女優・有村架純さんのデビューのきっかけについてまとめてみました。
NHK朝ドラ『ひよっこ』やauのCMなど多数の出演作で知られる、女優の有村架純さん。
日本を代表する女優の一人となっていますが、有村架純さんのデビューのきっかけとは、どのようなものだったのでしょうか。
また、有村架純さんの女優デビュー作となった、ドラマ『ハガネの女』についても紹介したいと思います。
プロフィールと合わせてお楽しみ下さい。
有村架純の芸能界入りのきっかけは?
それでは、まずは女優・有村架純さんの芸能界入りのきっかけから見ていきましょう。
有村架純のデビューのきっかけ
有村架純さんのデビューのきっかけは、自ら応募したオーディションに合格したことでした。
有村架純さんが応募したのは、2008年に開催された『冬の特別オーディション』。
このオーディションは、雑誌『月刊デ☆ビュー』が企画する、1年に夏と冬の2度開催される合同オーディションです。
このオーディションに合格すると、審査・合格に関する費用は一切不要で、合格後も雑誌『月刊デ☆ビュー』が全面バックアップするそうです。
2020年の夏に開催される『夏の特別オーディション』(エントリーは8/11(月)まで)には、126社の芸能事務所が参加しています。
その中には大手芸能事務所も多く、福士蒼汰さん所属の研音、永野芽郁さん所属のスターダストプロモーション、小栗旬さん所属のトライストーン、伊藤健太郎さん所属のaoao、土屋太鳳さん所属のソニー・ミュージックアーティスツ、そして有村架純さん所属のフラームなどが名を連ねています。
元々、有村架純さんは中学生の時にドラマを見ているうちに、「自分ならどういう風にお芝居するのかな」と考えるようになっていったそうです。
女優の仕事に興味を持つと、オーディション雑誌をたくさん買ってきて、積極的に挑戦します。
中学3年生の時に、現在所属するフラームの最終審査までたどり着きますが、結果は残念ながら落選。
その時、審査員からは「関西弁を直して、体を絞るように」とアドバイスされています。
あまりイメージがないかもしれませんが、有村架純さんは関西出身。
中学生の頃は、少しふっくらしていたのでしょうか。
おっとりした雰囲気と相反して、有村架純さんは芯の強い心を持っていました。
翌年も再挑戦し、2008年に開催された『冬の特別オーディション』に応募。
これに合格したことで、高校2年生で芸能事務所フラーム(FLaMme)に所属することになりました。
有村架純のプロフィール
女優・有村架純さんは、奈良県香芝市生まれで兵庫県伊丹市育ちの27歳です。
お姉さんは、タレント・グラビアアイドルで活躍されている、有村藍里さんです。
2009年に芸能事務所フラームに入所し、翌2010年にデビュー。
4月からは親元を離れ、上京されています。
下積み時代を経た2013年、NHK朝ドラ『あまちゃん』で小泉今日子さん(主人公の母親役)の若かりし頃を演じて、大きな注目を集めます。
『あまちゃん』出演がきっかけで大ブレイクし、ジブリ作品『思い出のマーニー』(2014年)で声優初挑戦。
映画『ビリギャル』(2015年)では、日本アカデミー賞主演女優賞と新人俳優賞をW受賞と、快進撃を続けます。
2016年には、『第67回NHK紅白歌合戦』の紅組司会者に大抜擢されます。
こうして、有村架純さんは、時代を代表する女優となりました。
翌年の2017年には、NHK朝ドラ『ひよっこ』に主演し、ヒロインを好演。幅広い世代から支持を得るようになります。
また、この出演はオーディションではなく、脚本家岡田惠和さんの指名によるもの。
イメージとばっちりハマったのか、『ひよっこ』も高視聴率を記録し続けました。
女優デビューはドラマ「ハガネの女」
続いては、有村架純さんの女優デビュー作について紹介します。
有村架純さんの女優デビュー作は、ドラマ『ハガネの女』でした。
有村架純さんの女優デビュー作・ドラマ『ハガネの女』とは?
- 2010年~2011年にかけてテレビ朝日で放送された学園ドラマ
- 主演は吉瀬美智子さん
- 原作は深谷かおるさんの同名漫画
- Season1は2010年に金曜23時台、Season2は2011年に木曜21時台に放送
- 有村架純さんが演じたのは「西堀マナ」役(Season1・2の両方に出演)
有村架純さんの女優デビュー作は、2011年に放送されたドラマ『ハガネの女』Season2です。
『ハガネの女』Season1は原作に忠実ながら、Season2ではアスペルガー症候群を取り扱うなど、オリジナルストーリーとなっています。
『ハガネの女』は、吉瀬美智子さん演じる小学校教師の通称”ハガネ”こと芳賀稲子が、問題のあるクラスを再生する学園ドラマです。
有村架純さんが演じた「西堀マナ」は、主人公・芳賀稲子の教え子といった役どころでした。
Season1では17歳、Season2では18歳の設定になっています。
西堀マナは中学時代にいじめられていたものの、稲子のおかげでそれを乗り越え、猛勉強の末に高校に進学。
しかし、父親がリストラに遭い、家計を支えるためアルバイトをするようになります。
ところがバイトが高校に発覚したため、マナは退学処分に。
その後は、洋食店で働きながらシェフを目指します。
マナが交際している浅野達也はバツ1子持ちの男性で、彼の娘の夏希(鍋本凪々美さん)にマナはなかなか受け入れてもらえません。
一時は達也と距離を置くものの、後に達也とよりを戻し、夏希にも受け入れられるようになります。
浅野達也を演じたのは、元EXILEの”MATSU”こと松本利夫さんでした。
実は芸能界入り前の有村架純さんも、家計を支えるため、寿司屋と蕎麦屋のアルバイトを掛け持ちしていた時期があったそうです。
多い時では、週6も働いていたのだとか。
厳格な父を慕っていた、有村架純さん。
ところが、有村架純さんが小学校4年生の時に両親は別居。
後に離婚が成立し、有村架純さんとお姉さんは、母親と暮らすようになります。
芸能界入りを目指す動機の一つにも、母親に楽をさせてやりたいという思いがあったそうです。
「西堀マナ」と有村架純さんにはこうした共通する部分もあり、役作りにも影響していたのかもしれませんね。
以上、今回は女優・有村架純さんの芸能界入りのきっかけから、女優デビュー作ドラマ『ハガネの女』についてもまとめました。
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まとめ
- 有村架純さんは2008年に開催された『冬の特別オーディション』に合格し、芸能界入りする
- 高校2年生で芸能事務所フラーム所属となる
- 中学3年生の時は最終審査で落選し、翌年の再挑戦で合格を掴んだ
- 中学生の時にドラマを見ていて女優の仕事に興味を持った
- 有村架純さんは奈良県香芝市生まれで兵庫県伊丹市育ちの27歳
- NHK朝ドラ『あまちゃん』への主演で大ブレイク
- 女優デビュー作は2010~2011年に放送されたドラマ『ハガネの女』
- 演じたのは主人公の教え子「西堀マナ」役
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