2019年に公開された、映画『愛がなんだ』は、角田光代による同名恋愛小説が原作。
出会ったその日からの完全なる一方通行の恋を描いたラブストーリーで、主演は岸井ゆきの、ほか、キャストは、成田凌、深川麻衣、若葉竜也などのメンバーが揃い踏み。
今回の記事では、映画『愛がなんだ』のフル動画を無料視聴する方法や作品についてご紹介いたします。
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愛がなんだのフル動画配信まとめ
愛がなんだの作品情報
マモちゃんに出会い、恋に落ちたテルコ。その時から、テルコの世界はマモちゃん一色に染まり始める。会社の電話は取らないのに、マモちゃんからの着信には秒速で対応、呼び出されるとさっさと退社。大好きだし超幸せだけど、マモちゃんはテルコのことが…。
出典:U-NEXT
キャスト
- (テルコ)岸井ゆきの
- (マモル)成田凌
- (葉子)深川麻衣
- (ナカハラ)若葉竜也
- 穂志もえか
- 中島歩
- 片岡礼子
- 筒井真理子
- (すみれ)江口のりこ
スタッフ
- 監督 今泉力哉
- 原作 角田光代
- 脚本 今泉力哉
愛がなんだのネタバレあらすじ
テルコは、マモルという男性と出会って、またたくまに彼に恋をしてしまいます。
その後、テルコは完全にマモルのとりことなってしまうものの、彼のほうは彼女が好きというわけではありません。
一方のテルコは、仕事もままならないくらい、マモルに夢中になってしまいます。
テルコの親友である葉子は、そんな彼女が心配で心配で仕方がありません。
やがてテルコは、マモルと関係を持ったことで、勝手に恋人になったと考え、ますます彼にのめり込んでいくことに。
が、あまりのひどさに、とうとう会社を解雇されてしまったのです。
一方、マモルは音信不通になって、テルコは困惑してしまいました。
テルコは就活しようとしますが、いきなりマモルから連絡があって、また彼に夢中になってしまいます。
もっとも、テルコを待ち受けていたのは、マモルにはすみれという好きな女性がいたという、過酷な現実。
でも、テルコはすみれをむしろ好意的にとらえ、マモルともふたたび関係していくのでした。
そんなテルコに向かって、好意はないと告げる、マモル。
そしてテルコの家にやってきたマモルは、現在の関係をやめたほうがいいと提案し、テルコもこれをあっさりと受け入れます。
が、テルコはまったく傷ついていなかったのです。
それどころか、テルコのマモルへの感情はさらに高まっていくのでした。
テルコの不思議な愛
テルコとマモルの奇妙な関係が見どころとなっていく、映画『愛がなんだ』。
が、その経緯は、あまりにもいびつなものでもありました。
テルコが自分を好きでもないマモルにのめり込むこと自体が不思議ですが、マモルは明らかにテルコをぞんざいに扱っていくからでした。
たとえば、風邪をひいたため、差し入れを持ってくるよう求めたりするのです。
いくらマモルのことしか目に入らなくなっているとはいえ、これに応じてしまう、テルコ。
これでは会社も解雇されてしまうわけですね。
似た者同士
一方で、映画『愛がなんだ』には、テルコとマモルだけではなく、もう1組、注目のコンビがいました。
それは、テルコの親友の葉子と、その彼氏であるナカハラ。
テルコはマモルに使役されていきますが、そんなテルコを心配しつつ、葉子もナカハラを使役していくのです。
そして、似た者同士としかいいようのないテルコとナカハラは、自分たちのことを微妙な感じで見ていくのでした。
下手な純愛系のラブストーリーよりも、はるかに奥深い心理描写の作品だといえるでしょう。
拒絶されテルコは…
映画『愛がなんだ』は、ミステリーやサスペンスではありません。
でも、ミステリーやサスペンスよりも、よほど興味深いオチとなりました。
マモルから、今の関係を拒絶されてしまった、テルコ。
ふつうならショックを受けそうなものですが、テルコはそうはなりません。
拒絶を受け入れたテルコはなんと、自分の彼への想いは一般的な恋愛を超えたものだととらえ、マモルのいうことを聞いて、彼との人間関係を壊さない方が得策と考えたのですね。
あまりにも想像の斜め上を行くような展開に、二の句が継げません。
愛がなんだの感想
映画『愛がなんだ』は、純情そうに思えるタイトルと、その中身があまりにもかけ離れていて、なんとも衝撃的でしたよね。
てっきり、ピュアな恋愛に挑んでいくストーリーかと思いきや、まさか、このようなぶっとんだ内容だったとは。
見方次第では究極の純愛といえなくもないテルコの献身ぶりには、正直、うなってしまいましたけどね。
視聴者によって、好みは分かれそうですが、ハマる方はかなりハマってしまうに違いありません。
だまされたと思って、一度、視聴してみるのも悪くないのではないでしょうか。
愛がなんだの視聴者の声
照子と守、礼子と中原という曖昧な関係について、薫の登場によって向き合う形になっていたのが良かったです。
優しい人だなと思います。
特に彼女の言葉で良い方向に進めたのは中原だと感じます。
礼子から離れる事を選択する展開は予想外でした。私自身も目が覚めるようなインパクトのある場面でしたが、照子に内心を打ち明ける際、限界が来ているのがよく分かったので、その決断が正しかったと思います。もし変わらずにいたら、礼子の一生のトラウマになるような行動に出ていたのかもしれないなと今は感じます。
雑に扱っても良いようなキャラだと途中まで感じていたのですが、違うのだと分かりました。
薫との出会いは最高の巡り合わせだったと思います。
また、薫と知り合うきっかけを作ったのが、彼が大好きだった礼子というのが面白いなと感じます。
中原と礼子は、一旦離れてからまた新しく関係を作り上げる事に成功していましたし、良いコンビだったと思います。
最後の結末までしっくりきました。照子と守については、ないものねだりをしている二人だったのかなと考えています。
好きな人の前でタジタジになっている姿は、微笑ましさが全く感じられず、ただただ痛々しかったです。
タイトルやポスターで想像したイメージよりさっぱりとしていて、面白い映画でした。【20代女性】
片思いに酔ったイタい女テルコ、それを気分で利用するマモル、サバけたように見えて共依存状態の葉子とナカハラ。
この映画には格好悪い恋愛しか出てきません。
みんな自分の身勝手さに気付いているのに、それを何とか「愛」と呼びたくて、泥臭く「恋」をしています。
過去の失恋や曖昧な関係に悩む人は、観ながら恥ずかしくなるでしょう。でも、そんな人にこそ観てほしいと思います。
終盤、テルコの姿は恰好悪くても、以前のイタさはありません。誰かに恋する事は、所詮は自己満足かもしれない。
けれどそれはマイナスにはならないと思い出させてくれる映画です。
私は、また誰かに恋する勇気をもらいました。
次はもう少し上手にできるといいけれど。【30代女性】
どこか現代的であり、懐かしくもある映画。
映画宣伝の予告で映像に惹かれ、それは柔らかくローテンションな映画を創り出す今泉力哉監督だからかもしれない。
行き過ぎたラブストーリーというよりも、現実的にありそうでリアリティ、生活感のある映画。
主人公のテルコがマモルのことで頭いっぱいで、他の事が上の空になってしまうのも共感できる人は多いはず。
だが、ある時から、愛とか恋とかを超越した気持ちになるのもスッと入ってきた。
恋愛だけでなく、人を好きになる、愛おしいとか、誰かを愛するっていいな。と純粋に思える映画。
良い意味で肩の力を抜いてリラックスして観れる映画であり、観終わったあとに温かい気持ちが残るであろう映画。【30代女性】
映画「愛がなんだ」を観ようと思ったのは、原作が「角田光代」さんだったからです。
角田光代さんの作品は好きで原作を読んでいるのですが、愛がなんだの原作は、映画を観る時までまだ読んでいませんでした。
映画を観た後に原作を読んだのですが、「忠実に構成されていたな」と感じました。
映画「愛がなんだ」を観た感想としては、「実際にリアルな恋愛を描いていているな」と思いました。
AさんはBさんが好き、Bさんは友達としてAさんが好きだけど、本当に好きなのはCさん。
しかし、Cさんは今は恋愛したくない。という設定になっており、当然上手くいかない展開なので、それぞれのキャラクターの感情が痛いほど感じられる現実的な映画です。【30代男性】
テルちゃんみたいな思いをしている人、たまにいるなとか思いながら観ていました。
仕事を疎かにさせてしまったり、ライフスタイルで大切なものを失いかけているシーンがたびたびあって、それを観るとマモちゃんしっかりって言いたくなってしまいます。
テルちゃんに夢中になっているマモちゃんの気持ちはよく分かりませんが、こんなに一生懸命になって人を想い続けているのはある意味羨ましいです。
ただ、これまでの経験を重ね冷静な意見を言わせてもらうとマモちゃんがテルちゃんをダメにさせてしまっているようにも思えました。
何事も経験だからこのような関係があっても良いのでしょうか。
やめておけと言いながら途中で応援してたくもなります。【40代女性】
これは甘美な恋愛映画ではございません。
成田凌はただひたすらに自由に描かれている一方で、岸井ゆきのの演技はリアルティに溢れています。
途中、お風呂のシーンがあるのですが、その背中にも一般的成人女性として「こういう幸の薄い人いる」という背中をしています。
ただひたすらに相手に尽くしてしまう女性として描かれているようで、その姿は痛々しいものでなく、どこか滑稽で、愛おしくて、見ててなんかムカつきます。
が、ラストでは不気味な一途さを炸裂させてくれます。
また、なすがままに尽くす男女と自由に見えて孤独を持つ男女の対比が面白いです。前半は憤り、中盤で思考し、最後には気味の悪いスカッとをくれる体験ができる作品です。【20代男性】
その人のことが好きすぎて、ほかのことが抜け落ちてしまう…、そういうことってあると思います。
テルコが、マモちゃんになりたい、お姉ちゃんでも、お母さんでもいいからなりたいっていうのですが、それを聞いた時、私もただそばにいたいから恋人でなくてもいいって思った人がいたなあと思いだしました。
なんかぶっとんだ話だと思いましたが、結構あるあるの恋愛話なのかもしれません。
まあ、その人本人になりたいと思うのはかなり思いつめすぎな気もします。
でも、その人自身になれば、彼のことがすべてわかるんですもんね。
なりたいかもしれません。
マモちゃんも好きじゃないくせに、ちょこちょこ優しくしたりひどい男です。
でも、テルコの目を通してみるからか、嫌いにはなれません。
みんないろいろ他人を利用して、他人にすがって生きているのかもしれませんね。
マモちゃん自身もつらい片思いをしているし、葉子ちゃんに対するナカハラさんの思いも見ていてつらかったです。
なんだか、それでいいのかって思うところは多々ありましたが、リアルな恋愛群像劇でした。
役者さんも、成田凌はいつものごとく素敵だし、テルコ役の方もなんどもいえない味がありました。
かわいいのですが、かわいすぎないというか、ちょっと利用されそうな感じでした。
すごく役に合っていたなと思いました。【30代女性】
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