雄英高校ヒーロー科入学初日。
担任の相澤消太による体力テストが行われます。
成績が最下位の生徒は除籍処分という厳しいテストなので、個性を活かして全力でテストを受ける生徒たち。
しかし個性をコントロールできていない緑谷出久は自力で体力テストを受けているためずっと最下位です。
このままでは除籍のためイチかバチかでワンフォーオールを使おうしますが、相沢は制御できない個性を使おうとする出久を叱りつけます。
そこで指先だけに集中してスマッシュを打ち、なんとかテストをクリアするのでした。
1期6話「猛れクソナード」のあらすじ
体力テストの成績が発表されました。
出久は最下位でしたが、除籍は相沢による生徒の個性を最大限引き出す合理的虚偽、つまりウソだったので除籍を免れる出久。
ホッとする生徒たちでしたが、オールマイトは気づいていました。
相沢は本当に最下位を除籍するつもりでしたが、出久に可能性を感じたため合理的虚偽ということにしたことを・・・。
その日の授業が終わり、出久は麗日お茶子や飯田天哉と一緒に下校します。
爆豪勝己から出来損ないのデクという蔑称で呼ばれている出久ですが、お茶子は「頑張れ!」って感じだから「デク」という呼称が好きだと言われ舞い上がる出久。
出久のあまりの浅さに飯田も呆れてしまいます・・・。
翌日
オールマイトによる授業では、戦闘訓練が行われることになりました。
生徒は核兵器を持つ敵組と、核兵器を回収するヒーロー組に分かれ、2対2の屋内対人戦で勝負を決めます。
コンビや対戦相手はクジ引きで出久はお茶子とヒーロー組、対戦相手の敵組は爆豪と飯田に決まりました。
出久がオールマイトから個性を受け継いだことを知らない爆豪は、出久は個性があるのに無いフリをしていたと勘違いしており「俺を騙していたのかクソナード!」と怒り心頭。
出久と対戦できることに意欲を燃やします。
一方、出久も子供の頃から目標も自信も体力も個性も自分より何倍もすごいと引け目を感じてきた爆豪に、敗けたくないと戦意を高揚させます。
そんな出久にいきなり奇襲をしかける爆豪。
しかし出久も爆豪の分析は全部ノートにまとめてあるため、最初は右の大振りであろうと予測、爆豪の動きを封じます。
「いつまでもザコで出来損ないのデクじゃない、僕は「頑張れ!」って感じのデクだ!」と爆豪に宣戦布告する出久、ブチ切れる爆豪。
幼馴染同士の因縁の対決が始まります!
1期6話「猛れクソナード」のネタバレ
オーマイトと相澤消太
ハイテンションで派手なオールマイトと、暗くテンションの低い相澤。
正反対の二人は、どうも気が合わないみたいです。
それでも互いの心の奥底に気づきあうなど、馬が合わないなりに互いを実力者として認めてる風でかっこいい間柄です。
一クラス全員を除籍するような相澤が、出久を認めて除籍処分にしなかったことをうれしがるオールマイトは子煩悩ですね。
一筋縄ではいかない担任ですが、出久には相澤の元で様々なことを学んで成長して欲しいです。
麗日お茶子
デクという言葉を「頑張れ!」って感じととらえるなど、独特の感性の持ち主なお茶子。
ヒロインに好意的に取られたからと言って即、舞い上がるあたり出久の女性免疫の低さが垣間見れます。
戦闘訓練でさっそく主人公とヒロインのコンビになりましたが、お茶子の個性・ゼログラビティは今回の授業でかなり有利。
これはかっちゃんに一矢報いることができそうです。
コスチュームも曲線を活かしたデザインが可憐で、お茶子にぴったりですね。
爆豪勝己
体力テストでは最下位の出久と違い、八百万と轟に続いて3位に付けたかっちゃん。
誰がどう見ても、爆豪勝己>緑谷出久なのに、出久が個性を持っていたのに隠していた(とかっちゃんは思っている)ことが気に入らないみたいでかなりカリカリしています。
ちなみにタイトルにもなったクソナードのnerdは英語圏のスラングで、クソオタクという意味です。
かっちゃんにとって出久は、できそこないの運動音痴なヒーローオタクらしいですね。
ばかにしつつも出久のことを一番知っていたはずだったのに、個性が出現したことに気づかなかった自分への怒りもあるようです。
7話の対戦が見ものです。
1期6話「猛れクソナード」の感想
出久とかっちゃん。
仲が悪いようにみえますが、本当に仲が悪ければ出久は爆豪をかっちゃんとは呼ばないし、そもそも爆豪がかっちゃんなどと馴れ馴れしく呼ばせないでしょう。
かっちゃんは知らない間に道端の石ころレベルの出久が力を付けたことにイラついているようですが、個性が現れたことを自分に隠していた、裏切られた!という気持ちもあるのではないでしょうか?
出久もかっちゃんの攻撃パターンをノートに書き留めるなど、出久にとって爆豪勝己は一番身近なヒーロー。
子供の頃からお互いを良く知っている間柄だけに屈折した感情がある二人が、どんなバトルを見せてくれるのか期待大です。
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