今回は、金融ネタで一世を風靡した、映画『闇金ウシジマくん Part2』を特集していきたいと思います。
真鍋昌平さんのコミック『闇金ウシジマくん』が原作です。
原作コミックは、2010年にはドラマ化され、2012年には映画第1弾が、2014年には第2弾の本作が、そして2016年には第3弾と第4弾が公開されるなど、あわただしいメディアミックスとなりました。
山田孝之さん、綾野剛さん、菅田将暉さん、窪田正孝さんといった豪華出演者たちの演技にもご期待ください。
それでは、あらすじを見ていきましょう。
映画『闇金ウシジマくん Part2』のネタバレあらすじ
あらすじ
丑嶋馨は闇金業者で、その日、ホストクラブに借金の取り立てをしていました。
そんななか、ヤンキーの加賀マサルは、暴走族の愛沢連合を率いている愛沢浩司のバイクを盗んでしまいます。
そしてすっかり落とし前をつけられることになった加賀マサルは、愛沢浩司を刺して、窮地に陥ってしまいました。
仕方なく、加賀マサルは、丑嶋馨の部下として働かざるを得ないことになります。
これを受け、愛沢浩司はなんとか、矛を収めました。
一方、加賀マサルは、丑嶋馨の闇金に勤務することとなります。
さて、フリーターの藤枝彩香は、ホストの神咲麗と出会い、次第に、ホストクラブにハマっていくことに。
こうして藤枝彩香は、神咲麗を支えていくことになるのでした。
ネタバレ
あわただしくなる神咲麗
そんななか、神咲麗を悲劇が襲うことになります。
なんと、神咲麗の母親が自殺してしまったのです。
その後、神咲麗は、丑嶋馨に向かって、借金を申し込むことに。
やがてホストとしてどんどん人気を集めていくことになる、神咲麗。
一方で、神咲麗を応援していた藤枝彩香は、蝦沼という日雇労働者によって、つけ回されていくようになりました。
でも、藤枝彩香はさらに神咲麗に夢中になっていき、蝦沼は嫉妬を禁じえません。
さて、丑嶋馨のところに、加賀マサルの母親のみどりが現れます。
みどりも丑嶋馨に取り立てられていて、加賀マサルは闇金を解雇されてしまいました。
一方、神咲麗は、藤枝彩香を利用して、ホストクラブ内で、どんどんのし上がっていくのです。
藤枝彩香の転落
藤枝彩香は、神咲麗にあまりにものめり込みすぎて、とうとう、みずからの身体を売るようになっていきます。
蝦沼からのストーキングもひどくなっていき、さらに、藤枝彩香はアダルトビデオに出演することに。
が、神咲麗は、そんな藤枝彩香の報酬によって、ついにホストクラブにおいてトップになったのでした。
一方、加賀マサルは、貸金業を始めていたものの、愛沢浩司によって、再び狙われていくことに。
柄崎によって救われた加賀マサルでしたが、顧客の情報を奪ったことで、多額の請求を受けてしまいます。
そこで加賀マサルは、愛沢浩司といっしょになって、丑嶋馨のお金を強奪することに決めました。
そして丑嶋馨の配下の高田と柄崎をさらって、ホテルに籠城し始めたのです。
愛沢浩司の悲劇
やがて加賀マサルと愛沢浩司は、高田と柄崎とともに、ホテルから出ます。
みんなは丑嶋馨のもとへ向かいました。
一方、丑嶋馨は、若琥会のヤクザの熊倉から、借金を申し込まれていました。
その額は300万円です。
すると、加賀マサルと愛沢浩司がやって来て、丑嶋馨を襲撃していきます。
ところが暗闇の中だったため、丑嶋馨ではなく、熊倉を殺してしまったのでした。
丑嶋馨はあらかじめ、情報をつかんでいた戌亥によって救われていたのです。
さて、愛沢浩司は、闇金のオーナーの犀原茜によって生命保険をかけられていて、車に飛び込むよう言われました。
自身の嫁も同じ目に遭いかけたため、愛沢浩司は、彼女を救うため、みずからが犠牲になってしまいます。
ラストの結末
ホストクラブでの仕事に忙殺されていく、神咲麗。
さて、藤枝彩香は、神咲麗の家にいたところ、そこに、蝦沼がやって来ます。
しかも蝦沼はバットを握っていて、不法侵入してきたのでした。
蝦沼は神咲麗を襲撃し、藤枝彩香も追い詰めていくことに。
が、借金の取り立てにやってきた丑嶋馨によって、やっつけられたのです。
その後、藤枝彩香はまた身体を売ってお金を稼がざるを得なくなりました。
神咲麗も商売道具の顔が蝦沼の暴行で台無しになったため、ホストを引退せざるを得なくなります。
自殺した母親の感傷に浸っていく、神咲麗。
そんななか、丑嶋馨は、高田と柄崎といっしょにいたところ、加賀マサルに襲撃されてしまいます。
が、加賀マサルの借金は膨らむ一方の状態で、丑嶋馨は取り立てに意欲を見せるのでした。
感想
以上が映画『闇金ウシジマくん Part2』のあらすじとなります。
闇金や借金のネタもおもしろい作品ですが、闇金の丑嶋馨をメインに、闇金業者、ホスト、身体を売る女など、登場人物たちもくせがあって、非常に興味深くなっています。
とくに、丑嶋馨が善人ではないのにかっこよく見えるのが、本作のポイント。
一度目にしたら、ハマってしまうのは間違いない世界だといえるでしょう。
この機会に、これまでのすべての作品を鑑賞してみてはいかがでしょうか。
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