2005年に公開された映画『ALWAYS 三丁目の夕日』。
西岸良平さんのコミック『三丁目の夕日』が原作で、山崎貴監督作品。
終戦直後の東京の下町を舞台にしたヒューマンドラマで、大ヒットを記録することになりました。
今回の記事では、映画『ALWAYS 三丁目の夕日』のフル動画を無料視聴する方法や作品についてご紹介いたします。
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映画『ALWAYS 三丁目の夕日』作品情報
東京タワーが建設中の昭和33年。東京・夕日町三丁目にある鈴木オートでは、六子という若い女の子が間違って就職のために来てしまい騒動に。一方、その向かいで駄菓子屋を営む小説家の茶川は、淳之介という身寄りのない少年を預かることになり…。
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キャスト
- (茶川竜之介)吉岡秀隆
- (鈴木則文)堤真一
- (石崎ヒロミ)小雪
- (星野六子)堀北真希
- (宅間史郎)三浦友和
- (大田キン)もたいまさこ
- (鈴木トモエ)薬師丸ひろ子
- (古行淳之介)須賀健太
- (鈴木一平)小清水一揮
- (精肉店・丸山)マギー
スタッフ
- 監督 山崎貴
- 原作 西岸良平
- 音楽 佐藤直紀
- 脚本 山崎貴、古沢良太
- 製作 高田真治、亀井修、島谷能成、平井文宏、島本雄二、西垣慎一郎、中村仁、島村達雄、高野力
映画『ALWAYS 三丁目の夕日』ネタバレあらすじ
舞台となるのは、東京の下町の夕日町三丁目。
小説家の茶川竜之介はなかなか芽が出ないなか、駄菓子屋で生計を立てていました。
茶川竜之介の駄菓子屋の前には、鈴木オートという会社があります。
鈴木オートは零細の自動車整備工場で、ここに、遠く離れた青森県から、星野六子という娘が就職しにやって来ることになっていました。
鈴木則文が上野駅まで迎えに来てくれたものの、星野六子は、鈴木オートが想像以上にこじんまりとしていたため、失望を禁じ得ません。
鈴木則文の嫁の鈴木トモエは、そんな星野六子が心配で世話をしてやります。
そんななか茶川竜之介は、飲み屋の女将の石崎ヒロミから、身寄りのない古行淳之介の世話をさせられることになってしまいました。
結局、茶川竜之介は、古行淳之介を連れて帰ります。
それぞれの信頼関係の構築
酔いが覚めた茶川竜之介は、古行淳之介を元に返そうとするものの、彼が自作のファンだったと知って、態度を軟化させることに。
一方鈴木則文と星野六子は、些細なことからケンカしてしまいます。
星野六子は茶川竜之介のもとへ逃げ、その後、鈴木則文は自身のかん違いに気づいて、彼女に謝ることになりました。
これを受けて星野六子も、鈴木則文といっしょにやっていこうと考え直すようになります。
さて、あいかわらず茶川竜之介が執筆で苦戦するなか、古行淳之介は物語を作るのが得意で、友達もできるのでした。
一方、鈴木則文の家には、世間で流行りのテレビがやって来て、近所の人たちでごった返します。
しかしテレビは、故障したうえに茶川竜之介が修理しようとして、本格的にダメになってしまいました。
古行淳之介の母親
星野六子は食あたりに遭い、体調を崩してしまいます。
一方茶川竜之介は、古行淳之介の話をパクってしまい、それが掲載された雑誌で悩んでいました。
しかし、結局この件は、古行淳之介にバレてしまうのでした。
もっとも古行淳之介は、怒るどころか、自身の作品が雑誌に載ったことをうれしく思っていたのです。
その後古行淳之介は、茶川竜之介と石崎ヒロミの会話から、実の母親がいると知ることに。
古行淳之介は、鈴木一平とともに母親に会おうとしますが、拒絶されてしまいました。
お金が足りず、家に帰りたくてもそうすることもむずかしくなってしまう、古行淳之介と鈴木一平。
しかし、鈴木トモエがくれたお守りのなかにお金があって、なんとか事なきを得たのです。
茶川竜之介と石崎ヒロミ
古行淳之介が帰ってこないことで、茶川竜之介は不安に駆られていきます。
やがて古行淳之介が無事に帰宅し、茶川竜之介は彼を殴ってから抱きしめるのでした。
さて石崎ヒロミは、茶川竜之介と古行淳之介といっしょになりたいと言い、茶川竜之介もまんざらではなかったものの、なんとも言えませんでした。
クリスマスイブがやって来て、古行淳之介はサンタクロースを信じていなかったものの、茶川竜之介のはからいで、サンタクロースから万年筆がプレゼントされ喜びます。
その後、茶川竜之介は、石崎ヒロミにむかってプロポーズ。
茶川竜之介はお金がないため、指輪を買うことができませんでしたが、石崎ヒロミは、いつか買ってくれるよう頼むのでした。
映画『ALWAYS 三丁目の夕日』ラストの結末
石崎ヒロミは、父親が背負っていた借金のため、ストリップを余儀なくされます。
ショックを受ける茶川竜之介でしたが、そんななか、古行淳之介が実の父親に引き取られてしまい、さらに打撃を受けることに。
古行淳之介は恵まれた家庭だったのですが、茶川竜之介のもとへ帰ってきてしまい、彼の幸福を望みながらも、茶川竜之介は結局、受け入れるのでした。
一方星野六子は、家族の負担を考え、青森県への帰省を渋っていたものの、鈴木トモエから、母親の書いていた手紙を見せられ、考え直して帰省することにします。
茶川竜之介と古行淳之介は石崎ヒロミのことを想い、彼女もまた、ストリップで出かけた先において、そんな2人のことを想うのでした。
映画『ALWAYS 三丁目の夕日』感想
終戦から間もない時代の空気もあって、なんともノスタルジーがあふれるストーリーですよね。
また、茶川竜之介、古行淳之介、石崎ヒロミの疑似家族的な関係も心にしみわたりました。
一度鑑賞すれば、きっと、感涙は避けられないことでしょう。
ストーリーもさることながら、キャスト陣が実力派ぞろいなことも頼もしい限りです。
夏季に鑑賞するにはうってつけといえる作品ですので、ぜひ、ご覧になっていただきたいと思います。
映画『ALWAYS 三丁目の夕日』視聴者の声
最初は六さんが女の子かーと思いましたが、見慣れると全然違和感がありませんでした。
堀北真希さんの純朴な感じがとてもかわいかったし、一平くんの両親が六子ちゃんを可愛がる理由がわかります。
かわいいけど、言いたいことはいうし、なかなか強い子だなと思いました。
今回の話は六子ちゃんが鈴木モーターズに就職する話と茶川先生の話がメインでした。
茶川先生は、吉岡秀隆さんがしているのですが、すごく茶川先生ぽかったです。
歳がちょっと若いからカツラとかはなんか違和感があるんだけど、茶川さんに見えたし、今となっては彼以外考えられません。
淳之介に対する愛情もみてとれたし、ヒロミさんへの不器用すぎるプロポーズとか感動してしまいました。
もちろん、本当のあの時代は辛いこともたくさんあり、何より不自由だったと思います。
だから、ちょっとフィクションかなって感じです。
でも、泣けてしまう映画でした。
リアルよりの昔のきつい面を見せてくれる映画も好きですが、本作のようにちょっとファンタジーだけど見ると優しい気持ちになれる映画もいいなあと思います。
そうはいっても貧乏の切なさとか、集団就職で家から出されてしまった悲しさとかは描いており、切なさも感じられる映画でおもしろかったです。【30代女性】
出演者がすごくいいですね。
私は昭和生まれですが昭和をよく知らないので、この映画を見ても懐かしい感じより、昔はこうだったんだなぁと思う程度ですが、出演者の演技力を見ているのが面白かったです。
星野六子さん役の堀北真希さんは、もう芸能界を引退されているのを思うと、もっと彼女の演技を観たかったなあと思います。
11歳の須賀健太さんが古行淳之介を演じていますが、演技がうますぎて、とても切なくなります。
はじめ親に捨てられて知らないおばさんのところに連れてこられて、さらに知らないおじさんのところに来て、さぞかし不安だったろうなとかなり感情移入しまいました。
石崎ヒロミ役の29歳小雪さん、色っぽくて素敵です。
堤真一さんが演じている鈴木則文は、昔のがんこ親父はこんな感じなのかなぁと思いました。
ピエール瀧さん氷屋で出演されてますね。
氷屋はもうない仕事ですが、そうやってこれからも無くなっていく仕事があるんだろうなと思いました。
山崎貴監督は「永遠の0」や「寄生獣」「STAND BY ME ドラえもん」の監督ですね。
本作で監督賞を受賞されています。
カメラ回しが面白いです。
ワンカットで撮ったり、連続して下から上に撮ったり、町全体の中の一部のことですよというつながりが見えて、自分もその町の中に入っていったような感覚になります。
続編が楽しみです。【30代女性】
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