「小さな巨人」に憧れて鳥野高校に入学した日向翔陽。
しかし中学時代の仇敵とも言える影山飛雄と再会し、反発し合っているうちに主将の澤村を怒らせてしまいます。
バレーボールは団体戦ゆえ、チームメイトとケンカするような部員は部の練習に参加させられない、と体育館を追い出されてしまいました。
すぱいかーのほうがかっこいい、いやセッターのほうがかっこいいと全く価値観の合わない翔陽と影山ですが、バレーボール部に戻りたい気持ちは同じ。
なんとか反省の色を見せたところ、土曜日に同じ一年生同士でミニゲームをして、勝てば練習に復活できるという条件を出してもらいました。
ゲームで勝って部活に参加するため、翔陽と影山は朝5時から自主練をすることにします。
ハイキュー1期3話のネタバレあらすじ
翔陽と影山の朝連に付き合う副主将の菅原孝支と先輩の田中龍之介。
エースを目指す翔陽は影山にトスを上げて欲しいと言いますが、翔陽にトスを上げても勝率が上がらないと断ります。
昼休みも練習する翔陽に、鳥野の正セッターの菅原がトスを上げてあげようかと翔陽に言いますが、それでは影山に負けた気がすると答える翔陽。
部員の少ない中学時代は近所のママさんバレーの奥さん方にトスをあげてもらっていたため、鳥野高校に入学してチームメイトにトスを上げてもらい、影山に勝つことを夢見ていたからです。
翔陽が鳥野に入学したのは打倒影山という目的もあったことを知った菅原は、最強の敵だったなら今度は最強の味方じゃんと諭します。
放課後部活には参加できないため体育館で練習できない翔陽と影山。
しかし影山はバレーボールができそうな空き地を見つけてありました。
日暮れまで空き地で自主練する二人に同じ高校の生徒が声をかけてきます。
鳥野高校一年生の月島蛍と山口忠。
実はこの月島と山口が土曜日にゲームする相手です。
翔陽と影山が勝てないと練習に復活できないため、わざと手を抜いてあげようか?とからかう月島。
更に月島は影山に向かって影山が率いる北川第一中学の県予選の決勝を見ていたこと、影山のトスを自己中トスとけなします。
どうやら決勝戦で何かあったようですが、決勝を見ていなかった翔陽には何が何だかわかりません。
それでも月島に土曜日は勝つと宣言します。
金曜日
あいかわらず翔陽にトスをあげない影山ですが、練習中、レシーブできそうにないボールにも食らいつく翔陽の姿に自分の中のバレーボールへの価値観と共通するものを感じた影山は試しにトスを上げてみます。
影山のトスに見事に反応した翔陽を影山は認めました。
最強の敵が最強の味方になった瞬間です。
土曜日
当日も俺たちで勝つと決意をあらたにする翔陽と影山。
月島と山口も登校し、いよいよ部活復活へ向けたゲームが始まります。
ツッキー&山口登場
今週から登場の幼馴染コンビ・月島&山口。
長身イケメンの通称ツッキーと、母性本能くすぐるタイプの山口は、少年ジャンプ主催の人気投票で毎回上位に食い込んでくる人気キャラです。
どんなに努力しても部活でレギュラーを取れなかった実兄を見ている月島は、日向や影山のような熱血努力タイプにはコンプレックスを持っており、何かとツンデレをこじらせて憎まれ口で対応しますが、同じ一年生としてなくてはならないチームメイトになっていくので、今後の関わり方が楽しみです。
キャラの人気に合わせてか月島役は内山昂輝さん、山口役は斉藤壮馬さんと両方人気声優が演じています。
影山vsツッキー
実は熱血漢ですが天才セッターとして、感情が揺れやすい日向のコントロール役として、司令塔としてコートでは冷静にふるまおうとする影山。
一方のツッキーも皮肉屋を気取りつつ、試合ではクレバーな判断で相手チームを翻弄するスタイル。
どちらもクール系キャラでありながら自己中なまでに勝利にこだわる影山と、しょせんは部活なのだから楽しんでやるべきというツッキーは、真逆の価値観から衝突することもあり、今週も初対面からケンカ寸前でした。
王様の影山と影山をはじめ他人のトラウマを逆なでするのが上手なツッキー。
今後同じコートで味方としてどう信頼を築いていくのか楽しみな二人です。
ほのぼの系の日向と山口との対比もおもしろいです。
チームメイトからのトス
日向の実力を全く認めない影山はセッターとして日向にトスを上げるのは無駄と考えていました。
しかし日向の中にあるバレーボールへの熱意を知り、この位置からでは打てないだろうと思いつつもトスを上げます。
初めてチームメイトとして影山からトスをあげてもらった日向はうれしさいっぱいでボールに食らいつき、影山の期待をはるかに超えて認めさせました。
正反対の二人がバレーボールを通じて同じ価値観を分かち合った瞬間。
スポーツアニメの王道展開に思わずやったー!とうれしくなりました。
練習に復帰するために嫌々コンビを組むのではなく、俺たち二人で勝つと互いを認め合ったシーンは正に青春という感じで、さわやかに感動できました。
ハイキュー1期3話の感想
少年漫画の主人公らしい単純明快な日向と、対になるキャラとして天才肌の影山。
クレバーだけど頭の良さが災いして周囲のムダな熱血を冷めた目で見る皮肉屋のツッキーと、クセの強いメンバーの中で、個性の薄さが逆に個性になっている山口。
新入生四人のそれぞれのキャラが立った3話でした。
ツッキーは興味の無い相手には自分から突っかかっていく方ではないので、ジャンプ力に目を見張る日向のことも、中学時代の実力を知っている影山のことも、
両方眼中に入れているのでしょう。
この四人が中心となってこれからどう鳥野を化学反応させていくのか期待がふくらみます。
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