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ハイキュー1期1話のネタバレあらすじと感想!タイトルは「終わりと始まり」

アニメ

古舘春一先生が描くバレーボール漫画「ハイキュー!!」。

週刊少年ジャンプ2012年12号の連載開始から王道青春モノとして人気になり、2014年4月からアニメがスタートしました。

タイトルのハイキューは漢字の排球から来ており、819をハイキューと読む語呂合わせで日本記念日協会に申請、現在8月19日は正式にハイキュー記念日として登録されています。

作者の出身地と同じく東北地方が舞台となっており、道の駅いわいずみでは登場人物の岩泉一と同じ名前であることから、岩泉の誕生日の6月10日には道の駅主催で生誕祭が開催されるなど、聖地巡礼に訪れるファンを狙ったコラボレーションも展開されるほどの人気漫画です。

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ハイキュー1期1話のネタバレあらすじ

背が低いことが悩みの小学五年生・日向翔陽は、家電屋さんが中継するテレビから聞こえた「小さな巨人」という言葉で自転車を漕いでいた足を止めます。

バレーボールの甲子園とも呼ばれる全国高等学校バレーボール選抜優勝大会のテレビ中継で、小さな巨人と呼ばれていたのは、鳥野高校の背番号10番の男子選手でした。

鳥野高校の黒いユニフォームに身を包み、小柄な身長をものともせず、長身の対戦相手に次々と得点を重ねる彼のプレーに身体を震わせた翔陽は、自分もバレーボール選手を目指すことを決意します。

三年三か月後、翔陽が率いる雪ヶ丘バレー部が公式試合に出ることになりました。

初戦の相手は圧倒的な才能で試合の流れを制す「コート上の王様」と呼ばれる天才セッター・影山飛雄率いる強豪の北川第一中学。

翔陽とは頭ひとつ分身長の違う敵にびびる雪ヶ丘のメンバー。

更に肝心の翔陽もお腹の調子が悪く、トイレに入り浸ります。

トイレの前で出会った影山からも、体調管理もできていないと翔陽を軽蔑されてしまいました。

二年前、小さな巨人に憧れて雪ヶ丘中学に入学した翔陽は、雪ヶ丘には男子バレー部が無いことを知ります。

練習環境に恵まれず、部員も翔陽一人、身長も伸び悩む中、小さな巨人への憧れを支えに黙々と練習を続けてきた翔陽。

中学三年生になりやっと一年生が入部、公式戦にエントリーし、他の運動部からの助っ人で今日はなんとか出場できたのです。

だから何とか勝ちたい翔陽ですが、他校の生徒からも優勝候補の北川第一と初戦で当たるなんて運が悪いと同情された通り、寄せ集めチームがエリートチームに敵うはずもなく、翔陽達はコテンパンにされます。

それでもトイレの前で影山に背が低くても俺は飛べると啖呵を切った翔陽は、小柄な身体からは想像もできないようなジャンプ力で影山を驚かせました。

王様の影山に印象付けたことなど夢にも思わない翔陽は、その後鳥野高校に入学して影山にリベンジを誓います。

ところが影山も鳥野高校に進学しており、チームメイトとしてまさかの再会を果たすのでした。

小さな巨人との出会い

小学生男子にとって背が高いことや運動神経が良いことは、クラス内カーストにおいて重要な意味があります。

背が低い、それだけで無条件にカーストの下の方へ追いやられていた小学生にとって、長身であればあるほど有利なバレーボールで、小柄な背番号10番がまるで漆黒の翼が背中にはえているかのごとく、長身選手相手にどんどん得点していく姿はまさに小さな巨人でした。

小学生男子らしく自転車の前かごにサッカーボールを入れたチビっ子翔陽が、やがて小さな巨人本人になっていく片鱗を感じさせるシーンです。

たとえ小柄でなくても、低身長の選手がスピードを活かして長身選手を出し抜いていく姿は、客観的に見ていても痛快です。

影山との出会い

明るく素直な日向とは対照的に、クールでとっつきにくい影山飛雄。

名前のイメージからも陽と影という対照的な二人の出会いです。

チームメイトに恵まれないという同じ環境でさえ、その理由は日向がバレーボール仲間がいないという単純さに対し、影山は自分だけが飛びぬけて理想が高く上手なため、周囲の人間を努力不足と見下してしまう対人関係問題という根の深い理由です。

だからこそ最初はいがみあっていた正反対の二人が後に最高のコンビになるという、少年漫画では王道な展開を期待できるとても完成された回です。

サラサラのストレート黒髪に、目つきの悪いクールキャラという、女性読者のフェチを詰め込んだ影山飛雄というキャラクターもおすすめ。

日向+影山=化学反応

体格も性格も環境も実力も全て正反対の日向と影山ですが、バレーボールへの情熱と勝利への貪欲さのベクトルが全く同じです。

王冠と王様の赤いマントを従えたイメージの影山にとって、足元にも及ばない日向。

本来なら眼中にも入らないはずの日向を影山は一目置きます。

おそらく影山本人も自覚のないままに。

「巨人の星」や「ガラスの仮面」の時代から、努力型の無名主人公と、天才型ですでに業界では有名なライバルキャラという設定は、王道で燃えます。

しかも日向のまだ開花していない真の実力に気付く王様影山という展開は、オーソドックスですが、確実にわくわくする新アニメの一話にふさわしい話でした。

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ハイキュー1期1話の感想

原作の一話を大切にしつつ、躍動感の必要なバレーボールのシーンをアニメで再現するという静画と呼ばれる漫画に対し、アニメの良さを活かした一話でした。

私は原作ファンのため、鳥野高校の黒のユニフォームのイメージに慣れすぎていたせいか、黒くない日向と影山に微妙に違和感を抱きつつ、幼さの残る中学生時代を楽しみました。

日向役の村瀬歩さんは可愛い系の男子キャラを演じさせたらトップクラスの声優さんで、日向のキャラにぴったりです。

明るく素直なだけでなく、空気が読めなくてウザイ部分も良く演じてくれていました。

影山役の石川界人さんもクールで艶のある声で影山のイメージ通り演じてくれて、原作ファンとして感謝しかありません。

今回はシリアス展開でしたが、今後はこの二人によるかけあい漫才的なギャグシーンもあるので、とても楽しみです。

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