オールマイトの個性は、他人へ譲ることのできる「ワン・フォー・オール」。
この個性を緑谷出久は受け継ぐことになりました。
そこで受け継ぐための器=身体を作るため、オールマイトが直々に出久をトレーニングすることになります。
10ヶ月間がんばった出久の身体は「ワン・フォー・オール」を受け継ぐだけの筋肉が付き、無事「ワン・フォー・オール」を継承しました。
しかし継承しただけではヒーローにはなれません。
今日行われる雄英高校の受験に合格しなければ!
1期4話「スタートライン」のあらすじ
雄英高校ヒーロー科の入試が始まりました。
試験場に配置された仮想敵に対し、受験者は各自の個性を活かして倒すことでポイントが加点される実技試験です。
出久も敵を倒そうとしますが、青山優雅に先に倒されてしまうなどなかなかポイントを稼げません。
そんな中、巨大な仮想敵が現れたために麗日お茶子が瓦礫の下敷きになってしまいます。
巨大すぎてテストには不利と他の受験者が逃げる中、出久はお茶子を助けるために初めて「ワン・フォー・オール」を使いました。
出久の打った初スマッシュは巨大な仮想敵を一撃で倒します。
しかし時間切れで出久の実技ポイントはゼロでした・・・。
入試不合格を自覚する出久。
他の受験者たちは出久の要領の悪さを呆れますが、唯一飯田天哉だけは実技テストの真意に気づきます。
一週間後、オールマイトからビデオレターが届きました。
そこにはお茶子が自分を助けるために出久がゼロポイントになったため、自分のポイントを出久に回して欲しいと直談判している姿が映っています。
実は実技テストはただ仮想敵を倒すだけでなく、他の受験者を救助できるというレスキュー点が密かに審査されていました。
お茶子を助けようとした出久には60ポイント、出久にポイントを分けようとしたお茶子には45ポイント入ったのです。
緑谷出久は無事合格!多くの助けを受けて出久の夢の高校生活が始まります!
1期4話「スタートライン」のネタバレ
青山優雅
金髪の前髪をたなびかせ、ヘソビームで優雅に(?)敵を倒す青山。
胸元のムダなフリルといい少女漫画のような長いまつげといい、慇懃無礼すれすれの紳士ぶりがうさんくさくていいですね。
後に出久のクラスメートになる青山ですが、初登場ながら独特の濃いキャラで印象に残る登場シーンでした。
時間制限のある実技中にカメラ目線をするという余裕を見せるあたり、彼の実力はもっと高いのかもしれません。
青山の腹痛やお茶子の嘔吐など能力を使うことで代償を払わなければいけない個性もありますが、腹痛のリミッターをはずした青山の実力をいつか見てみたいです。
飯田天哉
真面目すぎて少々ウザい優等生・飯田。
脚力を活かした攻撃力と、受験者の中で唯一レスキューポイントも審査されていることに気づいた観察眼など文武に優れたヒーロー候補生です。
試験でなければ女子を助けていたと悔しがるあたり、プロのヒーローである実兄同様、心底善人なのでしょうね。
声優さんはハイキューの影山飛雄役などでおなじみの石川界人さん。
影山とてたくさんセリフがあるので、いっぱい声が聞けてファンとしてはうれしいです。
スマッシュ
憧れのオールマイトから譲られた、オールマイトの技。
ぶっつけ本番で打ちましたが、誰かを助けるためなら危険も顧みないという「ワン・フォー・オール」の自己犠牲の精神とうまく噛み合って、見事に炸裂しました。
単純明快なパワー系攻撃なので、見た目の派手さがあって華やかです。
普段地味キャラな出久だからこそ、ギャップもあって見栄えしますね。
画力の高い画面と効果音も迫力があり、これからも必殺シーンとして何回か見れそうで楽しみです。
1期4話「スタートライン」の感想
誰もが逃げ出した巨大な仮想敵に放ったスマッシュ、かっこ良かったです!
ヒロインのピンチに自己犠牲もいとわず飛び出し、一撃必殺で倒してしまうなどまさにバトル漫画の王道で感動的でした。
こまめにポイントを稼ぐお茶子も可愛かったです。
出久のポイントを横からかっさらっていく青山や、優等生すぎて仕切りやな飯田など、今後の主要なサブレギュラーのキャラも立ってたし、彼らの個性も見られてお得な回でした。
欲を言えばかっちゃんの攻撃シーンも見たかったですが、それはこれからも見れそうなので先の楽しみにとっておきましょう。
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