インターハイ第二戦の伊達工業戦。
鉄壁のブロックで鳥野の攻撃を封じる伊達と、日向翔陽と影山飛雄の速攻で伊達がブロックをする前にスパイクを決めてしまう鳥野。
点差の開かない攻防の中、伊達は翔陽さえ止めれば勝てるのではと考えます。
強豪校の伊達のブロックをものともしない翔陽に会場の観客も釘付けです。
伊達のメンバーや観客が翔陽一人に注目をはじめた頃、ここぞという場面で翔陽は囮になりエースの東峰旭がスパイクを決めます。
自分が打ったわけではないのに点が入ってゾクゾクする翔陽。
影山も最強の囮はエースよりもかっこいいとおだてます。
ハイキュー1期18話のネタバレあらすじ
強豪・伊達工業から鳥野が1セット目を取ったことで盛り上がる会場。
しかし伊達も翔陽にブロックを2枚つけたりするなど徐々に対応しはじめているため、フォーメーションを変えたりして攻撃を続ける鳥野。
月島蛍は伊達の青根高伸に真正面から挑んでも不利、翔陽が後衛に回っている間は無難にリードを守る、日向翔陽が日の光なら自分は月だと冷静に分析。
無難でありながらもブロックが得意なのは伊達の選手だけではない、と言わんばかりの確実な守備を見せます。
双方の選手が全員で護り、全員で攻撃する中、ついに鳥野がマッチポイント。
最後はエースの東峰が決め、鳥野が勝利しました。
試合後、翔陽や西谷夕に俺はエースだがおまえらはヒーローだなと言う東峰。
伊達の主将の茂庭要は谷間の世代とか不作の三年と言われながらも「伊達の鉄壁」を守れたのは二年生のおかげだと、青根や二口堅治にお礼を言います。
春の全日本バレーボール高等学校選手権大会・通称春校で鳥野にリベンジを誓う伊達の面々。
伊達戦が終わり、三回戦目の相手は青葉城西か大岬です。
大岬相手に大量得点中の青葉城西の及川徹は、王者伊達にもダークホースの鳥野にも全部勝利して、全国に行くのは俺達だと自信を見せつけます。
勝利
東峰と西谷と菅原がトラウマを乗り越え、日向も囮役にやりがいを感じるという完全勝利でした。
伊達のブロックに攻撃の全てを封じられた東峰ばかりに注目が集まりがちですが、後衛でつなげなかった西谷も苦しんでいたのです。
西谷が守備をしてこそ前衛の東峰が輝く。
東峰がエースなら守備の西谷と東峰へのマークを分散させた囮役の日向はヒーロー。
鳥野のメンバー全員で勝ち取った勝利でした。
一方、青葉城西も大岬相手に大量得点差で勝利中。
次回の勝敗は楽しいことになりそうですね。
不作
四強のひとつと言われる伊達工業でさえ、実は谷間だの不作だのと言われていたことが判明します。
それでも先代から受け継いだ鉄壁の名を崩さぬよう、茂庭は無事に次世代の青根や二口につなげました。
鳥野も強豪と言われたのははるか昔とはいえ、バレーボール部をつぶさぬようコツコツとつないでいた人間がいたからこそ日向や影山、月島といった次世代の選手が受け継ぐ下地が残っていたのです。
スポットライトは当たらなくても、こういう事象を継承する人って大事ですよね。
囮
強豪・伊達の青根と二口にマークされるなんて、中学時代の日向からは想像できないほどアタッカーとして成長しました。
小柄な日向に伊達の巨体が二人がかりでブロックするなんて、もはやすでに「小さな巨人」なのでは?
菅原にも東峰のトラウマ払拭に協力を依頼されるなど、完全に戦力として信頼されてますよね。
影山との凸凹コンビもサマになってきたし、会場と伊達の注目を一身に集めて飛ぶ日向がとてもかっこ良かった18話でした。
ハイキュー1期18話の感想
伊達工業には申し訳ないけど、鳥野にとっては大団円的な勝利でした。
日向が囮という役割にやりがいを感じた影で、月島が冷静に自分の役割を自覚していたのも良かったです。
日向翔陽と影山で日の光と影という対比でしたが、月島とも太陽と月という対比なのですね。
でも月は自分で光らないけど蛍は自分で光るので、ここぞというとこで鳥野ブロックを見せた月島に安心感を感じました。
青根ほどではないですが長身はダテではないのです。伊達戦だけに。
そんな勝利の余韻をいっぺんに吹き飛ばした及川。
声優の浪川大輔さんのウザい演技が上手で、本当にむかつきました(笑)
三回戦では及川の高い鼻をぺしゃんこにへし折ってやりたいところです。
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