今回は、ベテラン演技派俳優・堺雅人さんのデビューのきっかけと、デビュー作についてまとめてみました。
ドラマや映画だけでなく、テレビCMにも出演されている堺雅人さん。
奥さんの菅野美穂さんとの間にお子さんも生まれ、公私共に充実した生活を送られています。
そんな堺雅人さんのデビューのきっかけについて見ていきましょう。
堺雅人の芸能界入りのきっかけは?
なんと、名門・早稲田大学に在籍されていたようです。
実は、堺雅人さんは高校時代、通商産業省の官僚を目指していたそうなのですが、第一志望であった国立大学の受験に失敗してしまったそうです。
そして、記念受験のつもりで受けた早稲田第一文学部になんと合格。
早稲田大学に入学後は、官僚を諦めて、俳優を志すようになったようです。
大学では劇団「東京オレンジ」の旗揚げに参加し、同劇団の看板俳優として活躍したそうです。
「早稲田のプリンス」とも呼ばれ、女性から大人気だったようです。
今は大人の魅力がある俳優さんですが、若い頃はまた違った魅力があったのかもしれませんね。
それからも、堺雅人さんは俳優業に力を入れ、精力的に活動を続けていきました。
その結果、1994年には、俳優業を優先するために、なんと早稲田大学を中退してしまうのです。
しかも、中退することは家族には事後報告だったようで、大激怒した家族と絶縁状態になってしまったそうです。
1995年頃からテレビドラマでの仕事が増え、活動の場を広げていきました。
そして、1998年に演劇研究会を辞め、芸能プロダクションに所属したようです。
この大学を中退してからデビューまでの5~6年間は厳しい苦労の毎日でした。
実家とも絶縁状態だったため、金銭的にも困り、道端の雑草を口にしたこともあったそうです。
今でこそ、誰もが知るベテラン俳優ですが、こんな下積みの時代もあったのだなんて驚きですね。
ちなみに、2000年にNHKドラマ「オードリー」に出演してからは、アルバイトを辞めて俳優業だけで食べていけるようになったそうで、ようやく勘当も解けて実家に帰れるようになったそうです。
堺雅人のデビュー作はショートドラマ「ハートにS 休刊日」
数々の映画やドラマに出演されている堺雅人さん。
ドラマ「半沢直樹」や、大河ドラマ「真田丸」が代表作に挙げられます。
ドラマ「半沢直樹」は、平均視聴率28.7%、最終回の視聴率はなんと42.2%という驚異の数字を叩き出しています。
ドラマ内でのセリフ「倍返しだ!」は、その年の流行語大賞にもなりましたね。
そんな視聴率俳優・堺雅人さんのデビュー作はショートドラマの「ハートにS 休刊日」という作品でした。
- 「ハートにS」は1995年にフジテレビで放送された深夜テレビドラマ
- ありふれた日常生活を描くショートドラマ
- 各回数話のエピソードで構成され、それぞれがエンディングで一つにまとまる形式を取るオムニバスドラマ
- 1994年12月に『ハートにS X’Masスペシャル』として4日連続で放送された。
- スペシャル放送の評判が良く、翌年4月から9月まで毎週放送された。
「ハートにS」というオムニバス作品の中の「休刊日」という作品に出演されていたそうです。
オムニバス形式のドラマだなんて、なかなか珍しいですね。
しかも、それぞれの回のエピソードがエンディングで一つにまとまるなんて、伏線回収のようで面白そうです。
ただ、DVD等の発売はされていないようです。
20年以上前の深夜ドラマですので観ることは困難かもしれません。
気になる方は、ぜひ調べてみてください。
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まとめ
- 堺雅人さんは宮崎県出身の46歳
- 大学を中退してから5~6年間の下積みを経験し、芸能界入りを果たした
- デビュー作はショートドラマ『ハートにS「休刊日」』
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