女優・土屋太鳳さんのデビューのきっかけと、デビュー作・映画『トウキョウソナタ』についてまとめてみました。
健康的な美しさで大人気の女優、土屋太鳳さん。ドラマや映画への出演だけでなく、バラエティや『日本レコード大賞』の司会でも有名ですよね。
今回は、知られざる土屋太鳳さんのデビューのきっかけについて調べました。
きっかけは何と勘違い!?意外な事実と共に、デビュー作・映画『トウキョウソナタ』やプロフィールについても紹介していきたいと思います。
土屋太鳳の芸能界入りのきっかけは?
それでは、女優・土屋太鳳さんの芸能界入りのきっかけから見ていきましょう。
デビューのきっかけ
土屋太鳳さんのデビューのきっかけは、「オーディション」でした。
土屋太鳳さんが応募したオーディションは、2005年に開催された「スーパー・ヒロイン・オーディション ミス・フェニックス」でした。
「スーパー・ヒロイン・オーディション ミス・フェニックス」は、角川映画とソニーミュージックエンタテイメントが共同開催したオーディション。
グランプリは2007年公開予定の映画に主演起用され、さらに主題歌で歌手デビューする特典が発表されました。
応募総数は37,749人にも上り、土屋太鳳さんは「審査員特別賞」を受賞して芸能界入りします。
ちなみに、グランプリは現在も女優として活躍されている蓮佛美沙子さんでした。
さらに、あの歌手の西野カナさんも「スーパー・ヒロイン・オーディション ミス・フェニックス」出身者です。
このオーディションの受賞者は、新たに作られた芸能事務所ウエストサイド所属となりました。
ただ、このウエストサイドは、後にソニー・ミュージックアーティスツの子会社化を経て吸収合併され、現在はソニー・ミュージックアーティスツ内のウエストサイド制作部となっています。
そのため、現在の土屋太鳳さんのソニー・ミュージックアーティスツ所属の女優さんです。
土屋太鳳さんは、2017年8月18日に放送されたFM802のラジオ番組「ROCK KIDS 802」で、「スーパー・ヒロイン・オーディション ミス・フェニックス」の意外な秘話を明らかにしています。
何でも当時10歳だった土屋太鳳さんは、「スーパー・ヒロイン・オーディション ミス・フェニックス」の「フェニックス」の文字を見て、自分の名前「鳳」と同じだと思い、これは自分のことだと思ったそうです。
その時、土屋太鳳さんはちょうど演技に興味を持ち始めていた頃。このオーディションは何かの運命だろうと思い、すぐに応募したそうです。
ただ、この話にツッコミを入れる人も現れました。
というのも、土屋太鳳さんの名前に入っている伝説の鳥「鳳凰」は、古代中国の霊鳥。
一方、「フェニックス」は古代ギリシャ神話に登場する不死鳥のことで、厳密には異なる鳥を指すそうです。
まあ、細かいことは…とも思いますが、こうした天然エピソードも土屋太鳳さんらしいといったところでしょうか。
プロフィール
女優・土屋太鳳さんは、1995年生まれで東京都出身の25歳です。
秋田県出身の父親と、九州出身の両親の間に生まれました。
2歳年上の姉・炎伽(ほのか)さんと、2歳年下の弟・神葉(しんば)さんも芸能界で活躍されています。
珍しい名前「太鳳(たお)」の由来は、土屋太鳳さんがまだお腹の中にいたころにお母さんが見た予知夢でした。
その夢の中で、生まれたばかりの赤ちゃんが雲の上の寺子屋で机に座り、「2月3日生まれ 娘 太鳳」と書いていたのだそうです。
通院していた産婦人科は出生前に性別を教えない方針だったため、名前を決めるのにも苦労していたご両親。
ところが、予知夢通りに土屋太鳳さんは生まれました。
こんなことって、あるんですね。
芸能界入り後の土屋太鳳さんは、2007年にカプコンのゲームソフト『WE LOVE GOLF!』のCMでデビューしました。
ローティーン女子向けファッション誌『Hana* chu→』モデルを経て、10代から女優としてドラマや映画で大活躍。
NHK朝ドラ『まれ』(2015年上半期)ではヒロインに抜擢されるなど、知名度と評価を得ていきました。
2020年は、映画『大怪獣のあとしまつ』と主演作映画『フード・ラック!食運』が公開予定。
さらに、2021年にも主演作映画『哀愁しんでれら』が公開予定となっています。
デビュー作は映画「トウキョウソナタ」
続いては、土屋太鳳さんの女優デビュー作・映画『トウキョウソナタ』について見ていきましょう。
- 2008年に公開された、日本・オランダ・香港の合作映画
- 『アカルイミライ』、『ドッペルゲンガー』で知られる黒沢清監督作品
- 主演は香川照之さん
- 共演に小泉今日子さん、役所広司さん、井川遥さん、アンジャッシュ・児嶋一哉さんら
- 土屋太鳳さんが演じたのは「黒須美佳」役(公開当時は中学2年生の13歳)
土屋太鳳さんの女優デビュー作は、2008年に公開された黒沢清監督作品『トウキョウソナタ』でした。
香川照之さん演じる主人公の佐々木竜平は、勤めていた会社を解雇されますが、そのことを家族には言えないままでいました。
竜平の長男・貴(小柳友さん)は、アメリカ軍の国外志願兵に応募し、妻・恵(小泉今日子さん)のサインだけをもらって家を後に。
さらに次男・健二は両親に内緒で給食費を使ってピアノを習っていました。
健二にはピアノの才能があり、竜平はピアノの先生(井川遥さん)から音楽学校への進学を打診されます。
しかし、リストラにあったばかりの竜平にそんな余裕はありません。
そんな時、自宅に強盗(役所広司さん)が押し入り、妻の恵が、連れ去られるのでした。
『トウキョウソナタ』で土屋太鳳さんが演じたのは、「黒須美佳」役です。
黒須美佳は、主人公の佐々木竜平が職探し中に再会する、高校時代の同級生・黒須(津田寛治さん)の中学生の娘という役どころです。
公開当時の土屋太鳳さんは、中学2年生の13歳でした。
今見ると大人っぽく、高校生にも見えます。
当時から大人っぽい美少女と注目されていた、土屋太鳳さん。
2011年に出演した深夜ドラマ『鈴木先生』(テレビ東京)でも、その美少女ぶりが話題になったほどです。
ファンの方はぜひ、当時の土屋太鳳さんを映画『トウキョウソナタ』でご覧になって下さい。
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まとめ
- 土屋太鳳さんは、1995年生まれで東京都出身の25歳
- 10歳で応募した「スーパー・ヒロイン・オーディション ミス・フェニックス」で審査員特別賞を受賞し芸能界入り
- 応募の理由は、オーディション名の中の「フェニックス」と自分の名前が同じだと思い運命を感じたため
- 女優デビュー作は2008年に公開された映画『トウキョウソナタ』
- 黒沢清監督作品で主演は香川照之さん
- 土屋太鳳さんが演じたのは「黒須美佳」役(公開当時中学2年生の13歳)
以上、今回は女優・土屋太鳳さんの芸能界入りのきっかけと、デビュー作・映画『トウキョウソナタ』についてまとめました。
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