2009年12月19日に公開された、映画『のだめカンタービレ 最終楽章 前編』。
二ノ宮知子の原作漫画のドラマ化の続編を映画化した作品。
今回の記事では、映画『のだめカンタービレ 最終楽章 前編』のフル動画を無料視聴する方法や作品についてご紹介いたします。
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『のだめ カンタービレ 最終楽章 前編』作品情報
天才ピアニスト「のだめ」こと野田恵と天才指揮者千秋真一が音楽を極めようとしながらも、2人の恋心も育んでいく様を、コメディータッチに描いています。
のだめの前傾姿勢で小走りするところや、舌足らずな話し方が笑いを誘います。
「ルー・マルレ・オーケストラ」の常任指揮者となった千秋は、初めて楽団員と会い、資金不足から来る彼らのやる気のなさに驚愕する。一方、音楽留学中ののだめは勉強に追われる日々を送っていたが、ある日、千秋から定期公演でのピアノ演奏を頼まれ…。
出典:U-NEXT
キャスト
- (野田恵)上野樹里
- (千秋真一)玉木宏
- (峰龍太郎)瑛太
- (三木清良)水川あさみ
- (奥山真澄)小出恵介
- (フランク)ウエンツ瑛士
- (ターニャ)ベッキー
- (並木ゆうこ)山口紗弥加
- (孫Rui)山田優
- (松田幸久)谷原章介
スタッフ
- 監督 武内英樹
- 原作 二ノ宮知子
- 脚本 衛藤凛
- 製作 亀山千広
『のだめ カンタービレ 最終楽章 前編』ネタバレあらすじ
オーストリアのウィーンでは、千秋が客員指揮者になったデシャン・オケの公演が始まろうとしていました。
のだめはパリで列車に乗り、ウィーンでの千秋の公演を見に行きました。
デシャン・オケのベートーヴェン「交響曲第7番」の演奏は、大成功に終わりました。
しかし指揮者コンクールでは千秋が1位で、ジャンが2位だったにもかかわらず、デシャン・オケの常任指揮者にはジャンが選ばれたのでした。
ある日のだめは、友だちのフランクやターニャとバスで移動中、ジャンがデシャン・オケの常任指揮者になったというポスターを見かけました。
そんなとき、マルレ・オケの常任指揮者になる話が千秋に舞い込んだのです。
ひとつのオーケストラを任されると思い、千秋はやる気に燃えます。
しかしマルレ・オケは、伝統はあるものの練習不足な演奏者ばかりの貧乏なオーケストラだったのです。
そんな時、ルイがパリにやってきました。
ルイは、住む部屋を探すのを手伝ってほしいと千秋に言います。
千秋はマルレ・オケの常任指揮者になったばかりで覚えることがたくさんあって忙しく、結局のだめがルイの部屋探しと買い物に付き合わされることになるのでした。
のだめは、ルイのたくさんの買い物袋を持たされる羽目になりました。
千秋と初共演できると期待したのだめ
マルレ・オケで練習に励む千秋とメンバーたちでしたが、お金が無いので練習場所を長時間借りることができず、同じ練習場所を予約しているバレエ団が入ってきては練習を早々に切り上げるということを繰り返します。
そのころのだめは、パリの音楽院コンセルヴァトワールの進級試験のためにピアノの練習に熱心に取り組みます。
そしてマルレ・オケの演奏会当日、ボレロのチェレスタのメンバーが突然辞めてしまい、千秋は代わりに演奏してくれるよう、のだめに頼みます。
のだめは、はじめて千秋と共演できると思い、ひとりで盛り上がりました。
しかし劇場にはルイも来ていて、コンマスのシモンと知り合いだったルイがチェレスタを演奏することになってしまったのです。
オーディションをしたマルレ・オケ
千秋はそれでも、のだめにチェレスタの演奏を頼もうとしましたが、のだめは千秋に「場の空気を読め」と言って諫めました。
そして演奏会が始まり、デュカス「魔法使いの弟子」、ラヴェル「ボレロ」、シューマン「交響曲第1番・春」が演奏されましたが、寄せ集めの演奏者たちで構成されたマルレ・オケの演奏の結果は惨憺たるものでした。
マルレ・オケから大量のメンバーが辞めてしまって、コンマスのシモンはオーディションをすることに決めました。
オーディションでは、個性あふれる実力者が集まり、その中には、のだめの友人の黒木の姿もありました。
オーディションで新メンバーを審査する過程で、コンマスのシモンと千秋の意見が合うことが判明します。
千秋のピアノ演奏を聞いたのだめ
一方、のだめはコンセルヴァトワールの進級試験でトレビアンをもらいました。
9月、マルレ・オケは新しいメンバーを加えて再始動し、講演会の演目はシュトレーゼマンが選びました。
さらにシュトレーゼマンは、千秋を呼び寄せてピアノを猛特訓させました。
公演前にはコンマスのシモンが、千秋に「期待している」と心の内を明かします。
公演での演奏が始まり、チャイコフスキーの「1812年」が演奏され、観客席ののだめは「千秋先輩と共演するのが私の目標です」と、隣の席のオクレール先生に話しました。
しかし2曲目のバッハのピアノ協奏曲では、何と千秋が弾き振りをして、シュトレーゼマンに叩き込まれた完璧なピアノ演奏を、のだめの前で披露したのです。
その演奏を聞いたのだめは、「ずるい」と言って涙を流しました。
『のだめ カンタービレ 最終楽章 前編』ラストの結末
一方、ウィーンでバイオリンの勉強をしている三木清良は、コンクールに挑戦すると峰龍太郎に電話で話しました。龍太郎が、お金が無いから応援には行けないと言うと、龍太郎の父は貯金を渡してやりました。
そのころ公演会で千秋の成長ぶりを目の当たりにしたのだめは、「コンクールに出たい」とオクレール先生に申し出ましたが、許可はもらえませんでした。
オクレール先生は「今の君には何を教えても無駄かな」と言い、さらに千秋と距離を置くようにアドバイスしてくれました。
その時千秋は、新しい部屋を探していました。
千秋は「今のままじゃダメなような気がして」と言い、引っ越しを決意しました。
のだめは雨のパリの街で佇み、びしょ濡れで千秋のいる部屋に戻ると、千秋から「俺たち、離れて暮らそう」と言われてしまい、この言葉に打ちのめされたのだめは全身を硬直させて床に倒れ、顔面を強打したのでした。
『のだめ カンタービレ 最終楽章 前編』感想
この映画の空気感が好きです。コメディなところと真面目な音楽の良さのバランスがとても素晴らしい映画です。
千秋先輩はどんな困難にぶつかろうとも淡々と進んでいけるタイプなので、安心して見ていられますが、それにひきかえ野田恵は、さんざん千秋先輩に振り回されるところがとても面白いです。
それにしても千秋先輩がかっこよすぎて見とれてしまいました。
でもとにかく野田恵が可愛いです。
あんなにふざけた天然キャラの野田恵ですが、いつも音楽にも千秋先輩にもまっすぐに向き合っていて、そしていつも全力投球で夢に向かっている、そんな野田恵を見ているととても元気をもらえました。
そして、贅沢なパリの美しい街並みを見ることができるのもこの映画の魅力です。
きらびやかで豪華なホールでのコンサートのシーンは感動しました。
あと、のだめの作ったカレーを食べて、ターニャとフランクが体調を崩してしまうところは恐怖を感じました。
しかし同じカレーを食べても何ともない野田恵の強靭さには、圧倒されてしまいました。
それと、ときどき野田恵が千秋先輩の妻のように振る舞うシーンがあり、そのときの野田恵がとても可愛くて、そこがこの映画の1番の見どころだと感じました。
『のだめ カンタービレ 最終楽章 前編』視聴者の声
『のだめカンタービレ 最終楽章』は、二ノ宮知子さんの漫画『のだめカンタービレ』を原作としています。
テレビドラマ版の続編監督はドラマ版の演出に引き続き、武内英樹さんが務めています。
ドラマ版もアニメ版も見ていましたが、最近『極主夫道』を観て、玉木宏さんの作品を観てみたくて見返しました。
前編は2009年公開で千秋真一役の玉木宏さんは当時29歳です。
大学生の役ができるほど若く見えます。
現在40歳ですが、今も変わらずかっこよくて驚かされます。
パリのコンセルヴァトワールは実際に存在するパリ国立高等音楽院のことで1669年ルイ14世によって作られた王立音楽アカデミーを基礎とする、由緒ある学校です。
撮影にも使われているそうで、かなり格式が高いことが分かります。
お話はこの学校に上野樹里さん演じるのだめが留学するところから始まっています。
千秋はお仕事でパリに住んでいてのだめの横の部屋を借りています。
のだめが倒れたり水の中に落ちたり、度々人形になるところが面白かったです。アニメ・ドラマとはまた違う面白さがありました。
何と言ってもオーケストラがすばらしかったです。
上野樹里さんは実際には演奏していないと思いますが、本当に演奏しているように見えます。すごい演技です。
全てパリやプラハで撮影されていて現地の役者さんと撮影しているのがすごいと思いました。
本作の撮影地を巡るツアーも人気のようです。
コロナが落ち着いたらぜひ行ってみたいという気持ちになりました。【30代女性】
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