新しい速攻のスタイルを求める日向翔陽は、烏養繋心によって強豪だった頃の鳥野の監督だった烏養一繋と引き会わされます。
影山飛雄は及川徹に会い、攻撃の主導権を握っているのは影山でなく翔陽であり、影山の言う通りに翔陽に動けというならおまえは独裁の王様に逆戻りだと指摘されました。
一繁の言葉で影山に止まるトスを上げさせれば良いとひらめいた繋心は、さっそく影山にそのことを伝えます。
翔陽は一繁と練習をし、影山はペットボトルを使って練習、それぞれ別々に自主練に励む二人。
成長を望むのは二人だけではなく、サーブを磨きたい東峰旭やトスもできるようになりたい西谷夕など各々が切磋琢磨を繰り広げるのでした。
ハイキュー2期7話のネタバレあらすじ
夏休みに入り再び東京合宿に参加する鳥野のメンバーたち。
翔陽はただの鉄塔を見て東京タワーかとはしゃぎ、孤爪研磨に呆れられます。
合宿で練習試合が始まると、今までの速攻とは違う落ちるトスを出そうとした影山がまさかのミス。
しかしそのミスに翔陽は影山が自分に対応しようとしてくれてることに気づきました。
西谷もジャンプトスをしようとしてミスをするなど、成長はめざしたいものの何ひとつ成功しない鳥野の面々。
しかしそのミスだらけの姿こそ進化の過程だと評する音駒の猫又監督。
皆が成長を追い求める中、一人冷めている月島蛍を黒尾鉄朗や木兎光太郎が自主練に誘います。
しかしブロックが弱い月島を黒尾がうかうかしてると翔陽に追い抜かれるのではと煽ってしまい、月島の地雷を踏んでしまいました。
翌日、東峰と月島と山口忠で話をする機会があり、翔陽の成長が怖くないのかと東峰に聞く月島。
怖いというより自分も成長しなければと心に火が付いたと答える東峰。
その瞳にはまだまだエースの座は譲らないという強い決意がありました。
前日に黒尾に挑発されたからか、木兎光太郎の自主練の誘いを断る月島。
せっかく梟谷のエースが練習誘ってんのになぜ断るのか納得いかない翔陽。
山口は翔陽に今の月島に何て言うかと相談しますが、翔陽は月島がバレーをやりたいのかどうかわからないので何も言わないと答えます。
月島と付きあいの長い山口はツッキーはバレーが嫌いじゃないよ、そうじゃなきゃ鳥野に来ないとさみしそうに言います。
どうやら山口は月島がバレーに全力投球しない理由を知っていそうです。
月島蛍
今回の主役ともいえるツッキー。
何事にも冷めていて実力があるのにバレーでもいまひとつ本気を見せません。
そのくせいつか日向に抜かれるかもしれないと危機感を感じているところを見ると、バレーボールに対して全力投球したくないわけではなく、何かしら自分でブレーキかけている様子。
頭が良い分、いろいろ考えてしまうのかもしれませんが、田中冴子の話によるとどうやら小さな巨人と同じ世代の兄がいるみたいです。
山口が何か知っているようですが、さて・・・?
黒尾鉄朗
音駒の黒尾鉄朗。
面倒見の良い性格でキャラ人気投票でも上位常連です。
まひとつバレーに本気を出さないツッキーを誘ったり、挑発してみたり、煽りが失敗したとわかったらちゃんと田中龍之介たちにお詫びを入れたりといたせり尽くせりなキャラが受けています。
鳥野と全国で戦いたからライバルでありながらツッキーの世話を焼いてあげるなんて仏のようなキャラです。
うさんくさいけど。笑。
テンションの低い研磨には黒尾のような世話焼キャラが必要なのでしょう。
山口はツッキーの黒尾的ポジションになれるでしょうか?
日向と影山
新しいスタイルの速攻完成に向け、試行錯誤している最中のためなかなか噛み合いませんが、だからこそ噛み合った時が楽しみです。
以前に牛島若利はアタッカーに尽くせないセッターはいらないと影山に言いましたが、独裁の王様だった影山が日向に尽くすために止まるトスをあげようとしている、それだけでもすいぶん成長しています。
何よりそれが理解できるようになった日向も成長しましたね。
この二人の成長がぴったり合う瞬間を早く見てみたいです。
ハイキュー2期7話の感想
合宿エピソードということでキャラ個人個人にスポットライトを当てやすいシチュエーションが来ました。
まずはツッキーのようです。
クールであまり自分の感情を出さないキャラゆえ、こういう時にピックアップしてくれると内面が理解できてファンにはうれしいですね。
技術も身長もあるツッキーが、素人同然の日向に対して以外にもライバル心や恐怖心を持っていたことは新鮮な驚きでした。
クールな殻を破ってひとまわり成長したツッキーが早く会いたいです。
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