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映画『スパイダーマン3』作品情報
2007年4月16日に、日本でプレミア公開されたのち、2007年5月1日に、日本全国で公開され、アメリカでは、2007年5月4日に公開された、アメリカ映画。
興行収入は、日本では、71.2億円、世界では、8億9千万ドルを超えます。
スパイダーマンは市民の人気者になっています。
ピーターは大学にも行って成績は良く、メリージェーンとの交際も順調でしたが、あることが切っ掛けで、事態が大きく変わっていきます。
監督は、サム・ライミ、ピーター役には、トビー・マグワイア、メリージェーン役には、キルステン・ダンスト。
順風満帆な日々を過ごすピーターは、ある夜、何者かに襲われる。その正体は父・ノーマンの力を受け継ぎ「ニュー・ゴブリン」となったハリーだった。同じ頃、脱獄囚・マルコは逃げ延びた研究所で分子分解され、砂の身体を持つ「サンドマン」と化す。
出典：U-NEXT
キャスト
- (ピーター・パーカー／スパイダーマン)トビー・マグワイア
- (メリー・ジェーン・ワトソン（ＭＪ）)キルステン・ダンスト
- (ハリー・オズボーン)ジェームズ・フランコ
- (フリント・マルコ／サンドマン)トーマス・ヘイデン・チャーチ
- (エディ・ブロック／ヴェノム)トファー・グレイス
- (グウェン・ステイシー)ブライス・ダラス・ハワード
- (ジョージ・ステイシー)ジェームズ・クロムウェル
- (メイ・パーカー)ローズマリー・ハリス
- (Ｊ・ジョナ・ジェイムソン)Ｊ・Ｋ・シモンズ
- (ロビー・ロバートソン)ビル・ナン
スタッフ
- 監督 サム・ライミ
- 原作 スタン・リー、スティーヴ・ディッコ
- 音楽 クリストファー・ヤング
- 脚本 サム・ライミ、アイヴァン・ライミ、アルヴィン・サージェント
- 製作 ローラ・ジスキン、アヴィ・アラッド、グラント・カーティス
映画『スパイダーマン3』ネタバレあらすじ
ピーターは遺伝子操作されたクモに噛まれて、クモのような能力を持つスパイダーマンとなり、正義の味方として人々を助けています。
スパイダーマンの正体がピーターだということは、ＭＪやハリーだけでなく、市民の人たちにも知られてしまいました。
市民はスーパーマンに好意で、最愛の人ＭＪも、ピーターのそばにいてくれていました。
ピーターは、スパイダーマンの任務を効率よくこなす事ができるようになってきて、学業にも時間を割けるようになり、成績もトップになっていました。
またMJとの交際も順調でした。
MJのほうも、大きな舞台で主演を務めたりして、舞台を見ていたピーターは、そんなＭＪが自慢でした。
しかしそんな幸せなピーターを舞台の２階席から見ていたのは、ハリーでした。
舞台のあと、スパイダーマンの作ったクモの巣の上で、MJとピーター夜空を見ながら、幸せな時間を過ごしていました。
その時、黒い物体が空から落ちてきます。
そして黒いネバネバした物が、ピーターのバイクにくっつきました。
ピーターとＭＪは、それに気づかずに、そのバイクに乗って帰っていきました。
そのころ、刑務所ではフリントという男が脱走していました。
そしてフリントは、妻と娘が暮らしている家に向かうのでした。
ブラックスパイダーマンの誕生
家で娘に会ったフリントは、妻に追い出されます。
フリントは、隠れて潜んでいた電子分解装置の実験場で、誤って、砂でできた人間に変化してしまいました。
そんなころ、ピーターは、ゴブリンになったハリーに襲われていました。
しかしピーターはスパイダーマンになって、ハリーを倒しました。
そのときハリーが息をしていないことに気づいたスパイダーマンは、ハリーを病院で処置してもらいました。
するとハリーは、ノーマンが死んだ直前からの記憶が無くなっていたのです。
ピーターは少し安堵しました。
そのあと、叔父ベンを殺した犯人が脱獄したフリントだと知ったピーターは、フリントをとても憎悪しました。
するとピーターの体は黒い物体「シンビオート」に包まれてしまい、そして今までよりもパワーアップした能力を持つ「ブラックスパイダーマン」に、なったのでした。
ハリーにそそのかされるＭＪ
ブラックスパイダーマンはフリントを見つけて闘いますが、フリントは倒してもすぐ再生してきます。
それでも何とかフリントを、水槽タンクの水で流してやっつけることができました。
ピーターは叔父の復讐を果たしました。
スパイダーマンの活躍は新聞でも称えられ、ある日クラスメートのグウェンの命を助けて名誉市民賞が贈られました。
グウェンの父親は警部でした。
そしてグウェンの彼氏はカメラマンのブロックでした。
ピーターは市民栄誉賞のパーティーでグウェンとキスをしました。
しかし一方、女優のＭＪは、出演した舞台が不評で、降板させられてしまいました。
そのころにはもう、ハリーの記憶が戻っていて、元気の無くなったＭＪは、ハリーにそそのかされてしまいました。
黒い物体と決別したピーター
謎の黒い物体「シンビオート」を調べてくれていた教授に、その物体に触らないように、忠告を受けたピーターは、自分でも以前より怒りっぽくなっていることを自覚していました。
そして、ブラックスパイダーマンの服を脱ごうとします。
初めはなかなか離れなかった黒い物体は、教会の鐘の音で、離れてくれました。
宿主を失った黒い物体は、ピーターに取られるまでグウェンと交際していたブロックに、とり憑きました。
そして岸にたどりついて、そこで復活していたフリントを見つけたブロックは、邪魔なスパイダーマンを倒すのに協力してほしいと、話を持ちかけるのでした。
そうしてフリントと結託したブロックは、ＭＪを人質にしてスパイダーマンをおびきよせました。
映画『スパイダーマン3』ラストの結末
スパイダーマンは、自分だけでは勝ち目がないと判断して、ハリーに応援を頼みました。
ハリーは執事から、ノーマンを殺したのはスパイダーマンではないと、伝えられます。
執事の話を聞いてハリーは、自分の命を犠牲にしてスパイダーマンを助けました。
フリントは、闘いを終え人間の姿に戻り、ピーターに叔父を殺してしまったことを詫びました。
ピーターは、そんなフリントを許しました。
するとフリントは、消滅しました。
ハリーは瀕死の状態になっていて、そんなハリーにピーターは、酷いことを言ったことを謝るのでした。
ハリーはピーターを許し、死にました。
それから後、ピーターは、ハリーのお墓の前にいました。
「ハリーは正しい道を選んだ」
そう心で思いながら、ピーターはハリーのお墓を後にしました。
映画『スパイダーマン3』感想
交際が途絶えていた親友ハリーとピーターと決闘シーンは興奮して、鳥肌がたちました。
しかし、ブロックの登場でストーリーが散漫になってしまったのは、とても新鮮な演出として好印象でした。
ピーターの叔父を殺したフリントを、あれほどあっさりと許してしまうピーターの、心の寛容さに心が打たれました。
風と共に去ってゆく砂のフリントを、穏やかな心もちで見送るスパーダーマンの光景は、とても印象に残りました。
「過去」と対峙し、「友情」や「愛」に葛藤し、そして「自分」と戦うピーターは、
私の心をとらえて離しません。
そして何と言っても、スパイダーマンとハリーの空中戦が、最高に素晴らしいです。
真夜中の摩天楼を飛ぶシーンが、とてもよくて、最後のバトルが、2対2だったのも、かなり面白かったです。
有頂天になって奇行を繰り返したり、ノリノリのウォーキングで新しい彼女のグウェンを連れて踊るピーターには、抱腹絶倒でした。
歌うMJに対して、キレのないダンスで当てつけるピーターが、かわいく思えてきて笑いました。
そしてその後の展開では、ブラックスパイダーマンで戦うことにしたピーターは、ハリーを容赦なくブッ飛ばしたあと、ハリーに助けを求めるあたりが、ピーターの図々しさが前面に出ていて、ドン引きしました。
しかし、ストーリー全体は、楽しめました。
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