2016年に公開された映画『殿 利息でござる』。
原作は、磯田道史の評伝「穀田屋十三郎」で、吉岡宿という村を案じている、造り酒屋の穀田屋十三郎という男を主人公にした時代劇となっています。
主演は阿部サダヲで、その他のキャストは、瑛太、山本舞香、妻夫木聡、竹内結子、寺脇康文、千葉雄大、西村雅彦、松田龍平、重岡大毅など。
しかし、おどろくべきことに、あの羽生結弦さんまで出演していたのでした。
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映画『殿、利息でござる!』作品情報
仙台藩による重い年貢により、破産と夜逃げが相次ぐ宿場町の吉岡宿。町の将来を案ずる十三郎は、篤平治から宿場復興のための秘策を知らされる。それは藩に大金を貸し付けて利息を巻き上げるというもので、十三郎たちは打ち首覚悟で策を進めようとするが…。
出典:U-NEXT
キャスト
- (穀田屋十三郎)阿部サダヲ
- (菅原屋篤平治)瑛太
- (遠藤幾右衛門)寺脇康文
- (穀田屋十兵衛)きたろう
- (千坂仲内)千葉雄大
- (早坂屋新四郎)橋本一郎
- (穀田屋善八)中本賢
- (遠藤寿内)西村雅彦
- (橋本権右衛門)堀部圭亮
- (八島伝之助)斎藤歩
- (穀田屋音右衛門)重岡大毅
スタッフ
- 監督 中村義洋
- 原作 磯田道史
- 音楽 安川午朗
- 脚本 中村義洋、鈴木謙一
映画『殿、利息でござる!』ネタバレあらすじ
江戸時代の仙台藩に、吉岡宿という宿場町がありました。
他の宿場町がそうであるように、吉岡宿でも、仙台藩の武士を次の宿場へ行かせることを任務としていたのです。
しかし、このことで吉岡宿へのプレッシャーはそうとうなものとなり、逃げてしまう人も少なくありません。
そんななか、造り酒屋を営む穀田屋十三郎は、吉岡宿のことを直訴しようとするものの、菅原屋篤平治に制止されました。
菅原屋篤平治は、吉岡宿を救うためには、みんなががんばるしかないというドライな考えです。
穀田屋十三郎の弟である浅野屋甚内は、金に汚いと評判の男で、彼のことを話していた穀田屋十三郎と菅原屋篤平治。
やがて菅原屋篤平治は、お上に金を貸して、利息で吉岡宿へのプレッシャーを抑えられないかと考えます。
進行していく利息計画
穀田屋十三郎はこの案に本気になっていき、叔父の穀田屋十兵衛といっしょになって、菅原屋篤平治に会って、話を持ち掛けます。
ところが、菅原屋篤平治は、正直なところ、自分につけが回ってくることを危惧し、及び腰。
そこで、吉岡宿をしきっている肝煎に伺うことになりました。
肝煎は案外、この話に素直に乗ってくれたため、さらに格上の大肝煎に伺いを立てたところ、やはり、穀田屋十三郎、菅原屋篤平治、肝煎に理解を示したのです。
仙台藩主・伊達重村の浪費で財政が悪化していた、仙台藩。
一方、仙台藩の財政を担う萱場杢は、借金が何よりも嫌いなのでした。
さて、吉岡宿では、さまざまな人々がみんなの計画に賛同して、お金を出してくれるようになり始めます。
浅野屋甚内の素顔
やがて浅野屋甚内がお金を出すと言い出します。
兄の穀田屋十三郎より倍も多いお金を出すと言い出したため、穀田屋十三郎は、すっかり機嫌を害してしまいました。
なんとかお金は集まって、代官の橋本権右衛門を経由して、萱場杢に嘆願がされますが、結局、応じてはもらえなかったのです。
これを受けて、協力的だった大肝煎は、一転して、再度の嘆願には消極的に。
さて、お金で評判の悪かった浅野屋甚内の意外な一面が明らかになりました。
吉岡宿のために、ずっと貯めていたお金を使おうとしていたというのです。
それも、穀田屋十三郎と浅野屋甚内の実父である先代浅野屋甚内の時代から貯金し続けていたのでした。
この話を菅原屋篤平治は、大肝煎に向かって聞かせていくのです。
献身的な浅野屋甚内
菅原屋篤平治の話を聞いていた穀田屋十三郎は、浅野屋甚内が、自分の眼が悪いせいで、代わりに穀田屋十三郎が養子に行くことになったのを申し訳なく思っていたと知ります。
やがて大肝煎は、橋本権右衛門にまた嘆願をし、拒否しようとした橋本権右衛門でしたが、浅野屋甚内のエピソードに感銘を受け、受諾しました。
さらに萱場杢も今度は受け入れてくれました。
が、あくまで金の小判によって支払えとのこと。
もっとも、あいにく、吉岡宿では、金の小判によって支払おうとした場合、額が不足していたのです。
すると、浅野屋甚内は、みずからの家業を投げうって、お金をかき集めてくれたのでした。
さらに、父親である穀田屋十三郎にずっと反感を抱いていた穀田屋音右衛門も、おなじように協力してくれたのです。
映画『殿、利息でござる!』ラストの結末
金の小判を支払った者たちは、仙台藩から褒美を受けることに。
もっとも、そうとうな額を負担した肝心の浅野屋甚内は、先代浅野屋甚内の教えを守って、褒美を辞退します。
浅野屋甚内はあくまで、宿場に回したいと思っていたのでした。
すると、そこになんと、伊達重村が現れ、家業をやめないよう命じたのです。
この後、浅野屋甚内は商売繁盛となって、吉岡宿も活気づいていったのです。
浅野屋甚内がお金を吉岡宿の発展のために使って、さらに、茶師である菅原屋篤平治のお茶も売れていったからでした。
その後、吉岡宿には、仙台藩から利息が支払われていき、プレッシャーは減少します。
そして穀田屋十三郎は、自分のしたことを語らぬよう遺言し、その生涯を終えました。
映画『殿、利息でござる!』感想
映画『殿 利息でござる』は、ふつうの時代劇とは異なった、独特のストーリーでしたね。
もっとも、それゆえに大変、心が温まるものとなりました。
穀田屋十三郎や菅原屋篤平治の活躍もさることながら、なんといいましても、浅野屋甚内の尽力はとても大きいものがありましたからね。
ラストで伊達重村が現れるというサプライズも見事で、最後まで見ごたえのある作品でした。
時代劇が苦手な人でも楽しめるでしょうから、おすすめしておきたいと思います。
映画『殿、利息でござる!』視聴者の声
思ったよりも感動的な話でした。
町のためにみんなで知恵を出しあってというところがいいです。
やはり頭も大事なんだなというのがよくわかります。
キャスティングもすごくよくて、阿部サダヲさん、瑛太さん、妻夫木聡さんなどほんといい役者がせいぞろいでした。
そんな中、殿様役にはまさかのあの人がってのがよかったです。
ああ ぽい、ぽいと思いました。
あれはいいサプライズですね。
どこがよかったかと言われると、やはり妻夫木さん演じる浅野屋さんですよね。
こういう悪いやつぽかったけど実は…て展開ってよくある話だけど、やはりエモいです。
妻夫木さんは悪い人の役もいい人の役もするから、まあ今回は嫌なやつなのかなと思ってて、彼の本心がわかったとき、何?めっちゃいいやつじゃんとテンションが上がりました。
これは実話だと最初にテロップが出ました。
こういうのを見るたび、ああ私って本当に日本史を知らないなと思います。
どこまでが本当のことがよくわからなかったけど、こういうことが実際にあっただなんてすごいなと思いました。
また、いろいろ勉強したいです。
それから見るとまた違った風に見えるかもしれませんね。
なかなか難しい話だけど、それでもおもしろかったです。【30代女性】
阿部サダヲさん主演で面白くない映画はありません。
ナレーションの濱田岳さんいつ出てきてくれるか楽しみにしていましたが、出てきませんでした。
兄、町のことを考える阿部サダヲさん演じる穀田屋十三郎役が悩みに悩んで瑛太さん演じる菅原屋篤平治役の「利息でござる」という案に乗っかってみんなで村を守ろうとします。
菅原屋はできればやりたくないのですが、みんながどんどん乗っかってきます。最後の方には俄然やる気になっている菅原屋の熱っぽい演技好きです。
自分の儲けにはならないし、首を切られるかも知らないと聞いた時の穀田屋十兵衛役のきたろうさんの「そうなの?」という演技、好きです。
西村雅彦さん演じる遠藤寿内が儲け話でないなら手を引くと言ったけれど、やはり名誉のためにやろうと言ったすぐ後に、千葉雄大演じる大肝煎の千坂仲内役が誰がやったか言わず、末席に座る、神社仏閣への寄付も匿名でなど、約束守りましょうと言われ、渋々応じていく寿内が面白かったです。
銭奴の浅野屋甚内役の妻夫木聡さんは眼が見えていない人が眼が見えているという演技をしているという演技をしていて、微妙で難しかったろうなと思いました。
仙台藩の出入司萱場杢役の松田龍平さんの感情を表に出さない演技、迫力がありました。
色々とどんでん返しのある映画ですが、なんと言っても殿役の羽生結弦さんが最後に登場したのには驚きました。
なんとちょんまげの似合う、美男子か。流石世界を相手にしている人は違うなと思いました。
むかしむかしにご先祖様が守ってくれた命が今私が受け継いでいるんだなと思え、感動しました。【30代女性】
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