再び東京合宿に参加する鳥野の面々。
日向翔陽と影山飛雄は新しい速攻を、西谷夕はジャンプトスをモノにしようと練習に励みます。
東峰旭は下から追い上げてくる翔陽に負けまいとし、山口忠もサーブを練習。
皆が特訓に燃える中、一人冷めている月島蛍。
音駒の黒尾鉄朗や梟谷の木兎光太郎と赤葦京治が自主練に誘っても、やる気を見せようとしない月島をを心配する山口。
体格もバレーボールへの感の良さにも恵まれながら、なぜ月島はバレーに本気で取り組まないのでしょうか・・・?
ハイキュー2期8話のネタバレあらすじ
月島と山口は小学校時代からの幼馴染。
いじめっ子にいじめられていた小学生の山口を月島が助けたのが二人の出会い。
月島がバレーボールにいまひとつ本気で打ち込めないのは、兄が鳥野バレーボール部のOBだったが、どんなに練習してもレギュラーどころかベンチ入りさえできなかった姿を見ており、たかが部活に真剣に取り組むことにブレーキをかけていたからです。
しかし山口はそんな月島を「かっこ悪い」と叱ります。
月島はたとえ部活で良い成績を残せても、全国へ行っても、世界へ行けたとしても果てしなく上には上がいる。
絶対に一番になんかなれない、必ずどこかで負けるのに真剣に打ち込む理由を見つけられず悩んでいました。
頭が良すぎるからこそいろいろ考えてしまっていた月島ですが、少なくともグダグダ悩んでいる自分より、ストレートにかっこ悪いと言える山口の方がかっこいいと評価します。
そして月島は黒尾、木兎、赤葦に音駒も梟谷もそこそこの強豪とはいえ牛島若利の白鳥沢がいる限り優勝は難しい、なのになぜ皆はそこまでバレーを必死にやるのか質問します。
バレーが巧くなれば楽しくなる、自分の力で目の前の敵を倒した時の快感を経験したら月島もバレーにはまるよと木兎は答えてくれました。
翌日の練習試合、少しふっきれたのか木兎のアタックをブロックしようとする月島。
とっさにフェイントで逃げた木兎ですが、月島の変化に気づく翔陽。
体格もクレバーさも持ち合わせている月島をライバルとして見ている翔陽と、その翔陽に負けまいとする月島。
そんな二人を太陽vs月だと、山口と谷地仁花は期待を込めて見守るのでした。
月島蛍
前回から2回続けてのツッキー回でした。
試合では常にどちらかのチームが敗け、勝った方のチームもいつかは敗けて、最後のたった1つのチームしか優勝できない。
日向のようにバレーボールが楽しい!だけで打ち込める単細胞とは違い、クレバーゆえにいろいろ先を見通してしまうのは悩ましいものですね。
小学生の時から背が高かったようですが、兄と一緒にいるツッキーは純真で可愛いです。
表情豊かなちびツッキーを見れるだけでも、今回の8話はツッキーファンにとってお宝回と言えますね。
木兎光太郎
ツッキーのそこそこ強くても優勝はできないという失礼な物言いにも、怒らず冷静に答えてくれるあたりやはり三年生ですね。
黒尾ほどではなくても木兎もかなり面倒見の良い性格です。
木兎や赤葦はじめ梟谷学園のメンバーは今回の合宿で初登場なので、まだ鳥野と真剣な試合をしたわけではありません。
木兎は全国で5本指に入るスパイカーなので、真剣な試合ではどんな攻撃をしてくるのか、その時鳥野はどう立ち向かうのか今から楽しみです。
山口忠
8話の表主人公がツッキーなら、山口は裏主人公でした。
誰よりもツッキーのことを理解しているから、グダグダ立ち止まっているツッキーが歯がゆかったのでしょう。
ツッキーの小学生時代も可愛かったですが、山口はさらに可愛かったですね。
当時は引っ込み思案だったようですが今はずいぶん立派になって、小学校時代の山口とサーブを練習する山口を見比べて「大きくなって・・・」と母親のような気持ちになります。
山口もツッキーや日向に負けずピンチヒッターサーバーとして開花してほしいです。
ハイキュー2期8話の感想
7話ではツッキーが日向をライバル視していたことに黒尾も視聴者も驚きましたが、8話では日向もツッキーをライバル視していたことに驚きです。
そして山口は日向がツッキーをライバル視していたことに喜んでいるようで、山口らしいなと思いました。
仁花ちゃんの太陽vs月という表現もかっこいいです。
日向、影山、ツッキー、西谷、東峰。
皆が成長に向かって懸命に打ち込んでいる姿は王道で感動します。
厳しいことを言えば、あとは「成果」が出たら完璧です。
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