互いに1セットずつ取った鳥野と青葉城西。
今から始まる3セット目を取ったほうが次戦に進めます。
日向翔陽はコートの端から端まで使って翔び、味方である影山飛雄さえうっかりトスをあげてしまいそうになるほど、囮役として機能します。
青葉城西の及川徹が神業的なプレーをすれば、鳥野は月島蛍がフェイントで出し抜くなど一進一退の攻防が続く中、流れを変えるためにコーチの烏養繋心は山口忠を投入します。
しかし山口はサーブミス。
24-22で青葉城西のマッチポイントになり絶対絶命の鳥野ですが、影山と翔陽のコンビでなんとかピンチを切り抜けます。
ハイキュー1期24話のネタバレあらすじ
影山のワンハンドトスから翔陽の攻撃で24-24に持ち込んだ鳥野。
コートをところせましと走る翔陽は少しづつジャンプ力が落ちてきまが、逆にジャンプ力の足りなさから変則的なスパイクになり24-25。
しかしあいかわらず一進一退を繰り返しとうとう31-31になります。
更に体力を温存していた国見英の活躍で青葉城西にリードされ32-31に。
中学時代国見のプレースタイルを許容できなかった影山は、国見をうまく使える及川と自分との差を感じ、勝利への執念がゆらぎます。
そんな影山をビビってるのかとからかう翔陽や、迷うなとカツを入れる菅原孝支。
影山はもう孤独な王様ではない。
影山自身はもちろんそのことを強く感じ取る及川。
及川は急速に進化する影山に自分は負けるのかもしれないと自嘲しつつも、でもそれは今日じゃないと切り替え、指揮者としてチームメイトに冷静に作戦を伝えます。
影山は信頼というスキルを覚えた、だからラストは翔陽が打つ、ブロック三枚で対応すれば勝てる。
そして及川の読み通りに翔陽のスパイクははじかれ、試合は青葉城西が勝ちました。
試合後、信頼を覚えた影山を厄介この上ないと警戒する及川。
影山は及川に手の内を読まれていたことを翔陽に謝罪しますが、翔陽は俺にトスを上げたことを間違いだったみたいに言うなと怒ります。
会場を後にし、みんなで泣きながら御飯を食べる鳥野の面々。
青葉城西との試合は実りある試合でした。
これを糧にまた明日からがんばります!
及川徹
牛島若利と影山飛雄という天才にはさまれ、苦悩しながらもチームメイトの前ではそれを微塵も見せずに有能な指揮者としてふるまう及川。
性格は悪いですが、味方の青葉城西の面々から見たら心から頼もしいリーダーですね。
凡人の自分はいつまでも牛島を越えられないこと、そしていつか影山に負けることを静かに受け入れているのが印象的でした。
鳥野が負けたことは悲しかったですが、この及川に負けるなら仕方ないかなと思わせる存在感も感服です。
国見英
中学時代は王様の影山に反旗をひるがえし、一時的に断絶していた影山の元チームメイト。
影山は国見の体力温存型プレーをやる気がないと決めつけていましたが、国見は国見なりに敵味方ともに体力の落ちた後半もプレーできるよう、考えてプレーしていたのです。
影山はツッキーに「考えてプレーしてるはおまえだけじゃない」と言われていましたが中学時代の影山はそれがわからず、今回の試合ではそれを見抜いていた及川が国見をうまく使い勝敗をわけました。
でも影山も今回で王様ではなくなったので、確執がなくなった二人のプライベートタイムなども見てみたいです。
日向翔陽
強豪青葉城西を率いる及川をここまでイラつかせたのはすごいです。
終盤はさすがにスタミナ不足が出たのが課題でしょうか。
国見のように体力をバランス良く配分することを覚えたら、我らが日向君はきっともっと強くなると思います。
今回の敗戦はそのためのステップなのでしょう。
試合後に日向にあやまる影山を怒ったのは良かったです。
力関係は「影山>日向」ですが、怒った時は「影山=日向」になっていましたね。
共に成長していることがわかってうれしいシーンでした。
ハイキュー1期24話の感想
敗けてしまいました・・・。
才能やセンスは日向や影山の方が光ってたと思いますが、試合に対する及川の老獪さには勝てませんでした。
でもいつかは影山に負けるのかもと自覚している及川が少しかわいそうで、今回は勝たせてやるかという気分です。
悔しいけど全力を出し切ったから実りのある敗戦になりました。
日向は存在感を見せつけたし、影山は王様を脱し信頼スキルを身に付けたし。
すぐに春高予選が始まります。
切り替えて行きましょう!
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