7月から始まったTBSの日曜劇場「ノーサイドゲーム」が話題になっています。
その中でラグビー部(アストロズ)のメンバーが良く通う居酒屋「多むら」の女将は凰稀かなめ(おうき かなめ)さんです。
ドラマ自体がラグビーを題材にしているというのも9月から始まるラグビーW杯を目前に控えてぴったりのタイミングですが、凰稀かなめさんも居酒屋の美人女将として注目を集めています。
凰稀さんはテレビのイメージとは違って、実は2015年に退団するまで宝塚歌劇団のトップスターで男役を演じていましたが、今日は元宝塚の凰稀さんの家族や経歴について調べてみたいと思います。
ノーサイドゲームで居酒屋「多むら」の女将役は凰稀かなめ
凰稀かなめさんは2015年に宝塚を退団した後は、主に舞台やミュージカルで活動しています。
テレビに関しては、2017年NHKのドラマ「トットちゃん」やフジテレビのバラエティー番組「痛快TV スカッとジャパン」などに出るぐらいで、余り活動はありませんでした。
今回は時期的にもラグビーが題材ですし、豪華キャストの出演ということで注目のドラマに居酒屋の女将として登場しています。
視聴者の感想を見てもこんな女将がいる居酒屋なら毎日でも行きたいというコメントが出ていますし、いい味出しているのは間違いありません。
凰稀かなめさんは、順心女子学園中学(現在広尾学園中学・高校)で3年生の時に偶然宝塚をテレビで見て、宝塚音楽学校に行きたいと思い、その時に東京アートスクールに通い始め、一発で合格したつわものです。
もともと女優かモデルになりたかったそうですが、それまで特別に習い事をしていた訳でもなく、準備も十分でなかったでしょうに良く合格したものだと思います。
成績は4~50人が合格するなかで20番だったと言います。
競争率が20~25倍ですから、すごくいい成績だったと言う事になります。
よほど才能に恵まれていたのでしょう。
家族は父親が大成建設の社員で、兄弟は上に2人、姉がいるようです。
父親の部下と思われる人がツイッターに書き込んでこのことが明らかになっています。
宝塚音楽学校は年間授業料が150万円以上と私立大学並みの学費ですから、それなりの経済力のある家庭だったように思われます。
凰稀かなめの宝塚時代は男役
1982年生まれの凰稀かなめさんですが、1998年に宝塚音楽学校に入学し、2000年には宝塚歌劇団に入団します。
この時は花組に編成され、初舞台は「源氏物語 あさきゆめみし」でした。
2007年の夏には世界陸上大阪大会の開会式に合わせてユニットAQUAが結成され、凰稀かなめさんはそのメンバーになります。
2009年には星組に組替えとなり、2011年には宙組に移動して翌2012年7月にはついに宙組のトップスターとなって、「銀河英雄伝説@TAKARAZUKA」で同年8月から11月までお披露目公演を演じます。
その後、2015年2月の 『白夜の誓い -グスタフIII世、誇り高き王の戦い-』『PHOENIX 宝塚!! -蘇る愛-』のグスタフⅢ世で宝塚を退団します。
年齢は32歳の時です。
凰稀かなめさんは宝塚の15年間常に男役を演じ、退団してからも肩を切って歩く演技が癖となってなかなか直せないと言っております。
また、それまではスカートをはくことがなかったのですが、退団後はスカートを沢山買ったと言われています。
私たちには解らない苦労があるんですね。
まとめ
凰稀かなめさんは、芸歴20年を迎える今回の「ノーサイドゲーム」への出演について大きなチャンスを与えてくださったと、非常に喜んでおられます。
それと同時に宝塚で男役ばかり演じていたとは思えない女性らしさと温かさが感じられる演技をしておられ、これから人気が出て来る予感を感じます!
凰稀さんは現在36歳で独身のようですが、今後の動向が注目される女優さんの1人として注目していきたいと思います。
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