2018年に公開された、アメリカのSFアクション映画。
身長わずか1.5センチのヒーロー「アントマン」は、女性ヒーロー「ワスプ」となったホープとタッグを組み、謎の人物「ゴースト」に襲われながらも、量子世界へと消えたホープの母ジャネットを連れ戻すことに協力します。
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映画『アントマン＆ワスプ』作品情報
アントマンとして活躍するも、ある事件のせいでFBIの監視下に置かれ、軟禁状態となったスコット。ピム博士から新たな指令を与えられ、再びアントマンとなった彼は博士の娘・ホープとコンビを組むが、彼らの前に全てをすり抜ける謎の美女・ゴーストが現れる。
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キャスト
- (スコット・ラング／アントマン)ポール・ラッド
- (ホープ・ヴァン・ダイン／ワスプ)エヴァンジェリン・リリー
- (ルイス)マイケル・ペーニャ
- (バーチ)ウォルトン・ゴギンズ
- (ゴースト／エイヴァ)ハナ・ジョン＝カーメン
- (カート)デヴィッド・ダストマルチャン
- (デイヴ)ティップ・“T.I.”・ハリス
- (マギー)ジュディ・グリア
- (パクストン)ボビー・カナヴェイル
- (ジミー・ウー)ランドール・パーク
スタッフ
- 監督 ペイトン・リード
- 音楽 クリストフ・ベック
- 脚本 クリス・マッケナ、エリック・ソマーズ、ポール・ラッド、アンドリュー・バレル、ガブリエル・フェラーリ
- 製作 ケヴィン・ファイギ、スティーヴン・ブルサード
映画『アントマン＆ワスプ』ネタバレあらすじ
1987年、ソ連の弾道ミサイルICBMを止めようとしてジャネットは姿を消しました。
夫のピム博士と娘のホープは、ジャネットを失った悲しみを抱きながら暮らしていました。
しかしスコットは、一旦入った量子世界からの帰還を実現します。
それを知ったピム博士は、そのときの状況を再現して、量子世界で姿を消したジャネットを取り戻そうと考えました。
一方、スコットはソコヴィア協定により自宅謹慎中で、3日後には自由の身になるところでした。
スコットはピム博士の留守番電話にメッセージを録音します。
ピム博士の妻ジャネットを夢で見たからです。
するとホープが、1.5cmの虫になり羽をはばたかせてスコットの家の窓から侵入します。
スコットの首筋を刺して気絶させたホープは、スコットの家にいる巨大アリに、スコットの生活パターンをプログラムすることで、FBIにスコットが家にいるように錯覚させ、スコットにつけられていた発信機もその巨大アリにつけてスコットを自宅から連れ出しました。
ホープは量子トンネルの部品を手に入れるため闇の商人バーチに近づきます。
バーチはFBIと内通していて、ホープたちの弱みを握っています。
バーチは、ホープとピム博士の量子技術の研究成果を要求してきました。
ゴーストの登場
ホープは武力行使でバーチから部品を奪いますが、そこに「ゴースト」が現れ、部品と共にピム博士のラボも持ち去りました。
しかし、ゴーストが見せた「物をすり抜ける能力」を目の当たりにしたピム博士は、ビルを訪ねることを思いつきます。
ビルの助けによりラボの位置を特定する手がかりを得ましたが、FBIがビルの大学にやってきたので、逃げるようにして大学を後にするピム博士たち。
するとピム博士が昔のアントマンスーツがあればラボを見つけ出せると言い始めます。
昔のアントマンはスコットの家のトロフィーに隠していました。
しかしその日、スコットの娘がそのトロフィーを学校に持ち出していました。
その日は学校で、劇の発表会があるのです。
ゴーストに捕まったスコット
スコットは小学生の背までしか縮小できなかったものの、学校に忍び込み、娘の荷物のなかからトロフィーを見つけ、昔のアントマンスーツを取り、ラボを奪還しに向かいましたが、ゴーストがやってきて捕まってしまいます。
ゴーストの正体はエイヴァ・スターという女性でした。
彼女は量子研究の実験による事故で両親を失い、その事故のエネルギーを浴びたことで体の分子が不均衡になってしまったのでした。
その後スコットたちは、アリたちの力添えでラボを奪還し量子トンネルを動かします。
するとスコットは突然、コンピューターの操作を始めました。
スコットの意識は量子世界のジャネットと繋がっていたためです。
そしてジャネットは自らの居場所を教えました。
ルイスからラボの場所を聞き出したバーチ
その頃、スコットの同居人ルイスのところには、闇の商人ソニー・バーチがやってきて、ラボの場所を聞き出したのです。
するとラボの周りはFBIによって包囲され、ピム博士とホープは捕まってしまいます。
取り調べ室に閉じ込められたピム博士とホープは、スコットとたくさんのアリたちの助けで脱出に成功します。
スコットはラボを奪って逃げたバーチを追い、ラボを取り返しました。
ピム博士は量子トンネルからジャネットのいる量子世界へと入っていきます。
そしてピム博士は無事、ジャネットを見つけることができました。
しかし、ジャネットを連れて元の世界へ戻る間に、ジャネットの様子がおかしくなりました。
エイヴァが量子トンネルを操っていたのです。
映画『アントマン＆ワスプ』ラストの結末
しかしスコットの働きでピム博士とジャネットは量子世界から生還しました。
ジャネットとホープは親子の再会を喜びましたが、エイヴァはジャネットを襲い、触れることで、エイヴァの本来の姿に戻ることができました。
後日、ピム博士とジャネットはビーチでの新生活を始めます。
そしてピム博士はルイスの車に量子トンネルを搭載しました。
量子トンネルから量子世界に入っていき、量子世界で「量子ヒーリング粒子」を回収するスコット。
「量子ヒーリング粒子」はエイヴァの治療に役立ちます。
ジャネットはスコットに「時間の渦に入ったら終わりよ」と助言していました。
スコットは量子トンネルで帰還する途中、ホープたちとの交信が途絶えてしまいます。
映画『アントマン＆ワスプ』感想
小さくなったり大きくなったり、戦闘シーンはアントマンならではで楽しすぎでした。
特にキッチンでの戦闘シーンが面白かったです。
ミニカーでのアクションもめっちゃ新鮮で良かったです。
身近な物が新鮮に見えるし、スケールが小さいのに迫力あるし、メリハリのつけかたが上手い映画だと感じました。
それに、キャシーがとってもキュートでした。
しかも、肩に力を入れずに観ることのできる、このユルい感じがとても好きな映画でした。
アクションも「ここ、立ち向かっちゃうとこ？」って思うところがあったり、ルイスたちも面白いし、かと思えば心がほっこりする感動シーンもあるし、とてもいいユルさが魅力的でした。
また、キャラクターたちに愛嬌があって、ストーリー的にもハッピーエンドで、なんて素敵な映画なんだろうと思っていたら、最後のシーンで絶句しました。
あと、アントマンは凄く人間味があって、娘さんと一緒に遊んでいる場面とかは、めちゃくちゃ好きなシーンになりました。
そして、家でも車でもコンパクトに持ち運べて、自由に色んなところに持って行けるのは便利だなと思いました。
相変わらずコメディ要素が盛りだくさんで面白かったです。
娘と全力で遊ぶスコットの姿は好印象でした。
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