2009年10月10日に公開された、映画『カイジ 人生逆転ゲーム』。
主演は、藤原竜也で、ほか、キャストは、天海祐希、香川照之、吉高由里子などが、脇を固めており、キャッチコピーは「ようこそ クズの皆様」、「考えろ 裏をかけ そして未来を手に入れろ」です。
今回の記事では、映画『カイジ 人生逆転ゲーム』のフル動画を無料視聴する方法や作品についてご紹介いたします。
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映画『カイジ 人生逆転ゲーム』作品情報
借金の保証人となり、多額の借金を背負ってしまったフリーターのカイジ。金融会社の女社長・遠藤から一夜にして借金をチャラにできるゲームがあると聞いた彼は、そのゲームに参加するために豪華客船に乗り込むが、そこでは究極の頭脳ゲームが展開されていた。
出典:U-NEXT
キャスト
- 伊藤開司:藤原竜也
- 遠藤凛子:天海祐希
- 利根川幸雄:香川照之
- 船井譲次:山本太郎
- 石田光司:光石研
- 大槻太郎:松尾スズキ
- 兵藤和尊:佐藤慶
- 佐原誠:松山ケンイチ(友情出演)
- 黒服:福本伸行(ゲスト出演)
- 屋形船の女将:もたいまさこ(友情出演)
- 石田裕美:吉高由里子
- 黒服:鈴木亮平
- カップルの男性:遠藤要
- 帝愛グループのCMイメージガール:谷澤恵里香
- ブレイブメンロードの参加者:チョウソンハ
- 太田(ブレイブメンロードの参加者):中村靖日
- 宇多(クルーズの参加者):村田充
- 北見(クルーズの参加者):聡太郎
- 高田(クルーズの参加者):丸山智己
- 藤間宇宙
- カップルの女:松本亜希
- 石和謙介:載寧龍二
- 間島悟:尚玄
- 黒服:両國宏
- 篠田光亮
- 鈴木雄貴
- 赤塚篤紀
スタッフ
- 監督:佐藤東弥
- 原作:福本伸行
- 音楽:菅野祐悟
- 脚本:大森美香
- 製作:堀越徹、堀義貴、島谷能成、村上博保、平井文宏、阿佐美弘恭、入江祥雄、山口雅俊
映画『カイジ 人生逆転ゲーム』見どころ
この作品の見どころは、まずはキャストの豪華さです。
主演の藤原竜也さん、そして前述の天海祐希さん、香川照之さん以外にも鈴木亮平さん、吉高由里子さんなど、有名な俳優、女優が出演しています。
また、松山ケンイチさんも、友情出演しており、まさに豪華キャストと言うにふさわしいメンバーが揃っています。
ちなみに、原作漫画の作者である福本伸行さんも出演しており、どこに出ているかを探すのも、面白いかもしれません。
あらすじとしては、コンビニのバイトなどをして生活している主人公カイジが、借金の返済の為に、豪華客船でのギャンブルをすることになるところから、物語は始まります。
船には、カイジ以外にも多数の男たちが、同じ目的で乗り込んでおり、じゃんけんゲームで戦います。
カイジは、石田という人物とコンビを組みますが、敗れてしまい、地下で強制労働をすることになります。
そこでは、儲けもほとんどなく、辛い状態。
そんな生活から抜け出すために、カイジは、幾人かのメンバーを伴い、一発逆転のゲームに参加します。
そのゲームとは、ビルとビルの間にかけられた鉄骨を手をつかずに渡りきること。
落ちたら死にますが、もし成功すれば、1000万円を獲得できる、まさに一発逆転のゲームです。
カイジはそのゲームをなんとかのりきりますが、そこで敵の主要人物、利根川と一騎打ちすることになりました。
そして物語は、終盤へと近づいていきます。
以上が簡単ですが、ストーリーの大まかな流れとなります。
注目すべきポイントは、やはりカイジと同じく借金を抱えた周りの人や、利根川ら敵との頭脳戦です。
この物語には、じゃんけんゲーム、鉄骨わたり、利根川との決戦と、3つの戦いがありますが、どれも知恵を振り絞って戦う、熱いものです。
困難な場面をどうやって乗り切るのか、見ていてハラハラします。自分だったらどうするかなど、考えながら見るのも面白いでしょう。
そしてもう1つは、カイジが敵を倒すことで得られるカタルシスです。
物語を通して虐げられてきたカイジが、題名通り人生逆転していく様は、まさに爽快です。
ぜひ、最後まで目を離さず見てほしいですね。
総じて言うと、豪華なキャスト、熱い頭脳戦、そして見終わった後の爽快感。
これらがこの映画の見どころと言えます。
映画好き、もしくは頭を使うゲームが好きな方、さらに逆転劇が好きな方など、様々な人に楽しんでもらえる作品です。
映画『カイジ 人生逆転ゲーム』ネタバレあらすじ
コンビニのバイトの伊藤開司は、借金の連帯保証人になっていたため、金融会社経営者の遠藤凛子から取り立てを受けますが、支払うことができません。
すると、遠藤凛子は、伊藤開司に対して、借金返済のために、あるギャンブルに参加するよう誘います。
それはかなり大掛かりなギャンブルで、まず、失敗したら強制労働というじゃんけんのゲームに参加するはめに。
伊藤開司は石田光司と組んで勝つものの、石田光司が強制労働させられるはめになったので、伊藤開司も彼を追いました。
すると、伊藤開司も強制労働させられるはめになり、借金返済のため、やむなく働くことに。
が、自堕落な伊藤開司は、賃金を酒で使ってしまいました。
そこで、伊藤開司は、石田光司とともに、ブレイブ・メン・ロードというゲームに参加。
危ない橋の上を渡るというもので、伊藤開司は渡れたものの、石田光司は落ちてしまいます。
大金を手にした伊藤開司でしたが、借金額は引かれ、ほとんど持っていかれました。
そこで伊藤開司はさらなるゲームに参加することに。
今度はEゲームというカードゲームで、勝ったら賞金を獲得して元の生活に戻れ、失敗したらまた強制労働という厳しいものでした。
伊藤開司は、ゲーム中、利根川幸雄の不正を見抜き、見事、勝利します。
が、酔っぱらって気が付くと、賞金は、遠藤凛子とともに消えていたのでした。
じゃんけん
映画『カイジ 人生逆転ゲーム』では、命がけのゲームが次々に登場し、伊藤開司の脅威となっていきました。
まずはじゃんけんですが、命が危険にさらされることはないものの、負けたら強制労働ということで、これも恐ろしさに変わりはありません。
じゃんけんカードを使いきって、星のバッジを集めるという内容で、伊藤開司は、船井譲次を信じて一杯食わされますが、まんまと彼を破り、石田光司といっしょにゲームに勝ったのでした。
しかし、石田光司はミスが明らかになって強制労働となりますから、展開が読めない映画ですよね。
ブレイブ・メン・ロード
複数登場した映画『カイジ 人生逆転ゲーム』のゲームでも、もっとも怖かったのが、ブレイブ・メン・ロード。
2棟の高層ビルのあいだに細い橋があって、ここを渡るという、まさに命がけのゲームです。
伊藤開司は、この狂気のゲームに、石田光司、さらに病気の佐原誠といっしょに臨むことに。
結果は、伊藤開司以外は、落ちてしまいますが、石田光司が途中で脱落したのに対し、佐原誠はちゃんと渡ったものの、風にあおられ、結局、落ちてしまったのでした。
最後の最後まで油断はなりませんね。
Eゲーム
映画『カイジ 人生逆転ゲーム』で最後に登場したのが、Eゲーム。
じゃんけん同様、命に危険は及びませんが、負ければ強制労働が待っているということで、大変なプレッシャーです。
皇帝、市民、奴隷からなるカードを使って、戦いが進められます。
が、利根川幸雄に立て続けに負けた伊藤開司は、彼の不正に気づきました。
その手口は、伊藤開司に埋め込まれたマイクロチップから、彼の心理状態を読むという、恐るべきもの。
結果、伊藤開司が勝ったのに対し、利根川幸雄は永久に労働させられるはめになったのでした。
映画『カイジ 人生逆転ゲーム』感想
ここまで映画『カイジ 人生逆転ゲーム』を見てきましたが、始終、緊張を強いられるような内容ですね。
ギャンブル好きの方はもちろん、どういう視聴者であっても、伊藤開司になりきって、そうとうな高揚感を味わえるに違いありません。
第3作の映画『カイジ ファイナルゲーム』の公開に先立って、第1作の映画『カイジ 人生逆転ゲーム』、そして第2作の映画『カイジ2 人生奪回ゲーム』も見て、めくるめく『カイジ』の世界に没入してみましょう。
映画『カイジ 人生逆転ゲーム』視聴者の声
カイジの映画作品で、一番原作っぽいっていうか、利根川の役回りが原作のそれで好きな作品です。
彼が、エスポワールでクズどもに投げかける言葉はきついけど、その通りだと思えるものでした。
やっぱり香川照之さんは天才です。
すごくわざとらしいのに、わざとらしくないというか、本当にこういう人なのだろうと、見ている人に思わせてくれます。
利根川って、ちょっと半沢の大和田ともかぶるところあるし(焼き土下座エピソードとか、幹部ってとことか)、半沢見た後見るとまた趣があります。
また、カイジもすごくいいです。
キンキンに冷えてやがるの言い方とか完璧って思います。
もともと変な擬音(誉め言葉です)がついたり、どこか劇画チックな漫画なので、映像化してポップになったらいやだなと思ってました。
でも、藤原竜也、香川照之が出ているだけでその心配はありませんでした。
あの舞台っぽい演技っていうか、癖のある感じがとても作品に合っていたと思います。
ザワザワも音として出しちゃう演出、嫌いじゃないです。
まあ、なんで女の黒服を出すんだろうとか、映像化になって改悪もあったけど、面白い映画でした。
天海祐希さんは好きなんですけどね。
カイジに女の役はいらなかったかなと言うのが正直な感想です。
でもそれ以外はよかったと思います。【30代女性】
一見単純に思えるものの奥が深いゲームが多く、その駆け引きを楽しむことができました。
そのゲーム自体に攻略法がありそれを見つけ出すような勝ち方ではなく、人間の心理を読み取りその隙につけ込んで勝利を重ねていく主人公カイジの様子は非常に人間味が強く共感できました。
このような系統の作品は主人公の頭脳がとても明晰で、高度なゲームの分析を瞬時に行うことができる人物が主人公であることが多いですが、それだとどうしても共感ができません。
見ている側が共感しやすい主人公像がストーリーに引き込ませる大きな役割を果たしていると思いました。
最初は自分のことしか考えていないように見えるカイジが、実は善人への思いやりを持っており、心優しい人物であるというのも惹かれました。
また、キャスト陣の桁外れた演技力も目立ちました。とくに主人公カイジ役の藤原竜也さん、本作のラスボス的な立ち位置である香川照之さんの鬼気迫る演技はとても引き込まれました。
ラストシーンでのお互いの心理の探りあいでは表情で感情を完璧に表現しており、言葉を使わずとも深層心理が伝わってきました。
ギャンブルがテーマになっている作品ですが、人間の心の弱さなどを描いた作品でもあり、非常に奥が深いです。【20代男性】
原作を読んだことはないのですが、ネットなどで「ざわ……ざわ……」みたいなネタだけは知っていた程度で、主演が藤原竜也ということもあって面白そうだなと思ってみることにした映画です。
悪い意味ではないのですが、部隊演劇のような過剰な演技・演出が非常に印象的な作品ですね。
まず設定的にも結構ビックリな内容なので、それとのバランスを考えると、あれぐらい色濃いのがきっとちょうどいいのだと思います。見ている間、最初の内はずいぶんオーバーに感情爆発させるなぁ……と感じていたのですが、最後の方まで見たころには、すっかりはまり込めていました。
あのやりすぎ感情爆発のぶつけ合いをしている感じが、よりあの過剰な展開をグッと盛り上げてくれていたと思うので。
独自ルールのゲームといえば頭脳戦が欠かせないわけですが、そういったところに対して、見ている人間が置いてけぼりになりすぎない、割とルールそのものはシンプルな内容だったというのも良いなと思います。
1発目はかなりシンプルで、そこから徐々にレベルは上がるものの、視覚的に分かりやすい工夫がされていたと思います。
そのおかげで、登場人物たちの顔芸のような過剰な感情の演技の面白さに集中して見ることが出来ました。【30代女性】
地下でのペリカ散財のところが面白かったです。
最初、カイジはペリカを貯めようと自制していたのにそれが崩れるのの早いこと早いこと。
カイジ、馬鹿だなとも思うし、それだけ班長がうまかったんだろうなとも思いました。
班長役は松尾スズキさんで彼の胡散臭さがよく出ていました。
カイジが地下でビールを飲むところはそのままビールのCMに出来そうなくらい、旨そうでした。
悪魔的だって言葉もすごく印象深いです。
帝愛グループもセコいことして、労働者を留めているなと思いました。
頑張って働いてるんだからビールくらい安く売ってあげたらいいのにって感じです。
あと、面白かったのはEカードのところです。
映画公開のときは番宣で実際にEカードをしてたりとかもしていたと記憶してます。
Eカードは単純そうでなかなか奥の深いゲームです。
そのぶん、いかさまもできるゲームだと思いますが、いかさまがあっても勝てるカイジはすごいです。
カイジのギャンブルになると強くなる、あれはなんなんでしょうか。
そのときの口上も見事なもので聞き応えがありました。
すごく大げさっちゃあ、大げさですが、漫画カイジも劇画チックなところがあるので、カイジっぽい演出だと思いました。
カイジのらしいところがたくさんある映画で面白かったです。【30代女性】
限定じゃんけんの山本太郎とか、班長の松尾スズキとか原作のイメージぴったりでよかったです。
特に班長はすごくねちっこい感じでまさにあの班長そのものでした。
だから、班長にはもっと活躍してほしかったです。
地下編は地下チンチロリンの話が面白いのにそれがなくて残念でした。
あと、ブレイブメンロードも1回だけで、最初から落ちたら死ぬ仕様だったのが残念です。
あれは落ちて怪我したりするのがあってこそのドキドキだったように思います。
怪我くらいなら相手を落としてでも勝とうとか思う人もいるかもだし、一度は渡れてほっとしていたら今度は死ぬじゃんてところがよかったのにと思いました。
Eカードもいろいろ違っていましたが、原作のトリックは映像化は無理だと思うのでそれは仕方ないと思いました。
Eカードのときのカイジと利根川の心理描写はおもしろくて、カイジっぽかったです。
やっぱり、香川さんの顔の動きはすごいと思います。
藤原さんのカイジも素晴らしいです。
カイジはいつもはクズで頼りないところがいいところなので、藤原さんくらい若く見える人のほうがいいと思います。
藤原さんの真似といえば、カイジになるくらい、強烈な演技で素敵でした。
いろいろと不満はあるけど、全体的には面白い映画でした。【30代女性】
フリーターの伊藤カイジ(藤原竜也)のもとに金融会社の社長、遠藤凛子(天海祐希)が借金の取り立てに来る。
友達の連帯保証人になっていて、カイジに返済義務が発生した為だ。
しかしお金のないカイジ、そこで遠藤は大金をゲットできるゲームの
参加を進める。
そのゲームに参加したカイジだったが、待ち受けていたのは命がけの壮絶な試練だった。
人間の汚い部分が非常にリアルに描かれている作品です。
自分の欲のために他人をだましたり蹴落としたり。
お人よしゆえにだまされたり。
一見非現実的に見えてリアルでありそう。
そんな感情になりました。
藤原竜也さんの感情の籠った迫真の演技が何よりの見どころです。
カイジの喜怒哀楽を一緒になって体感できる、そんな素晴らしい演技です。
そして、この作品最大の見どころと言えばラストの利根川(香川照之)とのゲーム対決シーンです。
手に汗握る心理戦となっていて、観ているこちらも息を飲み、終始ハラハラドキドキしました。
ドロドロとした人間ドラマが好きな方、とにかくハラハラドキドキしたい方におすすめの作品です。【20代女性】
福本伸行原作のコミックを、「デスノート」でおなじみの藤原達也を主演に迎えて実写映画化された作品。
主人公はコンビニでアルバイトをしている伊藤カイジ。
ある日友人の借金を肩代わりするハメになり遠藤凜子に取り立てられる。
返すアテもないカイジは遠藤に言われるがまま豪華客船で一夜限りのギャンブルに参加する。
そこではカイジと同じような境遇で集められた「負け組」の男たちがわんさかいた。
借金返済のためにこれからおこなわれる恐ろしいゲームに絶対に負けられないのだが・・・。
単行本累計1100万部以上を売り上げる大ヒット漫画を実写映画化した同シリーズ3作品の第1弾。藤原達也、天海祐希、香川照之ら豪華キャストが手掛ける。
ギャンブルを軸に物語が展開していくのだが、この作品は窮地に立たされた人間の心の弱さや狡猾さ、汚さを包み隠さず表現しているところがすごい。
そうした人間に惑わされ、食い物にされながらもあらゆる逆境をはねのけていくカイジの姿に注目してほしい。
藤原達也の演技が原作のカイジとはまた違った迫力があり、原作を読んだ人、読んでいない人両方におすすめできる。【20代男性】
この映画を見て、負けても負けても希望の光はどこかにあるのだと勇気付けられました。
『人生逆転するために奮い立ち、支配する皇帝のような存在になりたいか、朽ち果てて支配される奴隷のようになりたいか』カイジは、前者の方でカッコ良い人でした。
また、考えさせられたのは、人生何が起こるか分からないという事です。
下克上もありえるし、奈落の底に突き落とされる事もある。
『カイジ』見て損はないと思います!お勧めします。
カイジの髪や、服が乾いていたといたのではなく、最初の着ていた服と変わっていたので、服は着替えて髪をふいていたという事です。
そこの描写はカットしてあります。
Eカードは、素直にそのまま読み取ればいいです。カイジがheavyな思想でなく、利根川がheavyな思想だったという事が鍵です。
最初のゲームのやり方と思わせ、実は違って、ストレートだったということです。
あまり言うとネタバレになるのでこれくらいにします。【30代男性】
今回は「カイジ 人生逆転ゲーム」についてのレビューをしたいと思う。
初めにこの映画は「賭博黙示録カイジ」という漫画が原作であり、その一部を実写化したものであるということを知っておいてほしい。
漫画版の主人公カイジは、心の声(自分にしか聞こえていない、自分の頭の中の声)として心理描写を字で表す技法が多く使われ、それとともに描かれる登場人物の豊かな表情や動作が加わり、それにより読み手を作中に引き込むとても魅力的な作品となっている。
そしてそれを実写映画化するにあたり、心理描写の部分は原作の魅力をうまく引き出せないのではないかと危惧したが、主演藤原竜也をはじめ、松山ケンイチや香川照之の迫真の演技や原作の魅力である大金を賭けた命がけのゲームの演出、それを行う施設や周りの環境、小道具までもとても細かく作りこまれており、原作を知っている方でも十分に満足できる内容であった。
とくに主人公カイジ役演じる藤原竜也の演技がとても光っており、必見である。
「カイジ 人生逆転ゲーム」を漫画版カイジの延長線上の作品として見る方も、そうでなく原作を知らない方でも十分に楽しめるエンターテインメント性に富んだ一作である。【10代男性】
藤原竜也の安定の演技力はもちろん、裏切らないセリフの言い回しが見どころ。
作品ではカイジの人間としての人柄の良さがとてもよくわかる作品になっている。
ごく普通のダメ人間?のカイジが大金によって人生が狂っっていく過程がとても面白い。
今まで経験したことのない環境に放り出され、戸惑いながらも逃げ道がない。
そこで人情あふれる感情で行動してしまう故、騙されることもあるがその代わり得るものも多い。
困難を一つ一つ受け入れるごとにカイジの中で何かが目覚め始める。
大きな山場では覚醒するように目の色が変わり、ギャンブラーになる瞬間が本当に見どころ。
直感だけではなく、頭脳も使っての賭けでスカッとする場面も何度もある。
最後までどうなるのか予想がつかない展開もあり、常にドキドキ感はあるが、コメディタッチもあり楽しめる作品。
カイジは結局運がいいいのか、悪いのか考えてしまう。
オチもしっかりあり、何度でもリピートしてしまう映画になっっていると思われる。【30代女性】
映画では「Eカード」での掛け金は鉄骨渡りで得た賞金でしたが、マンガではカイジは無一文で「Eカード」の勝負に挑むため、掛け金はお金の代わりに身体の器官を賭けます。
耳に特殊な機械を取り付け、針が鼓膜を破壊するまでの距離30ミリをチップとして使うカイジ。
負けて針が進んでくる時の音は耳に直接響いてくるため、マンガの中だとしてもぞわぞわしてしまいます。
負けが続き、カイジは耳に付けられた機械から脈拍などのデータを送られ、利根川が見ているというイカサマに気付き、耳に付けられた機械をとるために耳ごと取ってしまいます。
そのシーンはどうしてもグロイシーンになってしまいますね。
マンガには映画では出てこない兵頭会長とのくじ引きゲームがあります。
そこにもグロシーンが存在します。
このゲームでの掛け金を1億円にするため、カイジは足りない分として指4本を差し出すことになりました。
兵頭会長とのゲームに負けてしまい、指4本を落とされてしまうシーンは目を背けたくなりますね。【30代男性】
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