バレー部のエースを目指す日向翔陽の仕事は囮役。
これは翔陽と名コンビ(迷コンビ?)を組む天才セッターの影山飛雄が決めたことです。
現エースの東峰旭にマークが集中することを防ぐため、リベロの西谷夕は翔陽が囮役をやることを歓迎します。
囮も大切な仕事ですが、やはりエース役に比べたらかっこ悪いと考える翔陽。
もう少し身長が高かったらエースをやれたのかと凹む翔陽に、影山は俺のトスがあれば翔陽は最強だと言います。
影山のトスがあれば高身長のエースと同じ仕事ができ、得点もできる。
敵を翻弄する囮役はかっこ悪くないと考え直す翔陽。
一皮むけた翔陽は、エースの東峰に最強の囮になりますと宣言しました。
ハイキュー1期11話のネタバレあらすじ
音駒高校との練習試合に向けて合宿をする鳥野高校バレー部。
コーチの烏養繋心のスパルタ訓練や、マネージャーの清水潔子の作った食事を部員みんなで食べるなど、生まれて初めての合宿に興奮する翔陽。
合宿二日目。
影山と自主ランニングをする翔陽は、赤いジャージを来た同じ歳くらいの少年を見つけます。
どうやら迷子の様子。
少年の持ち物からバレーボールをやっていると気づいた翔陽は、少年に自己紹介します。
少年も孤爪研磨と名乗り、高校二年でポジションはセッターだと教えてくれました。
翔陽は自分はミドルブロッカーだけど低身長だから変かと問うと、孤爪も何でアイツがセッター?と言われているそうです。
どこの学校か聞こうとした時、孤爪の友達が迎えにきました。
孤爪は「またね」と言ってその場を去ります。
まるで再会することを知っているはのような口ぶりの孤爪の言葉に、小首をかしげる翔陽。
実は孤爪は練習試合の相手の音駒の選手で、翔陽の来ていたTシャツに書いてあるKARASUNO HIGH SCHOOLを見て、翔陽が対戦相手だと気づいていたのです。
そんなクレバーな孤爪と再会するのは2日後ですが、翔陽はサッパリ気づいていませんでした。
音駒との練習試合で天才の一年生・影山と、経験値の高い三年生・菅原孝支の、どちらを先発のセッターにするか悩む烏養。
そんな烏養に菅原は先発は当然影山としても、影山が疲れた時でいいので試合に出して欲しいと頼みます。
烏養が迷っていたのは天才か経験値かではなく、部活をやる時間が残り少ない三年生への情けだと菅原は見抜いていたのです。
鳥養は先発を影山に決断し、翔陽も先発に選ばれました。
縁下力など一部の二年生が選ばれなかったのは、前監督の烏養一繋の厳しい練習から逃げ出したためで、縁下自身も自分を不甲斐ないと反省中です。
しかしこのまま引きさがる気は無いので、音駒戦は譲るもののまだまだ負けないと翔陽たちとモチベーションを高め合います。
合宿三日目。
音駒高校との練習試合のため、翔陽に背番号10番のユニフォームが配られます。
小さな巨人も10番だったことから運命だと喜ぶ翔陽。
明日の音駒戦がますます楽しみになりました。
孤爪研磨
音駒高校のセッター・孤爪研磨の登場です。
全てにおいてやる気のない少年で、金髪に染めた髪も頭部が黒くなりプリン状態になっても放ったらかし。
それでも翔陽には興味を持ったようで、彼なりに鳥野戦が楽しみなようです。
声優は梶裕貴さん。
進撃の巨人の主人公・エレンや、僕のヒーローアカデミアの轟焦凍など、青年になる少し前の少年声が得意な声優さんで、研磨にピッタリでした。
少しだけ登場した黒尾鉄朗共々、ジャンプの人気投票で常に上位に入ってくるキャラなので、次週からのサブレギュラー化が楽しみです。
縁下力
鳥野高校のバレー部二年生。
ネーミングが気の毒すぎて涙を誘いますが、攻守ともにバランスの取れた選手です。
自分の弱さをきちんと知っている人ほど実は強かったりしますもんね。
同じ二年生の西谷夕や田中龍之介がレギュラーなのに控えに回りがちですが、テスト期間中は西谷や田中の勉強を見るなど文字通り縁の下の力持ちとして重要なバックアップ人材です。
部員のみんなが当然と思って回っていることも、縁下のような人が毎日フォローしているから回っているのであって、実は鳥野バレー部の一番重要な人材なのかもしれませんね。
日向翔陽の明るさ
鳥養は影山が翔陽をうまく使いこなしていると評していますが、人付き合いの苦手な影山に、警戒心を持たれずに付き合える翔陽のコミュ力がすごいと思います。
同じく人付き合いの苦手な研磨の心に、スッと入っていくあの話術。
研磨側からまたねと言わせてしまう明るさや、人懐っこさは天性のものですね。
少年漫画の王道主人公的キャラ設定と言ってしまえばそれだけですが、翔陽の明るさは嫌味が無いので見ていてほほえましく、たまにウザいのもたまにキズです。
冒頭で妹の夏ちゃんが出たのもうれしかったです。
ハイキュー1期11話の感想
ついに黒尾と研磨の登場!
研磨は原作だと白黒なのでピンときませんが、アニメだと金髪と黒髪のプリン具合がよくわかります。
動きも捨て猫ぽくて、このへんは動画であるアニメならではですね。
他人に無関心な孤高系キャラが、主人公にだけは興味を持つという王道展開も萌えます。
研磨が縄張りである程度力を持って支配する猫なら、日向はまだ生まれたばかりで飛ぶのが下手なヒナガラス。
今日は猫が大人になってヒナガラスを見逃してくれましたが、練習試合では爪を立ててくるはず。
どんな練習試合になるのか早く次回を見たくてウズウズしてしまう11話のラストでした。
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