映画『ランボー 最後の戦場』は2008年に公開されたシリーズ第4作。
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映画『ランボー 最後の戦場』作品情報
第3作『ランボー3/怒りのアフガン』以来20年ぶりのシリーズ最新作ということもあり、ファンから期待を持って受け入れられました。
とはいえ、主演のシルベスター・スタローンは映画公開時で62歳。
アクションシーンが、気になりますよね。
タイのジャングルで暮らすランボーはNGOの一団をミャンマーに送り届ける。彼らは軍事政権の弾圧を受けている人々の支援に来たのだが、数日後、軍に拘束されてしまう。知らせを受けたランボーは救出に派遣された部隊と共に再びミャンマーに向かう…。
出典:U-NEXT
キャスト
- (ジョン・ランボー)シルヴェスター・スタローン
- (サラ・ミラー)ジュリー・ベンツ
- (マイケル・バーネット医師)ポール・シュルツ
- (スクール・ボーイ)マシュー・マースデン
- (ルイス)グレアム・マクタヴィッシュ
- (ディアス)レイ・ガジェゴス
- (エン・ジョー)ティム・カン
- (リース)ジェイク・ラ・ボッツ
- マウン・マウン・キン
- (アーサー・マーシュ)ケン・ハワード
スタッフ
- 監督 シルヴェスター・スタローン
- 音楽 ブライアン・タイラー
- 脚本 シルヴェスター・スタローン、アート・モンテラステリ
- 製作 アヴィ・ラーナー、ケヴィン・キング・テンプルトン、ジョン・トンプソン
映画『ランボー 最後の戦場』ネタバレあらすじ
ベトナム帰還兵のジョン・ランボー(シルベスター・スタローン)は、タイでひっそりと静かに暮らしていました。
ある日、NGOボランティア団体がランボーの元を訪れ、道案内をして欲しいと依頼します。
このボランティア団体は、ミャンマーで迫害を受けているカレン族を支援していました。
はじめランボーはこの依頼を断ったものの、ボランティア団体のサラ・ミラー(ジュリー・ベンツ)から説得され、快諾します。
ランボーはサラたちを送り届けますが、彼らがミャンマー軍に拉致されたことを知ります。
ミャンマー軍には正義などなく、残酷かつ非道な連中です。
怒りに燃えたランボーは再び銃を手に取り、背を向けていた”一人だけの戦争”を始めるのでした。
タイの秘境で暮らしていたランボー
ジョン・ランボーは、ミャンマーとの国境地帯にあるタイ北部の秘境で暮らしていました。
ヘビ狩りやボートでの運搬で生計を立て、ひっそりと静かに暮らしていたのです。
ただ、ランボーには暗い過去がありました。
彼はベトナム帰還兵で、特殊部隊グリーンベレーに所属した元軍人です。
ベトナム戦争では優秀な軍人として苛酷な任務に就くものの、アメリカ帰還後はPTSDに苦しめられました。
その後も、かつての上官の頼みから、何度も戦争に身を投じてきたランボー(シリーズの過去作です)。
戦争の悲惨さ残酷さ、政治や軍隊の不条理と矛盾。
そうしたものがランボーを深く傷つけ、彼は静かに暮らすことを選んでいたのです。
そんなある日、アメリカから来たキリスト教系NGOボランティア団体が、ランボーを訪ねてきました。
彼らは、タイの隣国ミャンマーでひどい迫害を受けている、少数民族カレン族を支援しているといいます。
ボランティア団体はカレン族に医療品といった支援物資を届けるため、ランボーに道案内を依頼してきました。
ランボーは、これを断ります。
ミャンマーは内戦が激化しており、とても危険です。
そして、ランボーは戦争から離れて暮らしたかったのです。
しかし、ボランティア団体の一員であるサラの熱心な説得により、ランボーは道案内をすることにしました。
ミャンマー軍事政権の蛮行
ミャンマー軍事政権の蛮行は、人道に反するものでした。
彼らは北部に住む少数民族のカレン族を執拗に迫害し、苦しめ続けています。
カレン族の土地、財産、糧となる天然資源を力づくで奪い取り、自分たちのものとしていました。
さらに、カレン族を無慈悲にも虐殺し、彼らの命を弄んで楽しんでいるのです。
犠牲となるのは男だけではなく、女性や子供たちまで。
陸軍大佐・ティントに率いられたミャンマー軍は、血も涙もない凶悪な集団です。
一方、道案内を引き受けたランボーは、問題なくボランティア団体のメンバーを無事ミャンマーに送り届けました。それから数日後のこと。
ボランティア団体が着いたたカレン族の村が、ミャンマー軍によって襲撃されたというのです。
そして、ボランティア団体のメンバーはミャンマー軍に拉致されたとの知らせがランボーの耳にも入りました。
ボランティア団体のメンバー救出のため、ルイス(グレアム・マクタビッシュ)ら5人の傭兵集団が雇われます。
ランボーは、この傭兵集団の道案内を自ら買って出ました。
これまで戦争に背を向けていたランボー。
しかし、もうミャンマー軍の蛮行に目をつむっているわけにはいられません。
ナイフを研ぐランボーの頭の中で、かつての上官の言葉が響きます。
「お前は本質的に戦闘マシーンだ」
ランボーはボランティア団体のメンバーを助けるため、再び戦争に身を投じる決心をしていたのです。
ミャンマー軍に立ち向かうランボー
ランボーと傭兵集団は、ボランティア団体が拉致されたカレン族の村に到着しました。
しかし、ランボーはボートの見張りを命じられます。
村に入った傭兵たちは、そこで無残に虐殺されたカレン族の死体の山を目にしました。
さらにその時、ミャンマー軍のトラックが村に入ってきます。
傭兵たちは物陰に隠れ、様子を見ることにしました。
すると、ミャンマー軍のトラックには連れ去られたカレン族の人々が乗っており、今にも虐殺が始まろうとしていたのです。
ところが、傭兵たち見ないふりをしてその場をやり過ごそうとします。
そこにランボーが現れ、弓矢で次々とミャンマー軍の兵士を仕留めていきました。
そして、ランボーは傭兵たちに向かいこう言います。
「無駄に生きるか、何かのために死ぬか、お前が決めろ」
次に、ランボーと傭兵たちはミャンマー軍のトラックを奪って、彼らのキャンプ地に向かいました。
キャンプへ無事侵入すると、闇夜を利用してボランティア団体の救出を試みます。
傭兵たちはボランティア団体を救出しますが、サラだけは別の場所にいました。
ランボーは、一人でサラを助けに行きます。
サラ救出には成功するものの、敵に追われたこともあり、傭兵・ルイスたちとの集合時間には間に合いませんでした。
やがて夜が明け、ミャンマー軍はランボーたちを追うために山狩りを始めました。
ルイスとボランティアたちが先行し、ランボーたちもその後を追ってジャングルの中を逃げ続けます。
しかし、大勢のミャンマー軍が彼らを追いかけ、ジャングル内には地雷も仕掛けられている危険な地帯です。
ランボーたちは、どんどんミャンマー軍によって追い詰められていきます。
このピンチに、ランボーは一人でおとりになると言い出しました。
彼がミャンマー軍を引き付けている間に、皆は逃げろと言うのです。
多勢に無勢のこの状況で、ランボーは一人ミャンマー軍に立ち向かいます。
映画『ランボー 最後の戦場』ラストの結末
ランボーはジャングルの中で、第二次世界大戦で使用された不発弾地帯を発見。
これに地雷を仕掛け、追ってくるミャンマー軍を誘い込み撃退しました。
その頃、ルイスやサラたちボランティアは、ルイスたちが乗ってきたボートがある地点まで何とかたどり着きます。
これで助かったと思ったところ、そこにはミャンマー軍陸軍大佐・ティントが待ち構えていました。
一行はミャンマー軍に捕まってしまい、今にも撃ち殺されようとしています。
とその時、追いついたランボーが現れます。
ランボーはミャンマー軍から奪った重機関銃を手にしていました。
その機関銃をミャンマー軍に向けて撃ち始めると、敵を蹴散らしていきます。
ここにカレン族の援軍も到着し、ミャンマー軍は一転劣勢に陥りました。
慌てた陸軍大佐・ティントは、その場から逃げ出します。
しかし、ランボーがそれを許すはずもなく、ティントを倒しました。
助かったことを喜ぶボランティアたちを見て、ランボーはアメリカに帰ることを決意します。
数十年ぶりとなる、父が暮らす故郷のオレゴン州の家に向かいました。
映画『ランボー 最後の戦場』感想
映画『ランボー 最後の戦場』は、20年振りの人気シリーズ最新作となりました。
主演のシルベスター・スタローン自身が監督を務めたという点でも、注目を集めます。
シルベスター・スタローンやアーノルド・シュワルツェネッガーといった、肉体派アクションスターには、それぞれ『ランボー』や『ターミネーター』といった代表作がありますよね。
ただ、映画『ランボー 最後の戦場』のように20年振りの復活となると、どうしても気になるのが、衰えです。
これは、アクションスターの宿命でもあるのでしょう。
告知だけを見ると、本当に大丈夫なのかな?面白いのかな?と思うのも自然な反応だと思います。
しかし、映画『ランボー 最後の戦場』は、シルベスター・スタローンが年齢を重ねた上での、熟練したアクションスターとしての魅力が楽しめるでしょう。
映画『ランボー 最後の戦場』は、見所である戦闘シーンが満載で、アクション好きなら満足できる内容です。
映画自体は90分と短めですが、その分余計なものがなく、よくまとまっていて見やすい印象です。
ただ、戦争のリアリティを追求したがゆえに、グロテスクな描写も多くあります。
お子さんが見るには刺激が強く、大人であっても耐性がない方には厳しい面があるかもしれません。
個人的には、これだけ凄惨な戦闘を経験してきたのだから、そりゃランボーも傷つくだろうなと変に納得させられました。
その上で第1作を見ると、また違った見方ができるかもしれません。
映画『ランボー 最後の戦場』視聴者の声
第三作「怒りのアフガン」から20年ぶりに製作されたシリーズ第四作。
今回の舞台は現実でも少数民族への弾圧と虐殺が続くミャンマー。
見始めてすぐに、二作目以降の大がかりでド派手な娯楽戦争アクションから一転して、重く生々しい薄暗さが漂っていることが解ります。
軍を除隊したランボーもタイの奥地で世捨て人然とした生活を送っており、密林のじっとりとした雰囲気と相まって何とも言えぬ息苦しさ。
そこに訪ねてきたアメリカ人牧師会の依頼により人道支援目的でミャンマーに赴くことになるのですが、
政府軍による村の襲撃に巻き込まれ虜囚となった彼らを傭兵達と共に救出することに…。
本作では戦争アクション要素を残しながらも、一作目に回帰したような問題提起が多分に含まれており、決して明るく胸のすくようなものではありません。
特に顕著なのは暴力描写で、過去作のようなハリウッド然としたスタントアクションとは一転し、
現実に即した痛々しい暴行や兵器による人体破壊がこれでもかと描写されています。
これはミャンマーでの現状を在りのまま描くという点も勿論、80年代に求められた”正義のアメリカ”像が崩れ去った事とも関係しているでしょう。
事実、本作で描写される牧師会の姿は欧米でよく見受けられる物ですが、これを「無思慮で傲慢な善意を押し付ける理想主義者」として直接的に批判しています。
自分にとって都合の良い一面しか見ようとせず、現実を蔑ろにしてその活動自体が破綻するのです。
ですが同時に、彼らの理想自体が全て間違っている訳でもありません。
政府軍の圧倒的な暴力の前に理想は無力にも蹂躙されますが、それは暴力を肯定するものではないこともしっかりと描写しています。
ランボーが身を挺して彼らを救出しようとするのは、自身には成し遂げられない事を行おうとする彼らの理想があるからこそです。
自身が戦闘マシーンでしかない事を自覚しているため、その対極にある”人を救う”というその為に行動を起こせる彼らを尊いものと考えるからこそ、
一戦を退いた身であるランボーは再び自ら戦うことを選ぶのです。
ランボーの生きる現実と、牧師会の考える様な理想は決して相容れません。
しかしそのどちらかに偏ってしまえば混沌としてしまうのが人の世の常です。
『ランボー/最後の戦場』は骨太で哲学的テーマも備えた一級のアクション作品です。【30代男性】
前作、前々作と全く違うテイストの映画でした。
正直、戦闘シーンが過激すぎて見るんじゃなかったと思いました。
戦闘シーンは、カッコイイから積極的に見に行く感じなので、すごい残酷なのは止めて欲しいです。
しかし、本当の戦争の姿がわかったのは良かった点だと思いました。
巷にはびこる戦争ゲームなどをしている人々の中には、戦争に参加したい人や、兵士になりたい人が少なくありません。
この映画をきっかけに戦争をけしかける側から、戦争を積極的に止める側に回ってもらえたら良いなと思いました。
実際にこのような戦争が行われているのだと感じて、映画を見終わってもずっと考えさせられました。
我々人類は大変な事をやり続けているし、大勢の人々がかなり無関心なのだと痛感しました。
今回、脚本、監督を担当したシルベスター・スタローンの真意が少しはわかった気がしました。
今回の映画を大勢の人々に見せるために、ランボーシリーズは作られたのではないかと思いました。
実際の戦争で、ランボーみたいな人がいるとわかれば、それは絶大な希望のシンボルとなるだろうと思います。
そんな困っている人を勇気づける人が増えていく世界になると素晴らしいと思いました。【50代男性】
2008年に公開されたアメリカの映画でシルベスタースタローンが主演を務めたランボーシリーズの4作目の映画です。
シルベスタースタローンは、ベトナムの帰還兵のジョン・ランボーを演じています。
ランボーはタイのジャングルにて世捨て人のような生活を送っていますが、NGO組織をさらった軍事政権の下のミャンマー郡に戦いを挑む話です。
この映画ではグロいシーンもあってとてもびっくりしました。
特に罪のない村人が虐殺されたり、少女や少年が暴行されるシーンがとても刺激的でした。
この映画でも、ランボーの正義感が素晴らしく、しかも圧倒的に強いところが魅力的でした。
銃撃戦も激しく、しじゅうぶっ放しまくりなところがとても痛快でした。
また、ランボーがナイフ使い胃が上手なのも魅力的です。
ハリウッド映画らしい映像美もありました。その一方、こんな残虐な世界が本当にあるのだろうかと考えさせられ、戦争の悲惨さについても考えさられました。
最後にはハッピーエンドになるので、温かい気持ちで診終えることができました。
シルベスタースタローンの久しぶりのアクションを見れて嬉しい気持ちにもなる映画でした。
ランボーシリーズは回を重ねるために迫力が増していると感じました。【50代男性】
「ランボー」シリーズの第4作の本作、第1作はシリアスなテーマ、第2、3作はエンタメ路線でしたが、本作はリアル志向の作品と言えるでしょう。
スタローン自身も実際の戦場をイメージして作ったといい、ラストのランボーが奮闘するシーンは「プライベート・ライアン」や「ブラックホーク・ダウン」を彷彿とさせます。
ストーリーの骨子は第2、3作同様に戦地に囚われたアメリカ人を救出するストーリーですが、これまでとは異なりランボーの怪力乱神ぶりはやや息をひそめており、アクションエンタメとして見るならば不足感は否めません。
しかし、第3作の「怒りのアフガン」で見せたような、弓矢で戦闘ヘリを撃墜するといった荒唐無稽さはなく、ひたすらにリアルな戦闘シーンを展開していて、むしろランボーの人間臭さがあり好印象です。
この点で、本作は第1作の「ランボー」に原点回帰した作品と言えるのではないでしょうか。
ただ、難を言えば、登場人物の博愛主義者の医者が最初は戦争に対してヒステリー気味に反対していたのに対して、ランボーとともに戦場を経験してからはランボーに共感を示したかのようなラストはやや違和感がありました。
その部分を除いては概ね問題はなく、ランボーという人物の内面にスポットをあてた原点回帰の作風でエンタメとしても社会派の映画としても楽しめました。【40代男性】
本作でのランボーは、タイに一人で住んでいて、厭世的に暮らしています。
そのことから彼がこれまでの様々な戦争、戦闘の影響で苦しんでいるのかが解ります。
しかしながら、今回は米国のキリスト教系NGOが、半ば強引にミャンマーに入国して支援をしようとするので、仕方がなく案内します。
そこで彼はミャンマー軍のカレン族の住民に対する残虐行為を目撃し、さらにNGOメンバーがミャンマー軍に拘束されたことから、再び戦うことになります。
救出のために来た傭兵チームと同行し、最初は単なる案内人として扱われていましたが、自ら潜入にも同行して、カレン族を虐殺するミャンマー軍を弓で倒すことで実力を示して、傭兵チームの一員となります。
その夜にミャンマー軍のキャンプに潜入してNGOメンバーを救出しますが、ミャンマー軍も気づいて追跡を始めます。
そして傭兵チームとミャンマー軍との激しい戦闘が始まります。
今回は、冒頭から人体破壊の残虐シーンがたくさんで、人によっては見ていられなさそうです。
ミャンマー軍によるカレン族への残虐行為から、傭兵チームとミャンマー軍の戦闘の中の残虐描写まで、最初から最後まで残虐シーンがあります。
これまでもこのシリーズではいろいろと戦闘シーンがありましたが、これまでと全く違う残虐描写でした。
戦争をリアルに描きたかったのでしょう。
当時はカレン族への弾圧で国際的に非難されていたミャンマーの軍事政権でしたが、アウンサウン・スー・チーさんたち野党勢力の頑張りと、ミャンマーを取り巻く周辺諸国の力関係の変化などで、現在ではかなり民主化され、各国の企業が工場を建設して発展していっています。
世の中の変化の速さはすごいものだと感じます。【50代男性】
この映画は「最後の戦場」というタイトルですが、ランボーシリーズ第4弾です。もう何度も見ました。ミャンマーの軍事政権の弾圧に脅かされる人々が可哀想でなりません。これは単なるお話しではなく現実を基に作られた社会的メッセージが強いアクション映画です。ストーリーはシンプルで、ランボーがミャンマーの軍事政権に囚われたキリスト教牧師会(医師団)ボランティアたちを、教会にやとわれた傭兵たちと助けに行くというものですが、戦争を否定する教会が傭兵たちを雇うということに矛盾を感じますが、この矛盾すら言いたかったことなのでしょう。またボランティアたちは自分たちの崇高な使命に酔いしれているところもあり、それが現実に目の前でたくさんの人が殺され、自分たちも殺されそうになった時何を感じたのでしょうか。結局ボランティアたちは高貴な思いで乗り込んできたのは良いのですが、そのためにたくさんの命も犠牲になってしまった。非道極まりないミャンマー政府軍、それに対抗するカレン族。キリスト教医師団とその組織に雇われた傭兵たち。つまりこの映画の言いたいことは当たり前のことですが、戦争そのものが悪ということです。
ランボーが傭兵のリーダーに弓矢を突き付けて言った言葉があります。「無駄に生きるのか、誰かのために死ぬのか、お前が決めろ」こういう戦いは別にして、自分の人生でもこの言葉を問いかけなければいけないことがあるかもしれません。単純にアクション映画ではなく考えさせられるところも多い映画でした。【60代男性】
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