鳥野と常波の試合を見守る青葉城西の監督や選手たち。
青葉城西と練習試合をした頃より成長している鳥野を見て、よほど有意義な練習試合をしたのだろうと予測します。
常波戦は日向翔陽と影山飛雄の速攻が決まり、優位にリードしたまま勝利しました。
二回戦は青根高伸を中心とした鉄壁のブロックを誇る伊達工業高校。
前回伊達にボロ負けしたエースの東峰旭や西谷夕にとっては、トラウマを払拭させるための試合になりそうです。
翔陽と影山も副主将の菅原孝支に最強の囮となるよう頼まれ、それぞれにとって大事な試合となるであろう伊達戦が始まります。
ハイキュー1期17話のネタバレあらすじ
インターハイ第二戦の伊達工業戦が始まりました。
伊達の鉄壁と言われるだけあり、着実に鳥野の攻撃をブロックする伊達の防御に手をこまねく鳥野。
そこで翔陽と影山は速攻で伊達のブロックを崩しにかかります。
トスを見てから飛ぶ伊達のリードブロックでは、翔陽と影山の速攻に追いつかないからです。
会場の観戦者たちがスパイクを打つ翔陽の活躍に注目する中、青葉城西の及川徹はトスを上げるほうの影山の天才ぶりにイラつきます。
次々に決まる速攻に伊達は翔陽を止めることに集中しますが、それは鳥野の作戦。
鉄壁の要となる青根を始め伊達は翔陽の速攻をブロックすることに固執しすぎて、東峰のマークをはずしてしまいます。
青根たちが囮の翔陽にまんまと引っかかったところで、東峰のスパイクが決まりました。
前回の伊達戦でボロ負けしたトラウマを無事乗り越えたことでチームメイトにお礼を言う東峰。
翔陽は自分が打ったわけではないのに、自分が囮になることで伊達を翻弄し、点が入ったことにゾクゾクします。
影山にも最強の囮はエースに劣らずかっこいいと言われ、かなりその気になる翔陽。
まんまと影山の口車に乗っている翔陽を見てほくそ笑む影山。
伊達戦はまだまだ続きます。
払拭
前回の伊達戦ではことごとく攻撃を封じられたことで自信を失い、バレーボールそのものから遠ざかってしまった東峰。
しかし今回はどんなにブロックされても心を折ろうとしません。
あの時とは違うのです。
満を持して打ったスパイクは見事に伊達のブロックを撃破、東峰にボールをつなげてあげられなかった西谷にとっても、自分が東峰にトスを集中させたから追い詰めてしまったと悩む菅原にとっても、東峰のスパイクが決まった瞬間は、全ての後悔が溶けた瞬間でした。
敗けたからこその今日の勝利。
とても感動的なシーンでした。
伊達工業
強豪で優勝候補でもある伊達工業。
まさか二回前戦目で昔は強豪だっただけで、今は一年が先発に入っているような弱小鳥野に敗けるわけにはいきません。
得意のブロックで東峰や日向の攻撃を一進一退で防ぎます。
青根にとっては視界に入らないほどの小さい日向が、まさか自分のブロックを真正面から崩してくるとは思わなかったでしょう。
試合前は東峰しか眼中になかった青根が、今後、完全に眼中に入った日向をどう思うのかを考えると痛快ですね。
最強の囮
対戦相手の伊達工業だけでなく、会場全体が日向に釘付けになっていてわくわくしました。
小さな身体で大柄な青根を翻弄し、観戦者たちの注目までひきつけて引っかきまわす姿は、少年漫画の王道主人公ですね。
スパイクを決めたのは東峰だし、あくまで日向は囮ですが、完全に伊達戦の主役になっています。
ただし青根はじめ伊達工業も強豪のプライドにかけて、このまま甘んじるわけはないと思うので、次回の速攻vs鉄壁に期待したいです。
ハイキュー1期17話の感想
やったー、日向が注目浴びてる!
主人公を中心に周りのキャラが動いたり釘付けになったりするのは王道展開で燃えます。
しかも身体能力に恵まれた伊達の巨体が、小柄なため中学生に間違えられる日向に翻弄されるのだから愉快です。
長身が有利なバレーボールで欠点ともいうべき小柄さを、逆に活かして俊敏さとジャンプ力で戦うのが良いですね。
日向と影山が速攻を決めた時、伊達の面々のは?という表情もおもしろかったです。
この調子で日向の囮という罠にまんまとはめてしまいましょう!
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