2019年に公開された、映画『空母いぶき』。
西島秀俊と佐々木蔵之介がW主演、キャストは、藤竜也、市原隼人、和田正人、玉木宏、高嶋政宏、本田翼、袴田吉彦、中井貴一、横山由依など、豪華なものになっていました。
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映画『空母いぶき』作品情報
原作では明確に敵国を某隣国に設定していますが、この映画では”東亜連邦”という架空の東アジアに位置する連邦国家を想定しています。
近未来の日本、12月23日早暁、領海最南端にあるハルマ群島・初島に正体不明の船団が接近、海保の巡視船が拿捕される事件が発生しました。
船団は脅威となっている東亜連邦の艦隊であり、日本政府は空母いぶきを中心とした第5護衛艦隊を派遣しました。
いぶきには、大変な競争率で選抜された記者の本田と、田中が乗艦しており、彼らの目前で予想を超えた事態が起こることになったのです。
いぶき艦長の秋津一佐は東亜連邦の攻撃が始まると同時に、戦後日本が直面してきた一線を越える難しい決断を迫られていました。
同時刻の東京でも、首相の垂水が政府内の強硬派を抑えながらも、外交ルートから”最悪の事態”を回避すべく奔走していたのです。
キャスト
- 秋津竜太:西島秀俊
- 新波歳也:佐々木蔵之介
- 湧井継治:藤竜也
- 中根和久:村上淳
- 葛城政直:石田法嗣
- 淵上晋:戸次重幸
- 迫水洋平:市原隼人
- 柿沼正人:平埜生成
- 井上明信:金井勇太
- 浦田鉄人:工藤俊作
- 山本修造:千葉哲也
- 浮船武彦:山内圭哉
- 岡部隼也:和田正人
- 瀬戸斉明:玉木宏
- 清家博史:横田栄司
- 滝隆信:高嶋政宏
- 有澤満彦:堂珍嘉邦
- 大村正則:袴田吉彦
- 備前島健:渡辺邦斗
- 中野啓一:中井貴一
スタッフ
- 監督:若松節朗
- 原作:かわぐちかいじ
- 音楽:岩代太郎
- 脚本:伊藤和典、長谷川康夫
映画『空母いぶき』見どころ
舞台となる時代は、秋津・新波らが防衛大54期であることから、40歳ころで一佐昇任と考えて…恐らく2028~2030年頃ではないかと考えられます。
今より少し未来の世界ではありますが、ものすごく先、という訳でもなく。
日常の描写は現代と地続きの雰囲気があります。
ミリオタと呼ばれる層からは、漫画的であるとか、陳腐という批判的な意見も多かったいぶきのCICの描写などもありましたが、防衛省・海上自衛隊の協力なしで装備や制服などを見事に再現しているだけあって、こだわりも満載で見ごたえのある表現がありました。
さてこの作品ではとにかく個性的なキャラクターが数多く登場しています。
ことに、艦長の個性がその艦のクルーたちに大きく影響している描写がとても楽しく、クールな瀬戸艦長(玉木宏)の護衛艦はつゆきは冷静沈着なブリッジの描写がとてもカッコよくて、熱血関西人の浮舟艦長(山内圭哉)の護衛艦いそかぜのクルーたちは岡部砲雷長(和田正人)を始めとして豪快で賑やかな戦いぶりで場を沸かせてくれました。
空母いぶきでは、秋津艦長や新波副長の考え方の違いや対立といったシーンもありますが、注目していただきたいのが民間人の記者らを世話していた広報官の井上三佐(金井勇太)です。
自衛官というよりは役場の職員といったキャラクターですが。
非常時においては本田記者らを守り、気遣い、しかし広報官として情報の管理に対しては徹底的に一線を引き、おもねることもしないという筋の通った自衛官を演じていました。
派手さはありませんが、作中でも最もリアルな自衛官の姿であったように感じました。
また実際の戦場だけでなく、東京の政府中枢でも水面下で壮絶な戦いが繰り広げられていました。
垂水総理大臣を始め、政府首脳が賢明な外交努力を重ねていく様子は、絵空事とは思えない重厚さもあり、非常に見ごたえのあるお芝居でした。
戦争は、起こすより、終わらせることの方が難しいとよく言われますが。
自国の利益と安全を守り、自衛官たちの生命もギリギリのところで守るために、ある意味、日本中が戦っていたのかもしれません。
あくまでエンターテインメントですが、日常的な描写も加味されながらの”戦争”は、まったくの絵空事ではない怖さを伴い、観る者に迫ります。
映画『空母いぶき』ネタバレあらすじ
外国船がたくさん現れ、巡視船くろしおのクルーを捕まえ、初島に侵入したことが分かります。
政府はさっそく、航空機搭載型護衛艦いぶきなどを派遣。
いぶきには記者たちが取材で乗っていましたが、仕事ができる状況ではなくなりました。
さて、第5護衛隊群群司令の涌井継治が指揮できなくなって、いぶきの艦長である秋津竜太が指揮を執ることに。
とうとう、総理大臣が防衛出動を命じ、敵である東亜連邦との戦いが本格化していきます。
敵からのミサイルを護衛艦あしたかが撃ち落とすなか、さらに攻撃を受けたため、やむをえず、敵機を倒すことになってしまい、戦後初の事態に、関係者に動揺が広がっていくことに。
そんななか、いぶき副長の新波歳也は敵の捜索を試みますが、生きている者は見つかりません。
さて、護衛艦はつゆきがいぶきをかばって被弾し、複数の死傷者が出てしまいました。
一連の事態を記者の本多裕子が伝えると、全国で戦争が起こったのかと混乱が起き、総理大臣は事態の収拾に追われます。
いぶきは敵の駆逐艦に、秋津竜太と新波歳也が知恵を出し合いながら対処していくことに。
そんななか、パイロットの柿沼正人の機体が狙われ、彼はかろうじて沈没から助かるものの、敵から撃たれ殉職。
その後、ようやく国連軍がいぶきを助けにやって来ました。
東亜連邦はやっと初島から去り、くろしおのクルーも自由の身になったのです。
いぶきの奮闘
映画『空母いぶき』では、艦長の秋津竜太率いるいぶきが獅子奮迅の活躍を見せました。
秋津竜太の国を守ろうとする努力と、事実上、戦場と化した現場への葛藤も、実に見ごたえがありましたね。
一方、東亜連邦の攻撃にも鬼気迫るものがあって、とてもフィクションとは思えないくらいの威圧感を覚えさせられます。
いぶきにそんな東亜連邦の駆逐艦が迫るなか、新波歳也が敵を死なせないよう対処するよう、秋津竜太に進言するところが妙に現実味があって、緊張させられました。
結果、進言を受け入れた秋津竜太は、駆逐艦を抑え込むことに成功しますので、なおさらです。
記者の尽力
このように、自衛隊員らの活躍も見事だった、映画『空母いぶき』。
しかし、たまたま乗っていた本多裕子ら記者の働きも忘れてはいけないでしょう。
現場から身の危険も顧みず、つぶさに状況を全国に伝えていくさまは、まさに記者の鑑。
なかでも、彼女らが顕著な働きを見せたのは、秋津竜太が東亜連邦のパイロットを助けたシーンを配信したこと。
これが国連軍を動かす一因となったので、ある意味、総理大臣以上の活躍だったとさえ言えそうですね。
総理大臣のまごころ
さて、映画『空母いぶき』では、自衛隊の最高指揮官である総理大臣の動きもポイントに。
戦争状態だという恐怖が全国に広がるなか、マスコミに向かって、戦争ではなく戦闘だと釈明する姿が、生々しいものとなりました。
が、ラストでそんな総理大臣が、大国が小国を追いつめてはいけないと、官房長官に説いていくさまは、ことのほか感動的でしたね。
自国が攻撃を受けての発言ですから、結果的に敵を退散させた後とはいえ、瞠目させられます。
映画『空母いぶき』感想
映画『空母いぶき』の流れを伝えてまいりましたが、どのような感想をお持ちになったでしょうか。
あくまで架空のストーリーではありますし、東亜連邦も実在しない国家ですが、いかにも起こりそうなシチュエーションだけに、リアリティーはすごいものがありますよね。
映画はエンターテインメント色が強いものも悪くありませんが、たまにはこういう日本に警鐘を鳴らすような作品を観るのも悪くはないでしょう。
本作の鑑賞によってふだん考えていなかった問題を考える視聴者が増えればいいと思います。
映画『空母いぶき』視聴者の声
原作が、かわぐちかいじさんと言う事で、かわぐちかいじさんの漫画のファンである私はこの映画を見る事にしました。
内容は原作とかなり変わった部分がありましたが、トータルでは楽しめました。
アメリカの戦争映画のような爆発するような派手さは無いですが、自衛隊が戦争を止めるためにはどうすればいいのかという疑問を深く考えさせられました。
私も世界から戦争を無くす事や、将来に戦争が起こらない仕組みを考える事をしていたので興味がありました。
映画の二人のリーダーのように、現実的な方法をとるのか、理念のようなものを取るのか迷うところだと思いました。
映画はどちらも選んで良かったという展開でしたが、私は映画を見終わってもしばらく、いろんな展開を想定していました。
慎重派の総理大臣と戦争を推し進める大臣の攻防も興味深かったです。
私は戦争を推し進める考え方に腹を立てて見ていましたし、バランス良く考える総理大臣が頼りになるカッコいい存在に思えました。
この映画は政治的な要素もありますので、友人とかと映画の感想を言い合ったら揉めるだろうなと思います。
敵国を架空の国にしているのは良かったです。
実在の国だと第三次世界大戦に対する心配が増大して怖い気分になっていました。【50代男性】
日本の領土が突如他国に侵攻されるという、場合によっては現実に起こりそうなシチュエーションを描いた映画でリアリティがありすぐ話に入っていけます。
登場する実際の兵器のビジュアルや運用の描写にリアリティがあって引き込まれました。
戦争映画というと大声で怒鳴ったり大音響が響いたりするイメージがありましたが、この映画の指令室は静かで淡々としていて日ごろの訓練通り淡々と確認、命令、復唱、操作と進み発射されたミサイルがピンポイントで相手を破壊して初めてレーダー上に表示されるというイメージで現代戦のシステマティックさを実感します。
その中での人間ドラマが逆に戦闘がリアルなことを感じさせます。主役の冷静沈着な秋津と情に厚い新波の対比もわかりやすく、そのほかの隊員の登場人物も登場回数が少ない分キャラクターが立っていて見分けがつきやすいです。
戦争映画にありがちな、みんな同じ服装で見分けがつかないという欠点はこの映画では感じませんでした。
実際に戦闘しているいぶきとの対比で東京のコンビニが日常から買い占めの混乱に巻き込まれるシーンも描かれているのですが、そのシーンがあることで戦闘が現実のもので自分もいつ巻き込まれるかわからないということを感じさせてくれます。
シリアスでありながら登場人物のそれぞれが魅力的でおすすめな映画です。【30代男性】
シーン・ストーリー展開について端的に言うと架空戦記(バーチャル)を元に作られたサスペンス映画ですね。
ビックコミック2014年から連載された「空母いぶき」を実写映画化したもの。
主人公はいぶき艦長である秋津竜太役の西島秀俊が務める。
監督は「沈まぬ太陽」など有名な名作を世に送り出している若松節郎監督です。この映画には大人気俳優のイケメン2人が出演しているということで期待が持てる内容になっています。
西暦は20XX年10月…荒れる風の中日本領海に工作員の姿が見えはじめる。上陸後「ここは自国の領土である」と攻撃を宣言して発砲してくるのだ。
このままでは殺されるだけなので仕方なく国籍不明の船団に降伏する形で終わる。
その後「ペガサス計画」が始動され「空母いぶき」が東亜連合を打つ!
戦闘シーン・その他シーンも感動できるものでした。
エピソードはいくつかあり…秋津竜太(西島秀俊)のエピソード・新波歳也(佐々木蔵之助)のエピソード・本多裕子(本田翼)のエピソード!非常に面白いです。
サウンドトラックについて軍艦をイメージした迫力ある曲になっています。
この映画のストーリーぴったりのサウンドです。【30代男性】
初島の奪還と、囚われた隊員たちの救出に向かった「いぶき」が、敵の東亜連邦に攻撃を受けたシーンはいきなりだったのでビックリしました。
迎撃したけれど、一発だけ甲板後方に被弾し、その衝撃は船内が大きく揺れるほどだったのもビックリしました。
動揺する記者たちと違い、普段から訓練しているからか、隊員たちはすぐに修復作業に取り掛かったのが頼もしく見えました。
それに「いぶき」だけでなく、一緒に来た「はやしお」や「はつゆき」が、「いぶき」を守るために船ごと身を犠牲にしたシーンは悲しかったです。
犠牲者は出たものの、「はやしお」「はつゆき」の隊員の中に生きている人たちがいたことが確認されたときは、とても安心しました。
一時は皆このまま死んでしまうのかなと思って、ドキドキハラハラしました。
アルバトロス隊と敵の航空機との対決も、目が離せなくなってしまうほど、ドキドキハラハラしました。
一人も犠牲者を出さずに生還できたのに、一緒に救出した敵兵士によって、柿沼が殺されてしまったシーンは悲しかったです。
そんな柿沼の死を無駄にしないように、アルバトロス隊や「いぶき」が全力で戦い、「東亜連邦」を退けることができたのは感動しました。【20代女性】
映画「空母いぶき」を観た感想として「前線にいる自衛隊を中心に描いていて緊迫感に満ちており、ハラハラドキドキして面白かった」です。
中国と戦っていると設定なのでとても現実味があり、本当にこういうことが起こるかもしれないと思わせてくれる物語になっており、その中でも前線にいる自衛隊を中心に描いているので、俳優たちの必死な芝居やベテラン俳優の力の抜けた上手な芝居が、戦場の緊迫感がこちらにも伝わってきました。
空母いぶきを知らない小学校高学年や中学生が観ても楽しむことができますし、女性が観ても面白い内容になっているのではないかなと感じました。
映画を観るまで原作は見ていたなかったので読んでみたいと思いました。【30代男性】
『沈黙の艦隊』など軍事ものの名手・かわぐちかいじの原作。
西島秀俊と佐々木蔵之介が主演。
時代設定は20XX年となっています。
20XX年が、自衛隊が発足してから60年目という描写がありましたので、2014年か2015年という設定かと思われます。
映画版では、日本に侵略行為を行う、敵国として描かれるのは、架空の東亜連邦という東南アジアの小さな新興国家です。
ここはちょっと残念なところ。
原作のほうが、近年繰り返されている領海侵犯や、尖閣諸島中国漁船衝突など、緊迫する日中関係を彷彿とさせ、リアリティがありました。
自衛隊の在り方、国防の在り方、「戦後」のとらえ方など、ちょっと首をかしげたいところもありました。【30代女性】
映画「空母いぶき」はマンガが原作でそれを映像化したものです。
話のベースは日本の領域である初島に巡視船の乗組員を拘束した第三国が上陸。
第5護衛官隊群が出動しますが向かう途中に攻撃を受け負傷者を出します。
これを受け政府から初めての防衛出動が発令。対抗処置を取りますが、この行動が戦争への道になってしまうのか。
ヒリヒリするようなやり取りの中で、映画独自のサイドストーリーが緊張を和らげる手助けをしています。
作中、第三国から繰り出される攻撃に対し、直接攻撃をし返すのではなく回避態勢ばかり取るので観ていて歯がゆかった。
しかし一貫して戦争には発展させないという政府や自衛隊の考えが最終的に感動を呼んだ気がする。【40代女性】
この映画は空母いぶきが日本侵略を図る新興国と対峙しながら戦闘に巻き込まれて行く様子を描いています。
たまたま取材で女性の記者がいぶきに乗っていましたが、最初はいぶきの艦長を堅物のためにあまりいいようには思っていませんでした。
しかし、自衛官が安易に武力行使をすることが出来ず、捨て身で国を守ろうとしている姿を見て女性記者の考え方も変わって行きます。
自衛官が強い使命感を持ち、国を守ろうとしていることが伝わって来て見る人はその姿に感動出来ます。
自衛隊の武器なども映画の中では、忠実に再現されており派手さはないですが、それだけにリアルに感じる事が出来ます。
この映画を見た人は自衛官の使命感に感動するはずです。【50代女性】
巨匠・かわぐちかいじ氏が問題作として世に投げかけた「空母いぶき」が実写化されました。
間もなく公開される「Fukushima 50」や「沈まぬ太陽」など、社会派の映画を手掛けた若松節朗監督の作品で、主演の”いぶき”艦長であり、元・航空自衛隊のエースパイロットであった秋津一佐を西島秀俊、その防衛大学校の同期生で”いぶき”の副長を務める新波二佐を佐々木蔵之介という布陣で物語を構築しています。
漫画的と言われる表現もありながら、軍事評論家の恵谷治氏の見識、福井晴敏氏の構成力が素晴らしく、ドキュメンタリーではないまでも、現在の日本がおかれた国際情勢を滲ませ、逆にリアルな世界をじっくりと考えさせる作品です。【50代女性】
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