人気実力派俳優・神木隆之介さんのデビューのきっかけから、デビュー作と子役時代の映画代表作についてまとめてみました。
映画『ラストレター』での演技が記憶に新しい、神木隆之介さん。
今回は、天才子役時代のCM・映画といった代表作や、知られざる壮絶な過去についても迫っています。
神木隆之介の芸能界入りのきっかけは?
人気実力派俳優・神木隆之介さんですが、天才子役から見事に本格派俳優に転身されましたよね。
ドラマ・映画・CMと数多くの仕事をこなしていますが、その原点とはどのようなものだったのでしょうか。
生まれたころは大病を患っていた
1993年5月19日生まれの神木隆之介さん、埼玉県出身の26歳です。
現在の姿からは全く想像できませんが、出生時の神木隆之介さんは生死をさまよう、危険な状態を経験しています。
病名こそ非公表となっていますが、神木隆之介さんは生後からまだ間もない1週間で、消化器系の感染病にかかってしまいました。
それも、生存率わずか1%という、とてつもない難病にです。
生まれて間もないにもかかわらず、2カ月間にも渡ってミルクも飲めない日々が続きました。
免疫力がただでさえ低い赤ちゃんですから、かなり危険です。
神木隆之介さんは、危篤状態に陥っていたといいます。
ところが奇跡的にこの危篤状態から回復し、命は助かりました。
それでも、寛解したとは安心できない状態だったらしく、幼少期はこの難病の陰が常について回っていたようです。
生きた証を残したいと考え芸能界に
大きな危機は脱したものの、神木隆之介さんの健康は予断の許さない状態でした。
神木隆之介さんの母親は病気の再発の可能性もあったため、「息子が生きた証を残したい」と考えるようになります。
そして、選んだのが芸能界でした。
神木隆之介さんの母親は、「セントラルグループ・セントラル子供タレント」という芸能事務所に応募し、見事合格。
こうして、神木隆之介さんは1995年に2歳で芸能界デビューを果たしました。
また、神木隆之介さんの実家は埼玉県富士見市の江戸時代から続くという、有名な旧家です。
こうした家柄もあってか、神木家には代々伝わる家訓もあります。
- 性格のかわいい人でありなさい
- 真逆の意見も一度は受け入れなさい
- 実ほど頭を垂れる稲穂かな
神木家のみならず、誰もが参考になる家訓ですよね。
これを踏まえて現在の神木隆之介さんを見ると、家訓通りの人柄に成長していることが分かります。
天才子役から人気実力派俳優へ
神木隆之介さんはデビューすると、女の子のようなかわいらしい見た目と演技力で一躍人気子役になります。
子役時代からドラマ・映画で演技力が光り、天才子役として引っ張りだこでした。
中高生になってもその勢いは衰えることなく、多くの天才子役たちが苦しんだ大きな壁も乗り越えます。
20歳を過ぎてからは、大人の俳優としてさらに成長を遂げました。
シリアスな演技からコミカルな役柄と、神木隆之介さんは幅広く演じられる実力派俳優として活躍されています。
神木隆之介さんは、2020年4月にWOWOWで放送開始予定のドラマ『鉄の骨』への出演が決まっています。
演じるのは富島平太役。今度は、どんな演技を見せてくれるのでしょうか。
神木隆之介のデビュー作や子役時代の映画代表作
続いては、人気実力派俳優・神木隆之介さんのデビュー作・CM「トイボックス」と、天才子役時代の代表作・映画『Little DJ 小さな恋の物語』について詳しく見ていきましょう。
デビュー作はCM「トイボックス」
神木隆之介さんのデビュー作は、トイボックス「ミッキーのおしゃべりハンドル」という、おもちゃのCMでした。
- 1995年に放映された、おもちゃのCM
- トイボックス「ミッキーのおしゃべりハンドル」
- 神木隆之介さんは当時2歳
- 本人は当時のことは憶えていないのだそう
当時の神木隆之介さんは、まだたった2歳。
事務所に入ってからすぐにCMが決まったようですね。
当然2歳のお子さんらしく、画像を見ると、とてもかわいらしいです。
ちなみに、神木隆之介さん本人は、この時のことは憶えていないそうですね。
人気子役だった神木隆之介さんは、10歳頃まで多くのCMに出演しています。
ざっと挙げても、味の素、P&G、東京ディズニーランド、シャープ、ハウス食品、コカ・コーラ、ロッテと、どれも一流企業ばかりでした。
映画『Little DJ 小さな恋の物語』
- 2007年に公開された映画
- 病院を舞台にした淡い恋物語
- 同名の原作小説もベストセラーの大ヒットを記録
- 撮影当時の神木隆之介さんは中学1年生の13歳
- 共演には、福田麻由子さん、広末涼子さん、松重豊さん、西田尚美さん、戸次重幸さんら
映画『Little DJ 小さな恋の物語』は、1970年代の函館にある、病院が舞台です。
入院している少年と少女の、淡い恋物語が描かれています。
神木隆之介さんが演じたのは、主人公の「高野太郎」。
この太郎が院内放送のDJをすることから、”小さなDJ”となっています。
ヒロインの海乃たまきを演じたのは、福田麻由子さんでした。
神木隆之介さんと福田麻由子は、ともに天才子役として人気でしたね。
映画『Little DJ 小さな恋の物語』では、お二人の高い演技力が堪能できます。
以上、今回は人気実力派俳優・神木隆之介さんの芸能界入りのきっかけから、デビュー作と子役時代の映画代表作についてまとめました。
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まとめ
- 神木隆之介さんは1993年生まれの26歳
- 1995年に2歳で芸能界入りした
- 生後間もなく難病にかかり生死の間をさまようが、奇跡的に助かる
- 母親が息子の生きた証を残したいと考え事務所に応募した
- デビュー作はトイボックス「ミッキーのおしゃべりハンドル」というおもちゃのCM
- 子役時代の代表作は映画『Little DJ 小さな恋の物語』
- 入院しながら院内DJをしている高野太郎を演じた
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