。
そして沢田雄三と沢田昌江の経営している会社を見つけて、野々宮希和子とのすっかり遠くなった過去をわずかに感じたのでした。
かつて薫という名前で呼ばれていたことが、少し秋山恵理菜の心に戻って来ます。
そして離島のフェリー乗り場に行ったところ、野々宮希和子が逮捕されてしまった日のことが蘇ってきました。
映画『八日目の蝉』ラストの結末
やがて秋山恵理菜は、かつて写真館で写真を撮ったことを思い出しました。
そして、その写真館で、野々宮希和子が彼女との写真を持っていったと聞かされます。
しかし、ネガがまだあったため、見たところ、秋山恵理菜は、野々宮希和子のやさしい姿がますます脳裏に戻ってくるのでした。
秋山恵理菜は、野々宮希和子のことも、秋山丈博と秋山恵津子のことも、悪く思いたくありません。
とはいえ、野々宮希和子とのことはタブーだったため、ずっと苦悩し続けてきたのです。
こうした自分自身の経緯もあって、秋山恵理菜は、岸田孝史と不倫してできた子供への感情も、変わってきました。
かつては正直言って、あまりいい感情を持てなかったものの、現在では愛情で満ち溢れていたのです。
映画『八日目の蝉』感想
ジャンル的には、サスペンスに当てはめられるであろう、映画『八日目の蝉』。
しかしながら、中身は、犯罪者にさらわれた娘の、彼女と実の両親とのあいだでゆれていく心理を描くという、ヒューマンドラマといっていいでしょう。
野々宮希和子の行ったことは決して許されることではありません。
しかし、野々宮希和子への同情というよりも、秋山恵理菜への共感が、どんどん増していくのが実に不思議でしかたないですよね。
もしも、秋山恵理菜と野々宮希和子が本物の親子だったらと、思わずにはいられませんでした。
映画『八日目の蝉』視聴者の声
希和子は確かに誘拐犯です。
でも、原因を作ったのは不倫相手の恵理菜の父です。
父が不倫さえしなかったらこのような不幸を招くことはなかったのです。せめて希和子に子供を産むことを許していたら。
世の中にはこんなことはよくある話なのかもしれません。
不倫相手の家にいた子供たちにガソリンを散布し放火した事件もありました。それに比べたら希和子はずっとずっとマシです。
愛情深く育てたのですから。しかし、その逃避行は過酷でした。ついには宗教施設のような所へ行くしかなくなりました。
そこも追われ、その施設で知り合った人の親類がある小豆島へ身を寄せます。
田舎というのは排他的。特に島は難しい人も多く、よく馴染めたものだなぁと感心しました。
他に行くところがなかった希和子が必死に努力したからでしょうか?やがて新聞に写真が掲載されたことにより居場所がわかり、2人は引き離されます。そのシーンは涙無くしては観られません。
希和子と恵理菜は、実の親子以上の絆で結ばれていたのです。
その後、恵理菜の人生は狂います。
親子関係が上手くいかなくなったからです。そして、不倫ののち妊娠。育ての親、希和子と同じ道を歩み始めます。
不倫相手役は劇団ひとりさんでした。
ちょっとイメージが違います。井上真央さんとは合いません。
配役は他の人が良かったです。
出番は少ないけれど大切な役ですから。
果たして恵理菜は幸せになれたのでしょうか?それだけが気がかりです。【50代女性】
原作・映画共に数々の賞を受賞したことで話題となっていた作品で、非常に強い興味があったのですが、テーマの重さから見るまでに少し覚悟の必要だった作品です。
見てみた感想としては、非常に重いテーマを描いてはいるのですが、かなり繊細に丁寧な心情描写がされていて、胸が苦しくなりながらもしっとりと重く見ることが出来る作品でした。
誘拐の被害に遭った本人である主人公はとても淡々とした態度の人物であるのに対し、その母親の方が法廷で叫び声をあげたりしていたシーンは非常に印象的です。
そしてその言葉を向けられている相手もまた、用意された台詞を喋っているにすぎないといった心のない口調のあの場面は、テーマの割に激しい感情の動きの少ない映画の中で際立つ場面です。
そして現在、そんな娘との距離をうまく埋めることのできなかった実の母親が泣き崩れる場面は、その犯人と同じように心ここにあらずで他人のように母を見つめる娘という図式を思うと、非常に苦しい気持ちになる場面でした。
写真家のエピソードについては少し出来過ぎていたように感じますが、幼少期を共にした女性や、現在の交際相手、父親など、どの登場人物も非常に説得力のある人物像が確立されており、主人公が心が死んだかのような人物であるからこそ、いろんな人物の背景を考えずにいられない余白のある描き方でした。【30代女性】
すごく切ない話でした。
希和子には同情すべきところが多々あるし、子どもへの愛情も本物だったとは思います。
だけど、子供を誘拐された親かするとほんと悪魔です。
その後、両親のもとに戻った子どもが両親とうまくいかなかったのも、彼女のせいのところもあります。
そりゃあ、両親にも悪いところはあるし、もっと娘に向き合うべきなのでしょう。
でも、誘拐犯をあまりに美化するのはいかがなもんでしょうか。
幼児期は大変だし、イライラさせられることもたくさん起きます。
でも、まだお母さん大好き期だし、思春期とか反抗期とかとは違います。
そりゃあ、その時期ならね、手厚く育児できるわって思います。
ああ、私は愛されていたんだと子どもは感じて映画は終わっていましたが、本当の母親だってあなたを愛しているよと思いましたし、あなたの0歳から4歳をあなたと過ごしたかったはずだよと思いました。
もちろん希和子さんの気持ちもよくわかるし、薫ちゃんも幸せだったのでしょうが、なんかふに落ちない話でした。
本当の母親、父親と最初はギクシャクしていたけど、和解したという話のほうが好みです。
別に本当の家族を悪者みたいにしなくても希和子さんとの絆は描けたと思いました。【30代女性】
不倫相手である男性の妻が産んだ幼児を誘拐し、自分の子どもとして育てながら逃亡を繰り返す女性と、その誘拐犯を母親だと信じていた少女の成長した後の姿を描いた物語。
会社の上司である秋山丈博と不倫関係にあった野々宮希和子は丈博の子どもを身籠るも、今は離婚できないと言う丈博の言葉を信じ、堕胎の道を選んだことによって二度と子どもの産めない体となってしまいます。
そして希和子は丈博の妻、恵津子が産んだ子どもを衝動的に誘拐してしまいます。
「薫」という名前を付け、自身の子どもとして育てながら逃亡する希和子。
ですが希和子に捜査の手が迫り、4年後に逮捕されてしまいます。4年という長い年月を経て戻ってきた子どもを、自分たちの子どもだと思えず葛藤する丈博や恵津子。
そして次第にヒステリックになっていく恵津子たちに自分は一体誰なのか、自分の居場所はどこなのかと悩む恵里菜の姿に、涙が止まりません。
まだ幼児である恵里菜を誘拐して自分の子どもとして育てた希和子は確かに犯罪者ですが、歪んでいながらもそこには母性があったと思わせるような演出に、心が揺さぶられます。
希和子はまだ幼い子を誘拐した卑劣な犯罪者ですが、母親としての愛情を注ぎ、次第に成長した恵里菜もそのことに気付きます。
そして自身の過去と真っ直ぐに向き合っていく恵里菜の姿は、とても深くて考えさせられるような映画でした。【20代女性】
どの登場人物の気持ちも痛いほどわかる。
それがこの映画の魅力であり、苦しい部分でもありました。
森口さん扮する実の母は一見強そうですが、「家庭を守りたい、何とかして初めからやり直したい」という焦りと、焦れば焦るほど家族がバラバラになっていくことへの恐怖が、怒鳴ったり喚いたりする行動を起こさせたのでしょう。
精一杯守ろうとしてもポタポタとこぼれ落ちてしまうものへの、必死の抵抗だったのだと思います。
そんな母を冷めた目で見る娘と、気の弱いフリをしながら決して自らは悪者にならない夫。
半狂乱のような母・妻の存在は、同情しながらも疎ましく、正面から向き合いたくないという彼らの気持ちは十分に理解できました。
永作さん扮する養母(誘拐犯)は、授かった子どもを堕胎させたにも関わらず一切責任を取らずに逃げ帰った浮気男に翻弄され、失った命や幸せへの思いに逃げていきます。
自分を母と呼び全身全霊で頼ってくる子どもに、憎いはずの正妻の子であることも忘れて、ひたすら愛情を注ぎ「何でも見せてあげたい、経験させてあげたい」と、すべてを捧げる決意にまでなるのも、心の底から理解できます。
彼女が逮捕される瞬間、警察に伝えた言葉は、「その子まだはご飯を食べていません」でした。
どれほどこの子を愛してひとつひとつ大切に育ててきたか、すべてが伝わるこの一言を、切羽詰まった状況で叫ばせる。
本当にすごい作品だと思いました。
もう二度と会えない娘への万感を込めたこの叫びは、映画が終わってもずっと耳に残りました。
私にとって、ヒリヒリしながら溢れ出る愛情に涙した、心に残る作品のひとつになりました。【50代女性】
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