映画『ライフ・イズ・ビューティフル』は1999年に公開され、アカデミー賞主演男優賞、外国語映画賞、作曲賞、そしてカンヌ国際映画祭でグランプリを獲得しました。
第二次世界大戦期のホロコースト(ユダヤ人虐殺)下で、明るく希望を失いことなく生きたイタリア系ユダヤ人家族を描いた感動の名作です。
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映画『ライフ・イズ・ビューティフル』作品情報
イタリアの小さな町にやってきたユダヤ系イタリア人・グイドは、美しい小学校教師・ドーラと出会い結婚、息子・ジョズエが生まれ幸せに暮らしていた。しかし、ユダヤ人迫害の嵐が吹き荒れるファシズム政権下で、グイドとジョズエは強制収容所に連行される。
出典:U-NEXT
キャスト
- (グイド)ロベルト・ベニーニ
- (ドーラ)ニコレッタ・ブラスキ
- (ジョズエ)ジョルジオ・カンタリーニ
- (ジオ叔父さん)ジュスティーノ・デュラーノ
- (フェルッチョ)セルジオ・ブストリック
- (ドーラの母)マリサ・パレデス
- (レッシング医師)ホルスト・ブッフホルツ
スタッフ
- 監督 ロベルト・ベニーニ
- 音楽 ニコラ・ピオヴァーニ
- 脚本 ヴィンセンツォ・セラミ、ロベルト・ベニーニ
- 製作 エルダ・フェッリ、ジャンルイジ・ブラスキ
映画『ライフ・イズ・ビューティフル』ネタバレあらすじ
第二次世界大戦直前のイタリア。ユダヤ系イタリア人の青年・グイド(ロベルト・ベニーニ)は、叔父を頼りに友人たちと北イタリアの田舎町へやって来ました。
そこで偶然出会ったドーラ(ニコレッタ・ブラスキ)という女性に一目惚れしたグイドは、半ば強引に彼女の心を掴み結婚に至ります。
二人の間には一人息子のジョズエ(ジョルジオ・カンタリーニ)が生まれ、ささやかながら幸せな家庭生活を営んでいました。
しかし戦争が始まると、ナチスドイツによるホロコーストが、グイド一家にも及びます。
グイドたちは強制収容所へと連れていかれ、いつ処刑されるか分からない絶望的な恐怖の中へ突き落されることとなりました。
そんな状況でも息子・ジョズエを恐がらせず明るく生活させるため、グイドは得意のユーモアを使いながら嘘をつき続けました。
戦争が終わり、強制収容所から解放され助かると思った矢先、グイドは兵士に捕らえられてしまいます。
グイドはドーラに一目惚れし、駆け落ちして結婚する
映画『ライフ・イズ・ビューティフル』は、ジョズエの回想録として始まります。
1939年、ユダヤ系イタリア人の青年・グイドは北イタリア・トスカーナ地方にあるアレッツォという田舎町にやって来ました。
グイドはとても陽気で明るい性格の持ち主で、得意のユーモアで人を引き付ける才能があります。
ある日、町の小学校の女性教師ドーラを見たグイドは、その瞬間彼女に恋してしまいました。
しかし、ドーラはすでに幼馴染みと婚約していたのです。
それでもドーラへの想いを募らせるグイドは、婚約などお構いなしにドーラの気を引こうと頑張るのでした。
ドーラもグイドの真っ直ぐで陽気な性格と、そのユーモアに心を奪われます。
ドーラと幼馴染みの結婚式当日、会場のホテルにグイドが現れ、強引にドーラを奪い去って行きました。
こうして駆け落ち同然で二人は結婚し、数年後に一人息子のジョズエが誕生します。
ドーラ不在時にグイドとジョズエは捕まり強制収容所へ
結婚後、グイドは夢だった書店を開き、生計を立てています。
家にはドーラと息子・ジョズエが待っており、ささやかながらも幸せな生活を送っていました。
一方、第二次世界大戦が始まり、イタリアはファシストのムッソリーニが支配するようになります。
さらに、同じファシズムのナチスドイツがホロコースト(ユダヤ人迫害政策)を開始すると、イタリアに住むユダヤ人にもその手が伸びるようになっていました。
その日、ドーラは母親の元を訪れていたため不在でした。
その間に突然兵士がやって来て、グイドとジョズエ、さらにグイドの叔父・エリゼオを強制収容所に連行してしまいます。
強制収容所が恐ろしいところであるのは、グイドにも分かっていました。
しかし、彼は子供のジョズエが恐がらないように、「これはゲームなんだ」と嘘をついて落ち着かせます。
さらに、グイドはゲームのルールをジョズエに教えます。
ママに会いたいと泣いたりわがままを言ったら減点で、代わりにいい子にしていれば加点されていきます。
ポイントが1000点になると、ジョズエが大好きな本物の戦車に乗って強制収容所から帰れるというのです。
ジョズエは父のこの話を信じました。
母親のドーラは、夫と息子が連行されたと聞き混乱します。
グイドはユダヤ系でジョズエも半分その血を受け継いでいますが、ドーラはイタリア人です。
しかし、ドーラは夫と息子を追いかけ、強制収容所に向かう列車に飛び乗りました。
グイドはジョズエを恐怖から守るため嘘をつき続ける
強制収容所の生活は、絶望と恐怖が支配していました。
それでもグイドは陽気に明るく振る舞い、ユーモアでジョズエだけでなく周囲の人々も励まします。
時には子供と引き離されて悲しむ父親たちに声をかけたり、その態度はいつもと変わらぬものでした。
離れて収容されたドーラに対して、グイドは放送室からこっそり呼びかけます。
また、グイドは強制収容所でドイツ人医師のレッシング(ホルスト・ブッフホルツ)と再会しました。
グイドは以前アレッツォのホテルで働いていた時に、レッシング医師と出会っていたのです。
レッシング医師はなぞなぞといったクイズが大好きで、強制収容所では何かとグイドの力になってくれました。
希望を捨てずに明るく生きるグイドでしたが、処刑の恐怖は常に付きまといます。
特に恐ろしいのは「シャワーの日」です。
それは、つまりガス室行きのことでした。
ある時、息子のジョズエがシャワーを嫌がったため、運良く難を逃れることができたのです。
それ以来、グイドは日中強制労働に行っている間、ジョズエに隠れているように言いつけます。
またこれも”ゲーム”でした。
映画『ライフ・イズ・ビューティフル』ラストの結末
強制収容所の生活は過酷を極めるものでしたが、やがて戦争は終わりを迎えました。
ナチスは強制収容所から撤退を始め、アメリカ軍の戦車が近づいています。
グイドはこの混乱に乗じ、ジョズエを連れて逃げることにしました。
ただ、ドーラだけが別の場所に収容されていたため、妻を探して回ります。
その最中、グイドは兵士に見つかってしまいました。
グイドは咄嗟の判断で機転を利かせ、ジョズエをゴミ箱に隠れさせます。
兵士たちは、憂さ晴らしなのかろくな理由もなくグイドを銃殺するつもりです。
グイドも殺されるのを確信していますが、ゴミ箱から覗くジョズエに向けウインクし、行進の振りをしておどけて見せました。
やがてジョズエから見えないところにグイドが連れて行かれると、銃声が鳴り響きます。
翌朝、隠れていたジョズエはゴミ箱から出てきました。
ナチスが去った強制収容所には、アメリカを中心とした連合軍が入れ違いにやって来ます。
連合軍の兵士は、ジョズエを見つけると戦車に乗せました。
ヘルメットを被せてもらい、おいしそうなお菓子ももらいます。
父・グイドの言っていた通りでした。
「良い子にして1000点貯まったら大好きな戦車に乗って帰れる」、ジョズエは今まさにそうしていたのです。
それから、ジョズエは戦車の上から母・ドーズを見つけ、二人は無事再会することができました。
ジョズエは夢中でドーズに、「僕たちは勝ったよ」と伝えます。
母はその真意は知らないながらも、同意するのでした。
グイドの嘘は、ジョズエを守り、ホロコーストの恐怖に打ち勝ったのです。
大人になったジョズエはこの回想録を語り、父が命に替えて示してくれた愛情に感謝するのでした。
映画『ライフ・イズ・ビューティフル』感想
映画『ライフ・イズ・ビューティフル』は、父親の無償の愛、コメディといったユーモア、そして戦争の悲惨さ全てが詰まった感動の名作でした。
第二次世界大戦期のホロコースト(ナチスドイツによるユダヤ人虐殺)を題材にした映画は、多数存在します。
そして、いずれもがその残酷さと悲惨さが描かれています。
映画『ライフ・イズ・ビューティフル』の特徴は、そこにユーモアと希望を捨てずにたくましく前向きに生きることの大切さが加わっている点です。
グイド、ドーラ、ジョズエの3人家族は、どこにでもあるごく普通の家庭でした。
ところが、ただユダヤ人だという理由だけで強制収容所に入れられてしまったのです。
不条理、絶望、恐怖に支配される中でも、グイドは希望を見出し人生を明るく前向きに生きる術を息子に与えました。
それは、グイドの真っ直ぐかつ純粋で明るい性格の賜物だったのかもしれません。
ドーラとの結婚でも、それが活きていましたからね。
最後にジョズエがドーラに「僕たちはゲームに勝った」と言いますが、正しくグイドの姿勢がホロコーストに打ち勝ったことを表しています。
ユーモアを武器に悲惨な過去の体験を乗り越えるというのは、喜劇俳優である監督・主演のロベルト・ベニーニらしいアプローチだったと感じます。
しかし、それだけに物語の悲しみも深くなりました。
「人生は美しい」と言えるグイドのたくましさ勇敢さには感服しますが、彼のような人が今後生まれないことを願いうばかりです。
映画『ライフ・イズ・ビューティフル』視聴者の声
どんな状況でも、ユーモアを忘れないグイドの姿に感動しました。
ユダヤ人収容所に入れられるなどほんと絶望な状況です。
それでも子供と妻を守るため、嘘をつき続けるグイド。
子供の前で彼は一度も弱い姿を見せませんでしたが、ほんとは辛く悲しいことも多々あったと思います。
それでも、そんな顔をしなかった、収容所の理不尽なルールをゲームだよと説明して人生を楽しもうとしたのはすごいと思いました。
人生なんか辛いことだらけだけど、それは気の持ちようで変わることなのかもしれないと思わせてくれました。
はっきりいうと、グイドって勝手だなと思わなくもありません。
あまりに楽観的な人ってムカついたりもしますから。
でも、あの時代、あの状況のユダヤ人は、ああやって自分に嘘をつかないと絶望して生きていけなかったのだと思います。
グイドの妻や子どもを幸せにしたいと思う気持ちは本物です。
後から考えると、バカな男だと思える言動もありましたが、グイドはやはりいい父、いい夫だったと思いました。
グイドは悲劇的な最期を遂げます。
歴史を知っている私たちにとってはああ、そうだろうなって驚くことでもないのですが、とても悲しかったです。
それでも人生は美しいのでしょうか。
いろいろと考えさせられる映画でした。【30代女性】
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