映画『空母いぶき』の艦内や洋上での撮影場所になった、ロケ地についてまとめてみました。
2019年5月に公開された、映画『空母いぶき』。
西島秀俊さんや佐々木蔵之介さんら豪華俳優陣の共演と、迫力の戦闘シーンで話題になりましたよね。
12月にはBlu-ray & DVDも発売されたことから、ご覧になった方も多いことでしょう。
そこで今回は、ファンなら気になる映画『空母いぶき』のロケ地について詳しく調べてみました。
いぶき艦内や洋上シーンは、どこのロケ地で撮影されたものなのでしょうか。
空母いぶきのロケ地や撮影場所
映画『空母いぶき』は、西島秀俊さんと佐々木蔵之介さんの共演、そして『沈まぬ太陽』や『ホワイトアウト』の若松節朗監督の手により201年5月に公開されました。
原作は、『沈黙の艦隊』や『ジパング』で知られる、かわぐちかいじさんの同名人気軍事漫画です。
- 舞台は架空の20XX年
- 世界は再び「空母の時代」に突入していた
- 日本の最南端沖で国籍不明の軍事勢力が突然の発砲 & 海保隊員が拘束される事態に
- 政府は「空母いぶき」を中心とする護衛艦隊を現地に派遣する
- 緊張が走る中で「空母いぶき」は事件を解決し、再び日本の平和を取り戻せるのか
映画『空母いぶき』のストーリーの概要は、このような感じです。
映画『空母いぶき』のメッセージは軍事的な面白みをアピールする意図ではなく、いかにしてして平和を守り、子供たちに平和な未来を残していくかがテーマとなっているそうです。
- 西島秀俊さん / 秋津竜太:「空母いぶき」の艦長で主人公
- 佐々木蔵之介さん / 新波歳也:「空母いぶき」の副艦長兼航海長でもう一人の主人公
佐藤浩市さん、吉田栄作さん、本田翼さんら他多数の豪華キャストが出演されています。
映画の内容も面白そうな映画『空母いぶき』ですが、気になるロケ地はどこなのでしょうか。
それでは、詳しく見ていきましょう。
①神奈川県綾瀬市
■神奈川県綾瀬市役所
- 〒252-1123
- 住所:神奈川県綾瀬市早川550
- ☎:0467-77-1111
「神奈川県綾瀬市役所」が、映画『空母いぶき』のロケ地となりました。
撮影が行われたのは、政府機関のシーンだったようです。
綾瀬市のホームページでは、映画『空母いぶき』の撮影風景が画像で公開されているので、ぜひそちらもチェックされてみて下さい。
- 佐藤浩市さん / 内閣総理大臣・垂水慶一郎役
- 吉田栄作さん / 外務省アジア大洋州局長・沢崎勇作役
こちらの俳優さんらが、「神奈川県綾瀬市役所」でロケを行ったそうです。
神奈川県綾瀬市は、大和市や海老名市に隣接している地域で、農業も盛んにおこなわれています。
また、「ロケのまち綾瀬市」としてロケ誘致のPR活動についてもとても積極的です。
映画『空母いぶき』以外にも、大ヒットドラマ『恋はつづくよどこまでも』や、山田涼介さん主演で話題となった映画『記憶屋 あなたを忘れない』といった人気作品の撮影ロケ地にもなっているそうです。
②国際会議場
■つくば国際会議場
- 〒305-0032
- 住所:茨城県つくば市竹園2丁目20-3
映画『空母いぶき』のロケ地となった「つくば国際会議場」は、茨城県つくば市にあります。
こちらも、首相官邸危機管理センターといった、政府機関シーンの撮影が行われたそうです。
つくば国際会議場の中を見ても、階段やモダンな構造は、確かに政府機関っぽい印象を持ちますよね。
「つくば国際会議場」は通称「エポカルつくば」と呼ばれており、ホテルも隣接しています。
日本でも有数の国際会議場の一つであり、2019年6月には「G20茨城つくば貿易・デジタル経済大臣会合」という、大臣級のG20国際会議が開かれました。
こうした国際会議の他、映画・ドラマのロケ地としても頻繁に使用されており、人気ドラマ『コードブルー Season2』の第6話の撮影も行われたそうです。
③東映東京撮影所
■東映東京撮影所
- 〒178-0063
- 住所:東京都練馬区東大泉2-34-5
- ☎:93-3867-2701
東京都練馬区東大泉にある「東映東京撮影所」も映画『空母いぶき』のロケ地となりました。
東映東京撮影所はおよそ20000坪の広大な敷地に、たくさんのスタジオがぎっしりと並んでいます。
日々撮影が行われており、日本映画界の拠点の一つですね。
「東映東京撮影所」で撮影されたシーンは、映画『空母いぶき』で最も多く登場する空母艦内のシーンです。
自衛隊の護衛艦「いずも」がモデルとなっているそうですが、実は映画『空母いぶき』のために特別に東映東京撮影所内に作られたセットで撮影されました。
最新鋭空母を思わせる、精巧な作りのこのセット。
西島秀俊さんや佐々木蔵之介さんらが指揮を執る場所は、「CIC(戦闘指揮所)」という空母艦内の重要な場所だそうです。
タッチパネル式の海図から、レーダーや巨大モニターなどが並び、その様子は本物さながら。
実際に「いずも」タイプの艦内でロケが行われたのかと思われた方もいらしたようですが、実際にはこの東映東京撮影所に作られたセットだったのでした。
④戦闘シーンや洋上シーンのロケ地はどこ?
そして、映画『空母いぶき』の見所の一つとなっているのが、国籍不明の武装勢力との戦闘シーンや洋上シーンですよね。
こちらも、どこがロケ地なのかが気になりますが、実はCGがメインになっていることが分かりました。
劇場やBlue-ray & DVDでご覧になった方は、まさかあれがCGによるものだとは気が付かなかったのではないでしょうか。
それくらいにクオリティの高い、臨場感あふれるシーンとなっています。
⑤コンビニシーンの撮影があったロケ地はどこ?
映画『空母いぶき』では、「空母いぶき」が立ち向かう危機への緊張感との対比として、平和を象徴するかのようなコンビニのシーンが登場します。
コンビニ店員を元乃木坂46・深川麻衣さんが演じ、店長役は中井貴一さんでした。
中井貴一さんと言えば”ミキプルーン”でもお馴染みのベテラン俳優さんですが、かっちりした紳士というイメージが強いですよね。
しかし、イメージに反し、映画『空母いぶき』では、気さくなコンビニ店長を演じられています。
コンビニシーンは「空母いぶき」と対照的に、クリスマスで賑やかな平和さを描いています。
しかし緊急事態により一転、街は混乱に陥り、コンビニの棚からは商品が消えてしまう事態となるのです。
このシーンの撮影が行われたロケ地も気になりますが、どうやら都内某所のスタジオだったのではないかと推測されます。
⑥他のロケ地やエキストラ募集情報も!
映画『空母いぶき』では、他にもいくつかのロケ地があったことが分かっています。
- 長野県諏訪市
- 静岡県熱海市
- 群馬県前橋市
意外にも、海のない長野県諏訪市や群馬県前橋市もロケ地となっているんですね。
群馬県は積極的にロケ地誘致活動を行っており、桐生市などでは『下町ロケット』、『今日から俺は!!』、『翔んで埼玉』といった大ヒット作の撮影も行われました。
映画『空母いぶき』の撮影に際しては、ロケ地になっただけでなく、群馬県前橋市でエキストラ募集もあったそうです。
さらにその他にも東映東京撮影所では、映画『空母いぶき』のエキストラ募集があったので、その時の情報もまとめてみました。
■エキストラ募集情報
- 撮影日程:2018年3月10日~4月30日、112月5日~2019年1月末頃
- 募集対象や役柄:街中の通行人役、オフィスで働く会社員役、パーティ会場の客役、自衛隊員役、ほか
- 撮影実施場所:東京都内、及び近郊
場合によっては、食事も支給されるのですね。
映画『空母いぶき』のエキストラだけがもらえる、出演記念品が何だったのかも気になるところです。
以上、今回は映画『空母いぶき』の艦内や洋上での撮影場所になった、ロケ地についてまとめました。
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まとめ
- 「神奈川県綾瀬市役所」では政府機関シーンが撮影され、佐藤浩市さんや吉田栄作さんがロケをした
- 「つくば国際会議場」は首相官邸危機管理センターシーン撮影のロケ地となった
- 空母いぶき艦内のセットは、東映東京撮影所に作られたもの
- 戦闘シーンや洋上シーンはCGによるもの
- 長野県諏訪市、静岡県熱海市、群馬県前橋市もロケ地となった
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