2017年に公開された、映画『彼女がその名を知らない鳥たち』は、沼田まほかるの人気小説を実写映画化。
蒼井優と阿部サダヲがW主演、ほか、キャストは、松坂桃李、竹野内豊など、豪華なものになっていました。
今回の記事では、映画『彼女がその名を知らない鳥たち』のフル動画を無料視聴する方法や作品についてご紹介いたします。
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映画『彼女がその名を知らない鳥たち』作品情報
かつての男・黒崎を忘れられない十和子は、15歳上の男・陣治と暮らしている。地位も金もない陣治を嫌悪しながらも日々を過ごしていた十和子は、水島という男に出会い、情事に溺れていく。そんな時、家に訪ねて来た刑事から黒崎が行方不明だと知らされ…。
出典:U-NEXT
キャスト
- 北原十和子:蒼井優
- 佐野陣治:阿部サダヲ
- 水島真:松坂桃李
- 國枝カヨ:村川絵梨
- 刑事・酒田:赤堀雅秋
- 野々山美鈴:赤澤ムック
- 國枝:中嶋しゅう
- 黒崎俊一:竹野内豊
スタッフ
- 監督:白石和彌
- 原作:沼田まほかる
- 音楽:大間々昂
- 脚本:浅野妙子
- 製作:藤本款、永山雅也、岩村卓、沖中進、久保田修、加藤雅己、細字慶一、板東浩二
映画『彼女がその名を知らない鳥たち』ネタバレあらすじ
事務員をしていた十和子は、会社を訪れた土木作業員の15歳上の男・陣治と暮らすようになります。
しかし、十和子は、8年前に別れた陣治とは正反対のイケメン・黒崎のことを忘れられずにいました。
陣治に養ってもらって好きでもない陣治と暮らし、自堕落な生活を送っていました。
そんな中、十和子は、時計の修理に訪問した妻子ある水島と関係を持つようになります。
しばらくして、刑事が家を訪ねてきて、十和子は黒崎が行方不明であることを知ります。
十和子を愛するあまり、日に何度も電話をかけたり、尾行したりする陣治の姿を見るうちに十和子は、黒崎の失踪にも陣治が関与しているのではないか、水島にも何かするのではないかと疑念を持つようになります。
貧相な陣治、イケメンの黒崎と水島
そんなに言うなら自分が陣治と一緒にいればいいと姉に言い、十和子は陣治のことを「不潔、下品、貧相、小心、粗雑」な男だと姉に言い、ひどい言い方だと言われます。
優しい陣治のことを全く愛そうとしない十和子に姉は、「まだ黒崎のことが忘れられないんじゃないの」と問い正し、警察に言ってもよかったほどひどい暴力を受けて別れたことを忘れないようにと忠告します。
その時、黒崎からもらって大事にしていたピアスをしていないことを姉から指摘され、そのピアスの事を忘れてしまっていたこと気付くのでした。
クレームの電話をしていた百貨店の店員から訪問の連絡を受けた十和子は、その水島という担当の男がどんな男か事前に店に見に行くのでした。
水島の訪問依頼、時々逢うようになる二人
わりとタイプだと思った十和子は、散らかっていた部屋を片付けて水島を家に入れます。
水島は、代わりの時計を持ってきても気に入らず、しまいには泣き始めた十和子の涙をぬぐい、接吻してなだめます。
その途中に陣治からの電話で我に返った水島は、また来週訪問すると言い残して、その日は帰ります。
その後、十和子は水島の店を訪ねて行き、外のカフェで待つように言われます。
ほどなくして現れた水島は自分が選んだ時計を十和子の腕にはめて、代金を支払おうとする十和子に要らないといい、十和子の心を掴みます。
それから、水島と十和子は時々逢うようになります。
水島はベッドの上で、十和子に趣味を聞かれ、タッキリマカン砂漠の事を話始めます。
陣治のことを水島に尋ねられ、十和子はただの同居人だと答えます。
水島も[うちも同じだ]と答え、「二人は似てるね、こうなることは決まってたんだ、運命なんだ」と甘い言葉を言うのでした。
警察の訪問で黒崎の疾走を知る十和子
十和子のことを心配して説教しにきた姉が、黒崎と会っていたのではないかと十和子に聞くとなぜか、陣治が「それはない、それだけは絶対にない」と言うのでした。
十和子は「黒崎と会っていたわけではない」と姉に言い、姉は帰るのでした。
その後、十和子は、黒崎に金を貢ぎ、箱に入っていない裸のピアスをプレゼントされる思い出の夢を見るのでした。
そんなある日突然、警察が訪ねてきてきて、「黒崎の妻の携帯に十和子の着信があったようだが、黒崎は5年前から疾走している、どういう関係か」と問われます。
水島と逢瀬を重ねる十和子に異常なほどの執着をみせ、「いい加減にしないとそのうち怖ろしいことが起きるぞ」という陣治に、やがて十和子は黒崎の疾走にも陣治が何か関係しているのではと疑いを抱き始めます。
少しずつ思い出し始める十和子
真相が知りたくて十和子は黒崎の妻を訪ねます。
そこで黒崎の妻が、「疾走の翌日の車の停め方がいつもと違っていたので、黒崎に何かあり、もういないのではないかというような気がする」と言うのでした。
二人が話していると黒崎の叔父である国枝という老人が訪ねて来ます。
国枝は以前、黒崎が機嫌を取るために十和子の体を差し出した相手でした。
国枝のご機嫌取りに成功した黒崎は、その結果国枝の姪と結婚することになります。
結婚することを聞かされ、激しく罵倒する十和子を黒崎は殴打します。
そんな過去の記憶がよみがえってきました。
他にも黒崎に再び国枝の慰め者になってくれと頼まれて別れた彼女が帰宅するとき、陣治が「会社で殴られた」といって血の付いた衣服を洗っていたことも思い出したのでした。
映画『彼女がその名を知らない鳥たち』ラストの結末
水島は、次第にそっけない態度になり、黒崎と同じように全く自分を愛していないことに気付き始めます。
尾行によって二人のいきさつをわかっていた陣治は、十和子にと「水島と手を切らないとまたえらいことになる」と言います。
それでも水島に会いに行き、十和子は、水島の利己的な冷淡な態度に逆上し、水島を傷つけていまします。
実はえらいこととは、陣治が十和子の相手を殺傷することではなく、十和子自身が殺傷することなのだ、陣治と話しているうちに十和子は自分が黒崎を刺したことを思い出すのでした。
陣治は、水島の件も黒崎の件も自分が罪をかぶることにして、「子供を産め、生まれた子供は俺の生まれ変わりだ」と言いながら、自らの命を絶つのでした。
映画『彼女がその名を知らない鳥たち』感想
蒼井優さんは第41回日本アカデミー賞を始め数々の主演女優賞をこの映画で受賞されています。
もちろん、彼女も体当たりの演技でしたが、ブルーリボン賞の主演男優賞を受賞した阿部サダヲさんの演技がとにかくスゴかったです。
「不潔、下品、貧相、小心、粗雑」と十和子にののしられる無様でドMな中年男の汚れ役を見事に演じていました。
想われてもないのに愛する人には貢ぎ、想ってくれる人の愛の尊さには気付けない、まだ未熟な魂の恋愛について考えさせられます。
最後に十和子の罪まで背負い、命まで投げ出すところは、春琴抄を彷彿としました。
松坂桃李も妻子持ちの冷淡なイケメン役を演じ、「娼年」でも見られるような独特なラブシーンが印象的でした。
映画『彼女がその名を知らない鳥たち』視聴者の声
最初は映画をみていて何がなんだかわからないと思います。
最後まで見ないとこの映画の面白さは伝わりません。
最後泣きました。理解力が必要な映画でもあると思います。
蒼井優はこんな素敵な旦那様がいたのに気づくのが遅かったなと思います。
阿部サダヲが蒼井優の汚い旦那の役をしているのですが、妙にしっくりくる言動を随所にちりばめています。
旦那の優しさに改めて気づく映画でもあると思います。
各家庭いろいろあるとおもいますが、これが本当の愛なんだと思いました。
松坂桃李さんと不倫して情事に溺れてしまう蒼井優さんですが、竹内豊さんにもひどいことをされていてその記憶がないんですね。
知っているのは阿部サダヲのみというのも虚しいし切ない気持ちになりました。
こんな良い人いるんだろうか、どうして最後阿部サダヲさんが死ななければならなかったのか。深い愛情を感じました。
阿部サダヲの死によって、蒼井優がこの先どういう風に生きていくのか続きが見たくなりました。
パート2を作ってその続きを描いてくれたら是非見たいです。
この映画の教訓としては人は見た目じゃない。
そう思いました。
カッコいい男に騙されてはまた同じ過ちを犯す女を蒼井優さんがうまく演じてくれました。【30代女性】
蒼井優さんが出演依頼を喜んで引き受けそうな作品だと思いました。
しかし、ダメな女性の役であっても、蒼井さんが演じると美しいですね。不潔感が一切ないのです。
汚いシーンも、絵になるなと思いながら視聴していました。
また、世間一般にダメ人間の判定を押されている人を見ると、ついそうなった理由を探してしまうのですが、十和子は自分の欲望に忠実なだけだと感じます。
本来それはダメな事では無いのですが、同年代の人がやらなければならない事に費やしていた時間を違う事に使ってしまうと、現代を生き抜く為のサバイバル力が身に付きません。
十和子はそのせいで、女性を道具だと考えている男性に利用される事に慣れてしまったり、年相応の行動が取れなかったり等の問題にぶち当たっているのだと思います。
そして、欲望のまま生きるポテンシャルが良くも悪くもあると思います。多分、ルックスと隙の多さが魅力となっている面が大きいのではないでしょうか。
陣治の存在も十和子のポテンシャルを証明する一つです。
陣治がいるから、十和子はこれまで生きてこられたのだと思います。
そしてこれからもそうでしょう。
陣治は謎の多い人物でしたが、結末を知ると全てが解けるような気がしました。
観終えた後に、余韻を引くような作品でした。【20代女性】
まずタイトルが覚えられない、思い出せない、そのタイトルの意味と作品はどう繋がるのかいまだに分からない作品ですが、とても後味悪い作品、作為のない物語ですが心にずん、と来て主人公の蒼井優さんの儚い表情が見られたのが良かったです。
阿部サダヲさんが小汚いけども主人公を一途に愛する気持ちが強い男を気持ち悪く不気味に演じていました。
原作はもっと酷いらしいですが。
あと松坂桃李くんはとてもイケメンな役を演じるのかと思えば主人公と不倫するゲスな男でびっくりしました。
映画娼年以来とても大人っぽくセクシーになったと思いますが、戦隊モノの主人公を演じた頃とは全く違い、イメージがかけ離れていました。
彼にもこういう演技ができるのかと驚きです。
なぜ阿部サダヲを演じる男が主人公が嫌うし、酷い女なのにつくし続けるのか疑問に抱きながらもずっと最後までその答えを追い続けて引き込まれるように見ましたが答えが結局出ず。
後味が本当に悪いです。
ユリゴコロと同じ原作者なのでこういう終わり方も納得ですがその後のことを考えると苦しくなってしまうと思います。
とにかく蒼井優さんがものすごく悪女なのに美しく思えたのはなぜだろう、と思える作品でした。【30代女性】
レビューは最後までしっかりみた上で五点満点のうち5です。
最初はタイトルも難しく覚えられない、タイトルだけで損をしている作品だと思いました。
のちにユリゴコロと同じ原作者とわかり、蒼井優さんも賞を受賞されていたので見るきっかけになりました。
最後までタイトルの意味がよくわからなかったですが。
蒼井優さんの透明感が覆されるほどの暗い過去の渦、いつもと違う彼女の演技を知ることができてよかったです。
阿部サダヲさん演じる男が小汚くなくて、あまりにも悪い女である主人公に関心的に尽くしすぎてどうしてそんなに愛せるのか不思議で。
そんな男を気持ち悪く不気味に演じられるのが阿部サダヲさんならでは、と思いました。
それとは裏腹に松坂桃李くんは高級時計店で働いていてイケメン、生活感もあり素敵だなと思っていたら中身がとてもゲス、いい意味で裏切られました。
妻子がいながらも主人公と不倫を続ける、最低だ!と思いながらも、ベッドシーンの時がかなりセクシーすぎてドキドキしてしまいました。
竹内豊さんも出ていたのがとても懐かしい気持ちに。
ビーチボーイズとかで好きだったので。
なのに彼もよくない男で。
とても救いのない映画でしたが蒼井優さんが素敵すぎた、美しい……。【40代女性】
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