今回は、映画『恋は雨上がりのように』のあらすじを取りあげていきたいと思います。
眉月じゅんさんのコミックが原作のラブストーリーとなっていました。
小松菜奈さんと大泉洋さんがダブル主演というキャスティングでも、話題を呼んでいます。
陸上部での活動にトラブルを抱えてしまった女子高生と、そのアルバイト先の店長との恋模様を描いていくという、とても興味深い作風です。
それでは、その内容をさっそく、チェックしてまいりましょう。
映画『恋は雨上がりのように』のネタバレあらすじ
橘あきらは、それまで高校の陸上部において活躍してきましたが、故障してしまったことによって、そのまま活動を継続することがむずかしくなってしまいました。
これを受けて、橘あきらはガーデンというレストランにおいて、アルバイトを始めることに。
橘あきらは、ガーデンで、店長の近藤正己がクレーマーに謝罪しているのに気づきました。
近藤正己は従業員から軽く見られていたものの、橘あきらは、そんな近藤正己に好意を抱いていたのです。
近藤正己は強いタイプではなかったものの、人柄はいたってやさしかったからでした。
実は、橘あきらがガーデンでアルバイトすることにした裏には、近藤正己と親しくなりたかったからという目論見があったのです。
橘あきらの告白
橘あきらは、ガーデンのなかにお客がスマホを忘れたことを受けて、送り届けることにしました。
しかし、走ったことが災いして、またしても故障が悪化してしまったのです。
これをみた近藤正己は、橘あきらを病院に送ってやりました。
橘あきらは軽傷だったものの、店長として責任を禁じ得ない、近藤正己。
一方の橘あきらは、とうとう陸上を断念せざるを得なくなってしまったのです。
橘あきらは、近藤正己からレストランでおごられることになりました。
近藤正己は、負傷させてしまったことを気に病んでいたのです。
が、橘あきらは、藪から棒に近藤正己に向かって、みずからの愛を告白。
しかし、当の近藤正己は、橘あきらの言っていることをなかなか受け止めることができませんでした。
橘あきらと近藤正己の進展
近藤正己は、橘あきらからの唐突な告白に困惑していました。
そして、近藤正己は、橘あきらに向かって、告白への返事をすることにします。
しかし、それはけっしてポジティブなものではありませんでした。
その理由とは、自分のような大人の男性が女子高生と交際するのは世間が認めないというもの。
そこで、橘あきらに対して、友人関係ではどうかと提案していく、近藤正己。
しかし、橘あきらは近藤正己をデートに誘い、彼も付き合わざるを得なくなります。
その後、近藤正己が好きな図書館へいっしょに行った橘あきらは、彼が作家志望だったと知ることに。
そんな近藤正己は、友人で作家になっていた九条ちひろと再会します。
一方、橘あきらは、ガーデンで、陸上部でライバルだった倉田みずきと会うことになりました。
微妙な関係
倉田みずきは、橘あきらの陸上引退を聞いて、彼女に復帰を迫るため、ガーデンにやって来たのです。
これによって、橘あきらは、陸上復帰が頭をちらつくようになっていきました。
そんななか、橘あきらと親しい喜屋武はるかは、橘あきらが陸上を辞め、近藤正己のことが好きなのに失望を禁じえません。
こうして2人は関係がギクシャクしていってしまうのです。
やがて近藤正己は熱を出してしまって、静養することに。
そこに橘あきらがやって来て、停電になったとき、近藤正己に抱き着いてきました。
近藤正己はついそのままにしてしまいますが、やがて立ち返って、橘あきらにやめさせます。
そして近藤正己はますます症状が悪化し、九条ちひろが加勢しに来てくれたのでした。
ラストの結末
近藤正己が靴を息子に買ってやろうとしていると、それを知った喜屋武はるかが助言してくれました。
このことで、喜屋武はるかは近藤正己に好印象を持つようになって、橘あきらの彼への想いをやっと理解することができたのです。
やがて近藤正己、橘あきら、近藤正己の息子は、そろって遊びに出かけました。
そして近藤正己は、橘あきらに向かって、自分に好意を持たないように促していって、橘あきらもこれを受け入れることにしたのでした。
橘あきらはとうとう、陸上へ復帰をはたします。
トレーニングをしていた橘あきらはたまたま近藤正己と出会って、微妙なふんいきに。
しかし、おたがい、おだやかに自分たちの最近の出来事について話し合うのでした。
感想
映画『恋は雨上がりのように』は、年の差の男女の物語ということもあって、独特な感じになりましたね。
橘あきらと近藤正己が、けっして一線を超えることがなかったのが好感度を持たせたと思います。
このことによって、さわやかなスポ魂系のドラマとしても観ることができるようになりましたから、一挙両得ですよね。
橘あきらと近藤正己のその後が気になりますが、これはこれでとても上質なラブストーリーだったといえるのではないでしょうか。
コメント