新しい速攻にチャレンジするも、うまく噛み合わない日向翔陽と影山飛雄。
いったん分かれて練習することにし、翔陽は月島蛍と一緒に木兎光太郎、赤葦京治、黒尾鉄朗、灰羽リエーフのグループの自主練に入れてもらいます。
木兎からリバウンドという敵ブロックの手に軽く当ててかわす技を教えてもらった翔陽は、さっそく月島、黒尾、灰羽の三枚ブロック相手に披露。
今回はうまくいきませんでしたが、次はうまくやれそうな片鱗を見せました。
マネージャーの谷地仁花は翔陽に早く新しい速攻が見たいと言い、翔陽も影山に早く落ちるトスを打ちたいと言います。
中学時代の影山は王様と揶揄されていましたが、今ではむしろ翔陽の方が王様だと感じる仁花。
それもこれも翔陽が影山を絶対に落ちるトスを習得してくれると信じているからの言動でした。
ハイキュー2期10話のネタバレあらすじ
合宿最後の日の前夜、それぞれの高校の監督やコーチ同士で飲み会が行われました。
合宿に参加しているチームの勝敗率は鳥野が最下位で、60セット以上やって勝ったのはたった3セット。
それでも新しい速攻や西谷夕のトスなどそれぞれの新しい技が決まるようになれば歯車は回り出す、鳥野は強くなると語るコーチの烏養繋心。
音駒の監督に簡単に勝てると思うなよ?と言われますが、満を持して勝てるようになりますと笑顔で宣戦布告する顧問の武田一鉄。
翌日。
合宿最後の練習相手は梟谷高校。
翔陽はリバウンドとともに木兎から教わったフェイントで梟谷のブロックをかわします。
翔陽の調子の良さを見抜いた影山が落ちるトスをあげてみると、ドンピシャリ新しい速攻が成功しました。
今までの速攻とは違うと冷静に見抜く赤葦、成功して満面の笑顔になる仁花、いつも新しいことに挑戦し続ける翔陽を楽しそうに見る孤爪研磨。
武田も噛み合っていなかった歯車がひとつ噛み合ったと喜びます。
その後リベロの西谷もトスを成功させ、歯車二つ目、とほほえむ武田。
どんどん噛み合う歯車に菅原孝支も何かひらめいた様子。
鳥野が好調な反面、梟谷の木兎はしょぼくれモードになります。
どうやら木兎はテンションが高い時と低い時の落差が激しい選手のようです。
梟谷が不調の間に新しい速攻を安定させたい影山は翔陽に「お前の欲しいトスを上げてやる、信じて跳べ」と言いました。
木兎光太郎
日向にリバウンドやフェイントを伝授しておきながら、いざ日向が成功させると驚く木兎がおもしろかったです。
日向のように吸収力の高い後輩に技を教えるのは楽しいでしょうが、それをレシーブさせられるリベロたちはたまったもんではないですよね。
それでも敵である日向の成長を楽しそうに見守る姿から根っからの善人さがうかがえます。
喜怒哀楽がはっきりしてる分、しょぼくれモードも激しいようですが、木兎が凹んでる間になんとかたたみかけたいものです。
谷地仁花
新しい速攻が決まり、はしゃぐ仁花ちゃんが可愛かったです。
影山のペットボトル練習に付き合ったり、日向と影山の仲を心配したり、マネージャーという立場なりに速攻の完成をずっと待っていましたもんね。
日向と影山が目の前で成功させてくれたこと、仁花の声援に二人がグーで応えてくれたこと、ひとつひとつのシチュエーションにくるくると表情を変えながら反応する姿に視聴者側がキュンとなりました。
仁花ちゃんマヂ天使。
赤葦京治
新速攻の難しさにすぐ気がついたり、木兎をコントロールしたりとかなりの切れ者な赤葦。
青葉城西の及川徹、音駒の研磨、我らが鳥野の影山とセッターのポジションのキャラは頭のキレるクール派が多いようです。
木兎のように日向に技を伝授するといった派手な行動はしなくとも、背の高い選手で固めたブロックと日向が対峙した時は心配するなどクールな中にも優しさを感じるキャラで、ジャンプの公式人気投票で上位にくるのがわかります。
声優の逢坂良太さんの演技も魅力的です。
ハイキュー2期10話の感想
やっと新速攻が成功しました。
ずっとうまくいかなくて、日向と影山が一緒に練習するのをやめたりして視聴者をハラハラさせましたが、フラストレーションがたまっていただけにスパッと決まった瞬間は爽快でした。
木兎がマネしてみたそうにしていたことや、研磨が注目したこと、赤葦の解説が新速攻がどれだけすごいかという説得力を自然に説明していて状況描写が巧いなと思いました。
問題はまだまだ成功率が低いことですが、これで強豪と戦える武器を手にいれました。
武器をうまく使うためどんどん磨いていきましょう!
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