努力むなしく赤点を取った日向翔陽と影山飛雄は居残り補修、田中龍之介の姉の冴子の車で東京まで送ってもらうことになります。
冴子は翔陽の憧れである「小さな巨人」と同級生だったらしく、学生時代の小さな巨人は、エースであることの絶対的プライドと自信に溢れた人間だったと翔陽に教えてくれました。
合宿では音駒高校や生川高校、森然高校や梟谷学園という強豪と練習をする鳥野。
その合宿で翔陽はロシア人とのハーフで、身長194センチの灰羽リエーフというミドルブロッカーと知り合います。
ハイキュー2期5話のネタバレあらすじ
合宿の練習では灰羽に速攻と止められ、試行錯誤する翔陽と影山。
もっと強くなりたいと願う翔陽は東峰旭にトスされたボールにも無意識に喰らいつき、空中で衝突するなどアクシデントも起こります。
顧問の武田一鉄は、合宿に参加するチームの中で鳥野が一番弱いと言い、それは鳥野が伸びしろがあるということだとチームを励まします。
今までの速攻が太刀打ちできないなら、ボールを見ずに打っていた速攻を自分の意志で打ちたいと言い出す翔陽。
しかし翔陽の技術力不足を考えて難色をしめす影山と菅原孝支と烏養繋心。
合宿前半はあっという間に終わり、再戦を約束して灰羽と別れる翔陽。
鳥野に戻ってから影山と谷地仁花と三人で新速攻を練習しますが、うまくいきません。
強くなりたい翔陽と、来月の春高の一次予選を優先する影山は意見が合わずケンカになってしまいます。
田中が二人を止めますが、ギクシャクする翔陽と影山。
谷地と田中と菅原と東峰は心配しますが、澤村大地は二人を信じて結論が出るまで待とうと言います。
一方、烏養は影山の意見に賛成しつつも、もしも翔陽が自分の意志で速攻ができたら、翔陽と影山のコンビは小さな巨人をも超える空中戦の覇者となれると考えていました・・・。
速攻
鳥野の攻撃の要のひとつである日向と影山の速攻。
しかし今のままでは身長194センチのリエーフや及川徹には通用しません。
強くなりたいという欲があるからこそ影山と衝突してでもスタイルを進化させたい日向と、春高の一次予選までの期間を逆算して確実に勝ちを取りにいきたい影山。
強くなりたい、勝ちたいと同じ方向を向いているのに衝突しあう二人が切なかったですね。
でもそれは二人が共に進化するための大切な試練。
これを乗り越えて更にパワーアップした二人が見たいです。
猫又監督
本来は敵であるはずの鳥野のメンバーを暖かく見守る猫又監督。
敵味方分け隔てなく成長を見守る姿は指導者の鑑ですね。
学生だけでなく武田も烏養もこの猫又監督に指導されているようなところがあり、それでいて喰えないところが魅力です。
「変化を求めない者には進化もない」「貪欲に自分こそが頂点であるといえ」など名言も多く、若い冴子と同じレベルで飲める酒豪ぶりといい、絶対にすみに置けません。
旧知の烏養一繋との再会シーンをぜひ見てみたいものです。
谷地仁花
うっかり日向の練習につきあったばかりに、日向と影山のケンカに巻き込まれてかわいそうでした。
母子家庭で男兄弟のいない彼女にとっては、男子同士の取っ組み合いのケンカは免疫もないしきつかったでしょう。
それなのに涙を浮かべて日向を心配するなど純粋で良い子です。
ラブコメにこれっぽちも発展しないのもいいですね。苦笑。
谷地、烏養、田中、菅原、東峰、澤村。
これだけのメンバーを心配させてるのですから、日向と影山の二人にはケンカをばねに大きく成長してもらいたいものです。
ハイキュー2期5話の感想
前半の合宿のワイワイ感と後半のシリアスな衝突シーンが対照的で、一回で二種類のハイキューが楽しめました。
互いに自分の主張をゆずらないわりには日向を最大限活かしてあげたい影山と、影山のトスを活かしたい日向という本音も聞けて、ケンカシーンでさえなければほほえましかったです。
巻き込まれた仁花ちゃんは気の毒でしたが。
菅原や東峰ではなく田中を呼びに行くあたりはさすがの人選です。
かなり優秀なマネージャーになってきましたね。
スポーツ物でもバトル物でも成長の前の足踏み期間は必要なシチュエーションですが、春高まで時間が無いのは確か。
早く仲直りして成長して欲しいです。
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