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映画『SPY／スパイ』作品情報
2015年5月15日に公開されたアメリカ合衆国のアクションコメディ映画。
作品は台湾、大韓民国、フィリピンをはじめ71の国と地域でアメリカと同時期に公開されたが、日本では劇場未公開。
興行収入は23,500万ドルを超える。
主人公・スーザン・クーパーは、CIAのエージェントを補佐するオペレーター。
優秀なエージェントであるファインとの巧みな連携で数々悪事を未然に防いできたが、核兵器の売買を阻止しようとしたファインが、核兵器の売り手・レイナに殺されてしまった。
スーザンはファインの敵を取ることを志願し、イタリアに渡ってレイナに接触しようとするが…。
主人公のスーザン・クーパー役には、映画「泥棒は幸せのはじまり」などに出演し、2011年にはエミー賞を受賞したメリッサ・マッカーシーが演じた。
武器商人・レイナによる核弾頭売買の阻止に挑むも、彼女に殺されたCIAの敏腕工作員・ファイン。彼のサポートにあたっていた分析官・スーザンは、エージェントとなって任務を引き継ぐことを志願する。工作員・リックと組んでレイナを追う彼女だったが…。
出典：U-NEXT
キャスト
- (スーザン・クーパー)メリッサ・マッカーシー
- (リック・フォード)ジェイソン・ステイサム
- (レイナ・ボヤノフ)ローズ・バーン
- (セルジオ・デ・ルーカ)ボビー・カナヴェイル
- (エレイン・クロッカー)アリソン・ジャネイ
- (ブラッドリー・ファイン)ジュード・ロウ
- (ボヤノフ)ラード・ラウィ
- (シャロン)ジェシカ・チャフィン
- (ソルサ・ドゥディエフ)リチャード・ブレイク
- (ナンシー)ミランダ・ハート
スタッフ
- 監督 ポール・フェイグ
- 音楽 セオドア・シャピロ
- 脚本 ポール・フェイグ
- 製作 ピーター・チャーニン、ジェンノ・トッピング、ポール・フェイグ、ジェシー・ヘンダーソン
映画『SPY／スパイ』ネタバレあらすじ
スーザン・クーパーはCIAでエージェントを補佐する内勤の分析官です。
凄腕のエージェント、ブラッドリー・ファインのサポートをする彼女は、密かにファインに恋心を抱いています。
ある時ファインから、カップケーキのネックレスをプレゼントされるスーザンは、それを微妙な気持ちで胸につけます。
新たな任務でファインは、核爆弾を取り引きしようとしている武器商人のボヤノフを追い詰めます。
しかし、花粉症の為くしゃみをしてしまったファインは、誤って銃の引き金を引いてしまい、ボヤノフの眉間に命中させてしまい、核爆弾の手がかりを失ってしまいます。
核爆弾の在処を探るため、ボヤノフの娘・レイナに近づいたファインでしたが、逆に彼女に銃で撃たれ、命を落としてしまうのでした。
スーザンはファインが殺されたときの映像から、核爆弾の取引の仲介役の人物への手掛かりを見つけます。
しかし、エージェントたちは全員レイナに顔を知られています。
そこでスーザンがエージェントになって探りにいくことを志願しました。
それを見たエージェントの一人であるフォードには、自分を差し置いて事務のおばさんがエージェントとして派遣されることは、プライドが許せず、スーザンが派遣されることに決まり、フォードはCIAを辞めて出ていってしまいます。
憧れのエージェントになったスーザンでしたが、任務に就くため与えられたIDは、「4人の子持ちの中年おばさんキャロル・ジェンキンス」、「猫おばさんベニー・モーガン」など、地味でダサい身分ばかりで不満を覚えます。
ＩＤをもらったスーザンは、フランスのパリへ飛ぶのでした。
パリで人だかりでの爆弾の爆破を回避するスーザンとフォード
ファインの仇を討つ意味でも覚悟を決めて、任務の地、フランスのパリへ飛んだスーザンの前に、エージェントを辞めて出ていったはずのフォードが現れます。
フォードもまた、ファインの仇を討つために、独自でレイナを追っていたのでした。
スーザンに言いたいことだけ言って立ち去るフォードを、怪しい男が後をつけているのを見たスーザンは、後を追います。
すると事件が起こります。
フォードが美女に話しかけられて気をそらした瞬間に、怪しい男が、フォードのカバンをすり替えたのです。
それを見たスーザンは、必死になってその事を、フォードに教えようとします。
フォードは、気づかぬままそのカバンを自分の物だと思って持ち歩いて行き、フォードと、彼を追いかけるスーザンは、いつのまにかイベント会場に来ていました。
イベントのステージ上のマイクを取り揚げたスーザンは、大音量でフォードに呼びかけます。
「リック・フォード！カバンの中身を確認して！」
その声を聞いたフォードが、カバンの中を見てみると、中身は、時限爆弾でした。
しかも、爆発までの残り時間の表示は、あと8秒！
フォードはすばやい判断で近くの川へとカバンを投げて、爆弾は川の上空で爆発して、巻き込まれる人もいませんでした。
エージェントになったスーザンはローマでも大活躍
レイナが取引をする相手を探るためイタリアのローマに飛んだスーザンは、現地での協力者であるアルトの助けもあり、レイナたちの居所をつきとめます。
建物のなかではカジノが催されており、スーザンはそのカジノに潜入しました。
そこでたまたま、レイナに運ばれようとする飲み物に、何者かが毒を入れるのを見て、レイナがそれを飲もうとする直前に、教えてあげたスーザン。
レイナは部下に命じ、毒を入れた男を捕えさせて、その男に自分が飲もうとした飲み物を飲ませます。
男が毒で死ぬのを見届けたレイナとスーザン。
スーザンに命を救われたレイナは、スーザンを食事に誘い、自分のプライベートジェットに乗るよう提案します。
プライベートジェットのなかで、部下の裏切りで銃撃戦になり、生き残ったのはレイナとスーザンだけになりました。
戦闘の様子を見たレイナは、スーザンをCIAではないかと疑いますが、レイナの父親に雇われたボディガードだと言って、スーザンは何とか誤魔化すことに成功しました。
パリで爆弾を仕掛けた犯人を追いつめるスーザン
レイナとスーザンの乗ったプライベートジェットは、ブダペストに到着しました。
レイナと同じホテルの一室を与えられたスーザンでしたが、監視カメラばかりあって本部に連絡ができません。
スーザンは外に出ると、そこに、CIAのボス・クロッカーに指示され駆けつけた仲間のナンシーがやってきました。
そこに現れたレイナに、ナンシーも同じレイナの護衛だと告げて誤魔化します。
そのときレイナたちは突然銃撃され、レイナを救ったスーザンは、レイナをナンシーに任せて、銃撃してきた車を追います。
盗んだスクーターで追いつめて、車を止めさせることに成功し、運転席を見ると、その人物はCIAのエージェントであるカレンでした。
エージェントとしても優秀で、しかも美人なカレンは、なんと二重スパイだったのでした。
その瞬間、何者かにカレンは射殺されてしまうのでした。
核爆弾の取引の交渉場所は、クラブでした。
護衛がスーザンとナンシーだけになったレイナは、心もとないのでスーザンに応援を呼ぶよう要求します。
そのことをスーザンに相談されたナンシーは、アルドを呼び、交渉場所のクラブには、変装したフォードも勝手に潜入していました。
交渉相手は、パリで爆弾を仕掛けた女でした。
その女を何とか追い詰めたスーザンでしたが、彼女は、生きていたファインに殺されてしまいます。
映画『SPY／スパイ』ラストの結末
生きていたファインは、レイナの愛人に。
そしてアルドとスーザンは、監禁されしかし、ファインがレイナの愛人になったのは、核爆弾の行方を探るためでした。
アルドとスーザンは協力して脱出します。
スーザンは、取引の仲介役のデ・ルーカと買い手のドゥディエフ、エレンが集まる場所に向かいます。
そこでは、デ・ルーカが裏切りそして、ドゥディエフが殺されます。
そしてレイナにも銃が向けられました。
スーザンは1人でデ・ルーカたちを倒します。
核爆弾を載せたヘリで逃げるデ・ルーカを、スーザンが追います。
スーザンはヘリで応援に来たアルドとナンシーに助けられ、デ・ルーカと核爆弾を湖に落とします。
ＣＩＡ本部の人達が到着し、レイナは逮捕されて、核爆弾はCIAが確保。
お手柄だったスーザンは、これからもエージェントとして現場に出ることになり喜びます。
その夜、お祝にシャンパンを開けたスーザン。
翌朝ベッドで目を覚ましたスーザンの横には、あのフォードが裸で寝ているのでした。
映画『SPY／スパイ』感想
率直に言ってすごくおもろいし、映画として完成度が高いです。
ストーリーの展開が、いろんな意味で何度も裏切ってくれます。
裏切られる度に面白くて笑えます。
でも、ちゃんと乱闘シーンや銃撃戦もあって、ハラハラドキドキさせられます。
ファイン役のジュード・ロウが、イケメンで、スーザン役のメリッサ・マッカーシーとのセリフのやりとりの場面が何度もあるのですが、ファインがスーザンをからかっているセリフや、受け入れてもらえない恋心をぶつけるスーザンのセリフが笑えます。
ジュード・ロウが最初にみせるアクションシーンもキマっています。
あれほど出来るエージェントなのに、なんか中身が足りない感じに見せているところもいいです。
フォード役のジェイソン・ステイサムには、意外すぎる今回の役。
硬派で強いイメージのジェイソン・ステイサムが、この映画では絶妙に残念な男を見事に演じきっています。
レイナ役のローズバーンは、とにかく美人なので見入ってしまいます。
ファインを殺したとみせかけて殺してなかったですし、危険な悪い女かと思いきや、部下に裏切られて殺されかけたり、毒を盛られそうになったり。
さらに路上で銃撃されたり、取引相手に銃を向けられたりといったときに、何度もスーザンに命を助けられています。
レイナも最後にはスーザンに心を許していたように見えました。
不幸な生い立ちでこんなことになってしまったレイナは出所してきたら、まっとうに生きていってほしいと願わずにはいられませんでした。
男性陣にはポンコツなのが多めですけど、ストーリーもいい具合に裏切りあり、ドキドキありで、合間にはスパイ映画らしい銃撃戦あり。
カーチェイスあり。
そしてコメディありで、大満足できる映画です。
映画『SPY／スパイ』視聴者の声
コメディと聞いて、あまり期待してませんでしたが、ブラッドリー・ファイン役のジュード・ロウさんが出てきて絶対面白いだろうなと思ってみていたら、スーザン・クーパー役のメリッサ・マッカーシーさんが出てきて、これは間違えないなと思いました。
メリッサ・マッカーシーさんの作品はゴーストバスターズも好きですが、ヴィンセントが教えてくれたことが好きです。
ジュード・ロウさんはA.I.、シャーロック・ホームズ、ファンタスティックビーストのダンブルドアも好きです。
そう思っていたら、すぐにブラッドリーは死んでしまいました。
どうなるんだ！と思っていると、スーザンがスパイになって驚きました。
ウィル・ユン・リーさん少し出てましたね。フォーリングウォーターのタカ役以来です。
スパイといえばスパイグッズと、変装と格闘技に語学ですよね。
スーパーカッコいいスパイよりも身近に感じるスパイですね。
スーザン以外はすごい一流の人ばっかりで、殺され方よすごい迫力があって、その差がおもしろいです。
リック・フォード役のジェイソン・ステイサムさんめちゃくちゃ面白かったです。
口ばっかりで全然仕事できないおじさんという感じで、トランスポーターでのかっこいい感じではなく、面白い感じが親しみが持ててとても良かったです。
仕事がに疲れている人や自分に自信が持てなくなっている人に是非観てほしいです。
私は元気をもらいました。【30代女性】
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