阿部寛日本を代表するミステリー作家で、これまでに数多くの傑作を発表してきた、東野圭吾。
『湯川学』シリーズと並ぶ人気シリーズ、『加賀恭一郎』シリーズの1作である映画『祈りの幕が下りる時』は、東野圭吾ファンでなくても見入ってしまうのは間違いなしの、人情ミステリーの傑作でした。
今回の記事では、映画『祈りの幕が下りる時』のフル動画を無料視聴する方法や作品についてご紹介いたします。
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映画『祈りの幕が下りる時』作品情報
映画『祈りの幕が下りる時』予告
東京都日本橋のアパートで女性の絞殺死体が発見される。やがて捜査線上に美しき舞台演出家・浅居博美が浮上。捜査を進めるうちに、現場の遺留品に日本橋を囲む12の橋の名が書き込まれていることを発見する。それを知った加賀恭一郎は激しく動揺し…。出典:U-NEXT
キャスト
- 加賀恭一郎:阿部寛
- 浅居博美:松嶋菜々子
- 松宮脩平:溝端淳平
- 金森登紀子:田中麗奈
- 浅居厚子:キムラ緑子
- 宮本康代:烏丸せつこ
- 大林:春風亭昇太
- 音尾琢真
- 浅居博美:飯豊まりえ
- 上杉祥三
スタッフ
- 監督:福澤克雄
- 原作:東野圭吾
- 音楽:菅野祐悟
- 脚本:李正美
映画『祈りの幕が下りる時』ネタバレあらすじ
スナックに田島百合子という女性が面接に来ました。
採用されることになった田島百合子でしたが、突然、心臓が原因で亡くなってしまったのです。
そんななか、刑事の加賀恭一郎のもとに、母親が亡くなったからと、遺品を受け取るよう頼む手紙が来ました。
そう、田島百合子とは、加賀恭一郎の母親だったのです。
加賀恭一郎の父親の加賀隆正は、田島百合子と結婚したものの、離婚し、加賀恭一郎は、両親それぞれと関わらずに生きてきたのです。
加賀恭一郎は、刑事の松宮脩平に、不審な殺人事件が2件あると持ち掛けられました。
それは、ホームレスが焼死体となって発見されたというもの、そして、押谷道子という女性が絞殺されたというものだったのです。
越川睦夫という男
ホームレスの事件と押谷道子の事件は、場所も発生した日も近かったのでした。
そして押谷道子が殺されたアパートに住んでいて、現在、行方不明になっている越川睦夫の部屋からは、12ヶ所の橋の名前のメモが出てきます。
ところが、実はこれは、田島百合子の遺品のカレンダーに書かれていたものとピッタリ一致していたのでした。
これを受け、加賀恭一郎は、田島百合子のことを知るためにも、押谷道子の事件を捜査することに決めるのです。
加賀恭一郎は捜査に参加していくなかで、友人の浅居博美が押谷道子の友人だったということを知ったため、彼女に、押谷道子の事件を知らせたうえで、越川睦夫の所在を突き止めようとするものの、不発に終わってしまいました。
浅居博美との戦い
が、やがて、加賀恭一郎は、浅居博美が、浅居厚子という認知症の母親のことを悩みのタネにしていたと知ることになります。
浅居厚子は、浅居博美の父親の浅居忠雄に借金をさせ、自殺に追い込んでいたという、信じられないような過去の持ち主でした。
加賀恭一郎は、浅居博美と押谷道子の担任だった苗村誠三の存在を知りますが、捜査は膠着状態が続いていくことに。
その後、例の12ヶ所の橋に着目した加賀恭一郎は、その1つの日本橋で電話中の浅居博美が写った写真を見つけます。
しかし、浅居博美は、そのことも苗村誠三のことも知らないと言うばかり。
が、加賀隆正が亡くなってしまい、加賀恭一郎は、死後になってようやく、自分の父親がみずからを想ってくれていたと知って、複雑な気分になります。
越川睦夫の正体
浅居博美に向かって、みずからの経験を語っていくことにする、加賀恭一郎。
すると、ようやく浅居博美は自身の過去を話し出します。
浅居忠雄は、浅居博美といっしょに借金で夜逃げしたものの、浅居博美は、いかがわしい男に襲われて、彼を殺してしまいました。
浅居忠雄は、そんな娘を守ろうと、男の死体を処理し、男に成りすまして生きていくことにしたのです。
浅居博美の通話相手とは、この浅居忠雄だったのでした。
が、そんな浅居忠雄が生きていたことを押谷道子が知ってしまったため、浅居忠雄は口封じに、彼女を手にかけたのです。
そして、この浅居忠雄こそが、加賀恭一郎が追っていた越川睦夫だったのでした。
浅居忠雄=越川睦夫は、自殺を図ったものの、浅居博美に見つかって未遂に終わっていたのです。
映画『祈りの幕が下りる時』ラストの結末
苗村誠三は浅居忠雄が殺していました。
そしてホームレス殺人事件がキッカケになって、浅居博美は、そんな浅居忠雄のことを憐れんで、殺してしまったのでした。
が、実は、浅居忠雄は逃亡中、田島百合子と恋愛関係になっていたのです。
それが原因で、浅居博美は加賀恭一郎に接近したというわけでした。
田島百合子の訃報を告げたのも、浅居忠雄だったのです。
そして浅居博美は、加賀恭一郎に、浅居忠雄からの手紙を渡しました。
その手紙には、田島百合子が息子である加賀恭一郎のことを想う気持ちが書かれていたのです。
浅居博美は捕まりました。
一方、加賀恭一郎は、田島百合子のことをちゃんと知ることができたのを励みにしながら、これからを生きていこうとします。
映画『祈りの幕が下りる時』感想
東野圭吾作品や、それを原作とした映画には、人情ものが少なくありません。
映画『祈りの幕が下りる時』は、とくにそれが顕著なようですね。
その一方で、さまざまな人物がつながっていたり、同一人物だったりと、たんなる謎解きではなく、巨大な迷宮のようだとさえいえるかもしれません。
が、本作の場合、ミステリーにくわえ、加賀恭一郎の人生にも迫っているのも見逃せないところ。
もともと『加賀恭一郎』シリーズが好きな方であれば、感銘を受けられること請け合いでしょう。
映画『祈りの幕が下りる時』視聴者の声
東野圭吾原作、阿部寛主演の加賀恭一郎シリーズ。
松島菜々子が共演として、久しぶりに味のある演技をしている。
ある浮浪者が刺殺され、さらに燃やされるという凄惨な殺人事件の背景には、その浮浪者とその家族の悲しい過去があり、その過去の一つの失敗が人生を大きく狂わせ、悲しい結末を迎えるという事件であった。
刑事として加賀恭一郎は、事件を解決することと、事件の当事者となった人物たちの悲しき過去を解いていき、背景となった事件やそのときの当事者たちの悲しい別離や、生活困窮のなかで成功や失敗、歓喜や悲嘆を繰り返し、決して普通の人生では味わえないストーリーが展開されている。
舞台は過去の作品同様、東京日本橋界隈で、テレビ作品当時の出演者が随所に登場し、過去の作品を楽しんできた視聴者ならなおさら楽しめる作品になっている。
加賀恭一郎の無骨ではあるが、人情味にあふれる捜査手法は、テレビシリーズからの人柄ではあるが、相変わらず、ラストでの解決方法は悲しさと謎が解けた清々しさが混在し、毎回のことであるが、複雑な後味を残しており、好きな人にはたまらないはずである。
しかしシリーズものの陥りやすい作り上げれた世界観に入り込めないとしたら、楽しみは半減かもしれない。【40代男性】
絶望の中の親子愛が引き起こす悲劇の連鎖
この作品は新参者シリーズ映像化作品の完結編にあたります。
集大成での作品になっておりその出来も申し分のないものになっています。物語の主軸となるのは主人公の過去であり家族でした。
主人公の加賀の亡き母が残した足跡が長い時を経て今回の事件に繋がります。
その足跡に関わる謎の男が今作で最も重要な位置を占めています。その謎の男とその娘の親子愛が物語の後半で明かされ事件の真相に迫っていきます。
前作で親子愛が描かれていましたが今作の謎の男と娘の親子は絶望の中で手を取り合って生き抜いた比べようのないもので、作中のセリフから拝借すれば鋼の絆で結ばれている親子です。
謎の男を小日向文世さんが演じてくださっていますがもう何も言うことのない完璧な演技をされていて映画の後半は小日向さんが主演と言っても過言ではない程の存在感を放っていました。
ストーリーにおける役割でとても感情移入しながら見入ってしまいました。
最後は点と点が繋がり犯人が誰なのかを解き明かすわけですが、過去の時間と現在の時間を結び付けながらの描き方、加賀の推理、そして小日向さん演じる親子愛が凝縮された傑作だと思います。
この作品は単体でご覧になっても鑑賞可能な内容となっていますが、テレビシリーズや前作映画をご覧になられたほうが作中の人間関係がより理解できて楽しめると思います。【20代男性】
とても悲しい話でした。
父と会えない、娘と会えない、そんな生活を選択せざるを得なかっただなんて切ないです。
父役の小日向さんはほんとどこにでもいそうというか、すごい個性的ってわけでもないけど、演技がめちゃくちゃうまいなと思いました。
すごく切ない表情をするし、哀愁がただよってます。
娘役の幼い頃の子はほんと子どもに見えました。
男に大人っぽいねえと言われる感じには見えなかったので、もっと大人っぽい子を使えばいいのにとも思いました。
でも、変態には関係ないのかもしれません。
大人になった娘は松嶋菜々子さんです。
この人はすごく背が高くてスタイル良くてかっこいい系だけど、笑うと可愛くて魅力的だなと思います。
父にちょっとだけ会ったり、電話するときの表情が子どもに戻っていて、いいなと思いました。
加賀さんシリーズは、事件が人の心の闇をついていたり、人情ものだったりして、切ないものが多いです。
これもすごく切なく悲しくなる話でした。
また、加賀さんがずっと探し求めていた加賀さんの母の秘密も明らかになって、加賀さんシリーズの最終章として、ふさわしいものだったと思います。
加賀さんが日本橋警察署に来た経緯もわかったし、加賀さんファンには嬉しい映画でした。【30代女性】
現代人気作家の東野圭吾が書いた推理小説を映画化したもので、御馴染み加賀恭一郎シリーズのうちの一つです。
私は東野の推理小説が好きで、特にこの加賀恭一郎シリーズは大好きです。
映画では加賀恭一郎を阿部寛が演じていて、長身で気取らず、親しみがある加賀恭一郎の役には阿部寛が適役だと思います。
この「祈りの幕が下りる時」は映画でも本でも最後までハラハラドキドキのしどうしでした。
加賀恭一郎シリーズは東京下町を舞台にしていることが多いのですが、この「祈りの幕が下りる時」もそうであり、以前東京下町に住んでいた私にとっては見慣れた風景が映画の中で出てくると親しみを覚えるものです。
この映画の事件も複雑にからみあっていて、事件を解決するのが容易ではないところが、さすがは東野の作品だと感心させられます。
ヒロインは松嶋菜々子が演じていますが、これも松嶋が適役だと思います。キャストが適役だからこそ、映画の味が出てくるのでしょうが。
映画の題目「祈りの幕が下りる時」も映画を見る人を印象づけるにはいいタイトルだと思います。
それは「下りる時」の後に続くことばを省略していることにより、映画を見る人は幕が下りたらどうなるのだろうと、いろいろと想像してしまいますから余韻が残ります。【60代女性】
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