言わずと知れた、日本を代表する映画シリーズである、『男はつらいよ』シリーズ。
そんな『男はつらいよ』シリーズのなかから、最新作である映画『男はつらいよ お帰り寅さん』は
20年以上前に亡くなった車寅次郎役の渥美清さんがよみがえることでも、非常に注目の本作。
今回の記事では、映画『男はつらいよ お帰り寅さん』のフル動画を無料視聴する方法や作品についてご紹介いたします。
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男はつらいよ お帰り寅さんのフル動画配信まとめ
映画『男はつらいよ お帰り寅さん』作品情報
小説家の満男は中学3年生の娘とふたり暮らし。妻の七回忌の法要で柴又の実家を久々に訪れた満男は、母・さくら、父・博、昔から付き合いのある人々と昔話に花を咲かせた。そんなある日、書店でサイン会を行った満男は、初恋の人・イズミと偶然再会する。
出典:U-NEXT
キャスト
- (車寅次郎)渥美清
- (諏訪さくら)倍賞千恵子
- (諏訪満男)吉岡秀隆
- (イズミ・ブルーナ(及川泉))後藤久美子
- (諏訪博)前田吟
- (高野節子)池脇千鶴
- (原礼子)夏木マリ
- (リリー)浅丘ルリ子
- (朱美)美保純
- (源公)佐藤蛾次郎
スタッフ
- 監督 山田洋次
- 原作 山田洋次
- 音楽 山本直純、山本純ノ介
- 脚本 山田洋次、朝原雄三
映画『男はつらいよ お帰り寅さん』ネタバレあらすじ
車寅次郎の甥の諏訪満男は、昔、好きだった及川泉に会いますが、それは夢で、娘の諏訪ユリに起こされます。
すっかり中年になった諏訪満男は脱サラして小説家として生計を立てていました。
嫁を亡くして、諏訪ユリと父娘2人で暮らしていたのです。
さて、諏訪満男は、編集者の高野節子に、サイン会をやらないかと持ち掛けられるものの、恥ずかしいので辞退することに。
やがて、諏訪満男の嫁の法要が行われ、諏訪ユリ、父親の諏訪博、母親の諏訪さくら、舅の窪田、御前様など、一族がそろいました。
そんななか、諏訪満男は、伯父である車寅次郎のことを思い出します。
諏訪博と諏訪さくらの縁組に一役買ったのが車寅次郎だったのです。
諏訪満男は、周囲から再婚をすすめられるものの、これに消極的でした。
諏訪満男とイズミ・ブルーナの再会
一族がみんなそろって、諏訪満男は、車寅次郎も含め、子供のころから自分のまわりはいつも親族が多かったと懐かしみます。
そして諏訪満男は車寅次郎とのやりとりを思い出していくことに。
一方、諏訪さくらは、及川泉のことを想います。
実は、及川泉は国際結婚によって、イズミ・ブルーナとなっていたのでした。
さて、諏訪満男は結局、サイン会をやることに。
すると、サイン会になんと、イズミ・ブルーナが現れ、サインを求めたのです。
このようにして、再会した、諏訪満男とイズミ・ブルーナ。
その後、イズミ・ブルーナは、諏訪満男を、車寅次郎が恋していたリリーのジャズ喫茶に誘いました。
2人はたがいの近況を話していきますが、諏訪満男は嫁を亡くしたことが言えません。
諏訪満男とイズミ・ブルーナの交流
イズミ・ブルーナは、リリーに、車寅次郎と結婚しなかった理由を尋ねます。
リリーは実は、車寅次郎から、諏訪さくらを通して求婚されていたと話しました。
さて、諏訪満男は、イズミ・ブルーナを実家に泊めます。
諏訪博も諏訪さくらも大歓迎でした。
諏訪満男が帰宅すると、高野節子が諏訪ユリに英語を教えています。
その後、諏訪満男は、車寅次郎との旅行を思い出して、恋愛でアドバイスを受けたことを懐かしく思いました。
やがて諏訪満男は、イズミ・ブルーナとの約束で、彼女を福祉施設に入っている父親の及川一男のもとへ連れていくことに。
イズミ・ブルーナは、諏訪満男の家族をうらやましがっていました。
実は、イズミ・ブルーナは、両親と不仲だったのです。
イズミ・ブルーナの家族関係
及川一男は、離婚した原礼子と関係が悪く、イズミ・ブルーナにいっしょにいてほしいと望みますが、彼女は国際結婚していたため、無理でした。
一方、諏訪満男の実家で留守番していた諏訪ユリは、タコ社長の娘の朱美の息子の浩介と遊びます。
諏訪満男は、イズミ・ブルーナと原礼子とともに福祉施設を出ます。
ところが、及川一男の世話をどちらがするかについて、イズミ・ブルーナと原礼子は親子喧嘩に発展してしまうことに。
原礼子はあまりの怒りに車から降りて帰ってしまいました。
イズミ・ブルーナは結局、原礼子に謝りに向かいます。
諏訪満男は、次の日、本当はまだいっしょにいたかったものの、海外に帰るイズミ・ブルーナを空港に送迎しました。
映画『男はつらいよ お帰り寅さん』ラストの結末
諏訪満男は、及川一男の問題で協力すると、イズミ・ブルーナに誓いました。
一方、イズミ・ブルーナは、次に会うときは、諏訪満男の嫁に会いたいといいます。
諏訪満男は、嫁の死を初めて説明しますが、イズミ・ブルーナは、彼が自分への影響を考えていたことをよく思い、彼にキスしました。
イズミ・ブルーナを見送ると、諏訪満男は、彼女が滞在していたあいだ、諏訪ユリが寂しがっていたことを、その言葉から知ります。
諏訪満男は、新作の小説のタイトルを『お帰り 寅さん』にしました。
小説は、車寅次郎が美人な嫁を貰って帰宅するという設定です。
そして諏訪満男は、かつて車寅次郎から、困ったらいつでも呼ぶよう言われたことを思い出すのでした。
映画『男はつらいよ お帰り寅さん』感想
映画『男はつらいよ お帰り 寅さん』は、渥美清さんが健在だったころと変わらない傑作でしたね。
長年、『男はつらいよ』シリーズを観てきた方でなくても、じゅうぶん楽しめる内容になっています。
それにしましても、劇中では、メインキャラクターこそ、もっぱら諏訪満男となってはいますが、主人公はやはり車寅次郎なのだということを痛感させられました。
今後も引き続き、映画『男はつらいよ』の新作が公開されることがあればいいですね。
映画『男はつらいよ お帰り寅さん』視聴者の声
満男が小説家になっており、びっくりしました。
でも、子どもの頃から旅から帰ってくるおじさんがいて、家にマドンナがやってくるみたいな生活をしてきたから、小説も書けるかもしれないなと妙に納得しました。
今回の話は満男が寅さんのことを思い出しながら、再会した泉ちゃんのことなんかで悩むという話です。
回想シーンでいろんな寅さんに出会え、とてもうれしかったです。
寅さんが満男にいいことを言う場面なんかもあり、そうそう実は寅さんには名言が多いんだよとしみじみしました。
「なんで人は生きるのか」に対する答えなんて、ものすごく心に響きます。
現代パートでは、大人になっても満男は変わらないなって感じでよかったです。
優しいし、なんの見返りも求めずついてきてくれるし、でも優柔不断な感じが寅さんシリーズ後半の大学生くらいの満男と一緒でした。
さくらさんや博さん、あけみちゃんなんかも出てきますが皆さん変わらずで懐かしい気持ちになりました。
そして、もちろんリリーさんも登場します。
リリーさんが寅さんのことを語るのはとても切ないですね。
寅さんが好きな人にはたまらない作品だと思います。
回想シーンも多いけど、それに使われている元映画を見てなくてもわかるようになっているので、寅さん初心者にもぜひ見て欲しい作品です。【40代女性】
今回は満男が主役です。
満男は寅さんシリーズの後半は主役みたいな役回りをしていて、寅さんに似ているなあというところが多々ありました。
今回は、満男も中年になったし、サラリーマンでもなくなったしで、ますます寅さんに似てきたなという感じです。
映画は彼が寅さんのことを思い出しながら、泉ちゃんと再会する話で、昔の名場面が次々、回想として流れます。
こうしてみると、やっぱり寅さんは面白かったなと改めて思いました。
寅さんのアリアと言われた、寅さんの長い一人語りもすごくいいです。
また、寅さんと家族たちのケンカも、仲がいいからこそです。
そして、今回、やっぱり流れたメロン騒動の話は、すごくよかったです。
てか、この騒動は寅さんは全く悪くないと思います。
だって、あのメロンは寅さんがもらったメロンなのですから。
あと、実は寅さんは結構いいことを言っていて、満男は彼にいろいろ教えられていたんだなと改めて気づきました。
満男の話も切なかったです。
泉ちゃんと満男には寅さんとリリーさんがかなえられなかった夢をかなえてほしい気もしますが、うまくいかないのが満男って気もします。
彼が寅さんに会いたくなる気持ちもわかります。
彼が、新たに描いた小説は、私も読みたいなと思いました。
寅さんに、お帰りと言いたい人におすすめの、寅さん愛にあふれた作品でした。【30代女性】
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