2020年1月17日、映画『太陽の家』が公開されましたね。
本作は、少々熱い男が主人公である人間ドラマとなっていました。
この概要だけを見れば、そこまでインパクトはないかもしれません。
しかし、ここで特筆しておきたいのは、映画『太陽の家』の主演が、あの長渕剛さんだったということ。
ちなみに、長渕剛さんはシンガーソングライターとして有名ですが、実は、映画経験ゼロというわけではありません。
1999年に公開された映画『英二』に出演しており、それから約20年ぶりの登場だったのですね。
それではさっそく、そんな映画『太陽の家』のあらすじを見ていきましょう。
映画『太陽の家』のネタバレあらすじ
あらすじ
主人公は川崎信吾という男性です。
川崎信吾は、大工の棟梁として生計を立てていました。
しかし、川崎信吾は、どこにでもいるようなふつうの大工とは異なりました。
とにかくそのレベルが、もはや、神業と称してもいいくらい、圧倒的にすぐれていたからです。
川崎信吾は、いつもはいたって怖そうなオーラも漂わせている男性でした。
そして実際、やんちゃなところも持ち合わせていたのです。
しかしながら、それはあくまでも、仕事以外での話。
大工の顔になった川崎信吾は、いたって職人特有の空気をまとって、その能力をいかんなく発揮していくのでした。
そんな川崎信吾には、最愛の家族として、嫁である川崎美沙希と、娘である川崎柑奈がいました。
ネタバレ
池田芽衣との出会い
川崎美沙希はしっかりとした感じの女性で、理想的な嫁、そして母親です。
一方、川崎柑奈は思春期に入っていたため、ちょっと扱いにくい一面も。
とはいえ、川崎信吾は、このように、嫁や娘に囲まれて、いたって幸せに過ごしていました。
もっとも、川崎信吾には、少し困った点もあったのです。
それは、自分のタイプである女性に対しては、めっぽう弱いというもの。
そんななか、川崎信吾が、弟子の河井高史たちといっしょになって、大工として精力的に働いていたところ、1人の女性がたまたま彼の目の前を通っていきました。
女性は、池田芽衣といって、保険会社にて営業担当として働いていたのです。
そんな池田芽衣のことが気になっていく、川崎信吾。
池田龍生への想い
てっきり、川崎信吾は、池田芽衣には、旦那も子供もいなくて、独身であると思っていました。
しかし、池田芽衣は、旦那はいなかったものの、子供がいたのです。
池田芽衣は、シングルマザーとして、1人息子である池田龍生を育てていたというわけでした。
そのことを知った川崎信吾は、これまでずっと父親がいない家庭で生きてきた池田龍生のことが、なにかと気になり出すことに。
そこで、生まれつき熱血漢である川崎信吾は、おせっかいを焼きはじめ、池田龍生を1人前の男性にしようと奮闘していくのです。
最初こそ、池田龍生に対して、なかば強引にかまっていた、川崎信吾。
そして、そんな川崎信吾に対して、池田龍生は、かんたんには親しみを覚えることができません。
まさかのライバル
ところが、徐々に、川崎信吾と池田龍生のあいだには、信頼関係が生まれていくことに。
やがて、池田芽衣と池田龍生にすっかり感情移入した川崎信吾は、あることを計画します。
それはなんと、池田芽衣と池田龍生のために、大工として、みずから家を建ててやろうという、壮大なものだったのでした。
一方で、川崎美沙希、川崎柑奈、河井高史らは、川崎信吾を怪訝な目で見ていくことに。
ところが、そんななか、川崎信吾はとんでもない危機に直面することになります。
なんと、いきなり、自分は池田龍生の実の父親であると称する男性が登場したのでした。
はたして、池田芽衣と池田龍生のことを想う川崎信吾は、これにどのように対応していくというのでしょうか…?
ラストの結末
このように、映画『太陽の家』は、想像以上に熱すぎる展開になっていました。
いくらフィクションとはいえ、ここまですごいおせっかいもありませんから、もはや壮観ですよね。
とはいえ、池田芽衣と池田龍生にとって、川崎信吾が、とても力強い存在であることは間違いありません。
それだけに、川崎信吾は、池田龍生の実の父親であると称する男性の登場に対し、どのように振る舞っていくのかが注目となるでしょう。
あくまでも父親代わりとして接していくのか、それとも、逆に、池田龍生のためを想って身を引くのか、なかなか想像がつきませんよね。
いったい、映画『太陽の家』がどのような結末を迎えることになるのかは、ぜひ、実際に作品を鑑賞してお楽しみください。
感想
ストーリーもおもしろそうな映画『太陽の家』ですが、やはりなんといいましても、見どころの最たるものは、そのキャストでしょう。
川崎信吾役を演じるのが長渕剛さんであることは申しました。
ところが、まだまだほかにも、川崎美沙希役は飯島直子さん、池田芽衣役は広末涼子さん、さらに、河井高史役は瑛太さんといったぐあいです。
見逃すのはあまりにももったいなさすぎる布陣ですから、この機会にしっかり目を通しておきましょう。
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