女優・タレントとして活躍された岡江久美子さんの代表作・昼ドラ『天までとどけ』から、デビューのきっかけや当時のかわいい画像について紹介していきたいと思います。
先日、残念ながら岡江久美子さんは新型コロナウィルスによりお亡くなりになりました。
とても悲しいですが、多くの方に愛された岡江久美子さんの足跡や代表作について今一度振り返ってみたいと思います。
代表作は昼ドラ「天までとどけ」
それでは、まずは岡江久美子さんの代表作・ドラマ『天までとどけ』から見ていきましょう。
ドラマ『天までとどけ』
- TBSで1991年~1999年まで放送されていたドラマ(1999年~2004年は『新・天までとどけ』)
- TBS『愛の劇場』枠(13:00~13:30)で放送されていた昼ドラだった
- 架空の大家族・丸山家の日常と成長を描いたホームドラマ
- 岡江久美子さんは1991年~1999年まで出演し、大家族の母親・丸山定子(さだこ)を演じた
- 丸山家の子供たちには、河相我聞さんや若林志穂さんらがいる
- 子役時代の小栗旬さんは端役で出演していた
岡江久美子さんの代表作『天までとどけ』は、1991年~1999年までTBSで放送されていました。
放送されていたのはお昼の13:00~13:30で、いわゆる”昼ドラ”になります。
『天までとどけ』は1999年で一度完結した後、同年の12月から『新・天までとどけ』がスタートし、2004年にこちらも完結しました。
『天までとどけ』は、架空の大家族(15人)・丸山家の日常と成長を描いたホームドラマです。
大家族の温かさを描く一方で、子供たちの挫折や前を向いて進んでいく姿に多くの視聴者が共感しました。
お昼の時間帯にも関わらず、1991年には最高視聴率19%を記録するほどの大人気ドラマとなります。
主婦層だけでなく、視聴者には小学生や中学生といった子供たちもおり、大人になった今『天までとどけ』を懐かしんでいる方も多いようです。
岡江久美子さんが演じたのは、大家族・丸山家の母親・定子(さだこ)でした。
時に優しく、時に厳しいその姿は、まさに大家族の母そのもの。
シリーズの中では、病気を抱えながらも13人の子供を産み育てています。
岡江久美子さんは、1991年~1999年の完結まで、シリーズを通して出演されています。
ただ、シリーズ後半には岡江久美子さんの代表作の一つ、情報番組『はなまるマーケット』(TBS・1996年~2014年)がスタートしました。
『はなまるマーケット』も大人気となると、午前中の生放送ということもあり、『天までとどけ』との両立が厳しきくなっていったそうです。
さらに、”子供たち”の一人だった河相我聞さんもブレイクし、スケジュールの調整が困難になっていきました。
こうした事情から、『天までとどけ』は1999年で完結となっています。
また、意外な所では、俳優・小栗旬さんが出演していたことです。
小栗旬さんは『天までとどけ7』(1998年)の第9話に「カツアゲする中学生」役で出演されていました。
丸山家の”家族”もコメントを発表
岡江久美子さんの訃報を受け、夫役を演じた綿引勝彦さんをはじめ、丸山家の子供たちもコメントを発表しています。
皆さん一様に言いようのない悲しみを語っていますが、これも生前の岡江久美子さんの人柄ゆえでしょう。
『天までとどけ』は1991年~1999年の長期間に渡って、ほとんど同じキャストで撮影されました。
その間に、出演者の間にはまるで本物の家族のような絆が生まれています。
子供たちの中には、撮影時に撮った”家族写真”を今も大切に飾っている方もおられるそうです。
デビューのきっかけ
続いては、女優・タレントとして活躍された岡江久美子さんのデビューのきっかけについて紹介していきたいと思います。
デビューのきっかけは懸賞だった!?
東京都世田谷区出身の岡江久美子さん(1956年生まれ)。
子供の頃は、運動好きの活発な女の子だったそうです。
中学生の時に演劇クラブに入ったことがきっかけで、芝居に興味を持つようになります。
また、10代の頃は懸賞好きという個性的な趣味もあったそうです。
中でも狙っていたのは海外旅行。
岡江久美子さんが若い頃は、現在のように気軽に海外へ行けるものではなく、海外旅行は高嶺の花でした。
高校生だった岡江久美子さんは、ある日ドラマ『水滸伝』(日本テレビ・1973年)のヒロイン役に応募します。
なんでも、このドラマの撮影が海外で行われることを知り、応募されたそうです。
岡江久美子さんは『水滸伝』のオーディションには落選したものの、芸能事務所からスカウトされました。
こうして、1975年にTBSドラマ『お美津』に主演で女優デビューすることになります。
清純派女優・タレントとして人気に
岡江久美子さんはデビュー後、多数のドラマに出演され、清純派女優として人気を獲得していきました。
さらに、『連想ゲーム』をはじめとするバラエティ番組にも出演。
5年間出演した『連想ゲーム』では、俳優の大和田獏さんと出会い、二人は1983年にご結婚されます。
『天までとどけ』では、母親役が見事にはまり、女優としての幅を広げました。
さらに、人気情報番組『はなまるマーケット』に17年半の長期に渡って出演され、主婦層から大きな支持を得ます。
しかし、2020年4月23日、岡江久美子さんは新型コロナウィルスによりお亡くなりになってしまいました。
心よりご冥福を申し上げます。
以上、今回は女優・タレントとして活躍された岡江久美子さんの代表作・昼ドラ『天までとどけ』から、デビューのきっかけや当時のかわいい画像について紹介しました。
まとめ
- 岡江久美子さんは東京都世田谷区出身で1956年生まれ
- 代表作の昼ドラ『天までとどけ』(TBS・1991~1999年)は最高視聴率19%を記録
- 『天までとどけ』は架空の大家族の日常と成長を描いたホームドラマ
- 岡江久美子さんが演じたのは、丸山家の母親・定子役
- 『天までとどけ』の出演者は本物の家族のような絆で繋がっている
- 岡江久美子さんは高校生の時に海外旅行の検証目的でドラマ『水滸伝』のオーディションに応募した
- オーディションには落選するが、芸能事務所にスカウトされる
- 1975年にドラマ『お美津』の主演・お美津役でデビューした
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