映画『四月は君の嘘』は、2016年に公開され、原作は新川直司のコミック。
広瀬すずと山﨑賢人が共演し、ヴァイオリニストとピアニストによる、音楽を織り交ぜた切ないラブストーリーとなっています。
もっとも、ラブストーリーとしても、音楽ものとしても楽しめますから、一石二鳥だといえるかもしれません。
今回の記事では、映画『四月は君の嘘』のフル動画を無料視聴する方法や作品についてご紹介いたします。
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映画『四月は君の嘘』作品情報
天才少年ピアニスト・有馬公正は、母の死を境にピアノが弾けなくなってしまう。高校2年生になったある日、バイオリニストの宮園かをりに出会った彼は、豊かで楽しげな彼女の演奏に惹かれ、再びピアノと「母との思い出」に向きあっていく。
出典：U-NEXT
キャスト
- 宮園かをり：広瀬すず
- 有馬公生：山崎賢人
- 澤部椿：石井杏奈
- 渡亮太：中川大志
- 藤本哉汰
- 大江優成
- 古泉葵
- 山口香緒里
- 嶋村太一
- 吉澤梨里花
スタッフ
- 監督：新城毅彦
- 原作：新川直司
- 音楽：吉俣良
- 脚本：龍居由佳里
- 製作：石原隆、古川公平、市川南
映画『四月は君の嘘』ネタバレあらすじ
有馬公生は、まだ子供だったころに、ピアニストとして、周囲から一目置かれる存在でした。
そんな有馬公生は、母親によって、ピアノのスパルタ教育を受けていました。
その理由は、当の母親の余命が短かったからだったのです。
母親が回復することを祈って、有馬公生はピアノに取り組んできたものの、母親からは理解してもらえずに、叱られてしまったのでした。
その後、有馬公生の母親は他界。
すると、有馬公生は、自分が弾くピアノの音が聴こえないという症状に見舞われてしまうことに。
有馬公生はこのようにして、ピアノから遠ざかってしまいます。
が、やがて高校生になった有馬公生は、宮園かをりというヴァイオリニストと運命的な出会いを果たすのでした。
音楽コンクールへ
宮園かをりの演奏を聴いて、すっかりおどろきを隠せない、有馬公生。
宮園かをりの演奏はあまりにも独創的だったからです。
このようにして、有馬公生は、宮園かをりに好意を抱いていくことに。
もっとも、宮園かをりは有馬公生の友人の渡亮太が好きなのでした。
有馬公生はショックを受けますが、宮園かをりは、有馬公生に接近しだします。
宮園かをりは、音楽コンクールのピアノの伴奏に有馬公生を選び、これを受け、彼は彼女といっしょに特訓することになりました。
有馬公生は音楽コンクールの日がやって来ると、すっかり緊張してしまうことに。
でも、宮園かをりは、そんな有馬公生を励ましてくれます。
そして演奏が始まりますが、有馬公生はやはり、ピアノの音が聴こえません。
アクシデント
有馬公生が演奏を止めてしまったため、宮園かをりも演奏を止めてしまうのでした。
が、宮園かをりは、ふたたび演奏をはじめ、結局、2人は音楽コンクールに落ちたものの、観客に感銘を与えたのです。
そこで宮園かをりはあらたなコンサートへの出演オファーが来て、また有馬公生に伴奏を任せました。
有馬公生は次第に、過去の苦しみを克服していき、母親が好んでいた曲などをあえて弾くようになっていきます。
ところが、そんな有馬公生と宮園かをりが出演することになっていたコンサートの日がやって来て、トラブルが起こります。
どうしたのか、宮園かをりが会場にやって来ないのでした。
仕方なく、有馬公生は自分だけで演奏に挑むことに決め、コンサートは成功するのです。
宮園かをりの悲劇
実は、宮園かをりは、入院していました。
たいしたことがないように説明していた宮園かをりでしたが、実際には、症状は重篤になっていたのです。
宮園かをりは、大変な手術を受けなければいけなかったところ、有馬公生の前向きな姿を見て、受ける決心をするのでした。
そんな有馬公生が挑むことになった音楽コンクールの日は、ちょうど宮園かをりが手術を受ける日でもありました。
有馬公生は、宮園かをりの幻を目の当たりしながら、演奏していきます。
それから季節がめぐり、春になりました。
有馬公生がふたたび宮園かをりに会うことはありませんでした。
彼女は亡くなってしまったのです。
そして、そんな宮園かをりからの手紙が有馬公生に渡されることになります。
映画『四月は君の嘘』ラストの結末
その手紙は、宮園かをりにとって生前最後のものでした。
そこには、宮園かをりのこれまで明かしてこなかった嘘がしたためられていたのです。
宮園かをりは、子供のころ、有馬公生に音楽コンクールで出会って、好意を抱いていたのです。
そして有馬公生に伴奏してほしいために、ピアノを辞めてヴァイオリニストをめざすことにしたのでした。
しかし、すでに宮園かをりの余命は短いと分かっていたため、彼女は生き方を変えることにしました。
それは、外見を変えることから始まり、ヴァイオリニストとしての独創的な演奏に至るまで、多岐に渡っていたのです。
そして渡亮太が好きだというのも嘘で、宮園かをりはずっと、最初から有馬公生のことを想っていたのでした。
映画『四月は君の嘘』感想
このように、映画『四月は君の嘘』は、恋愛面も音楽面も魅力的な作品になっていました。
音楽にくわしくない方であっても、楽しむことができるでしょう。
恋愛面においては、最後の宮園かをりの手紙が、音楽面においては、有馬公生と宮園かをりの共演シーンが、それぞれ圧巻。
広瀬すずさんと山﨑賢人さんのコンビネーションも絶妙で、ストーリーの美しさに花を添えていますので、鑑賞してみることをおすすめしたいと思います。
ぜひ、独特の透明感あふれる世界観を堪能してみてください。
映画『四月は君の嘘』視聴者の声
原作新川直司さんの漫画を『あすなろ白書』『南くんの恋人』などで有名な新城毅彦さんが監督を務めた映画です。
『ストロベリーナイト』の龍居由佳里さんです。
宮園かをり役を広瀬すずさん、有馬公生役を山﨑賢人さん、澤部椿役に石井杏奈さん、公生の母役の有馬早希に檀れいさんが出演しています。
この映画の見どころはなんといっても主演のお二人の楽器演奏のシーンだと思います。
広瀬すずさんのバイオリンと山崎賢人さんのピアノは本当に、演奏されているようにしか見えず、かなり練習されたんだろうなと思いました。
また、檀れいさんの病気の進行していく様子の演技が素晴らしく、石井杏奈さんのいじらしく可愛らしい恋する乙女の演技がとても良かったです。
かをりが患う、途中で歩けなくなる不治の病といえばと、想像してしまいますが、実際に何の病気だったのかは分からず、本当に亡くなってしまったのか、それは想像にお任せしますという形で終わっているのが何ともモヤモヤする展開でした。
しかし、とても将来有望な少年が母親の死をきっかけに背負っていたトラウマをかをりのおかげで克服できたことはすごく良かったと思います。
かをりが実は公生をずっと好きですずっとそばにいたくて追いかけていたというのもいいですね。
最後の最後で手紙でその事実を教え、自分がいなくなってもみんなが幸せにいられるように配慮しているかをりの健気さが切ないです。
青春映画が好きな方、音楽映画が好きな方におすすめです。【30代女性】
幼いころにピアノでトラウマを受けてピアノの音が聞こえなくなってしまい弾かなくなってしまった有馬公生(山崎賢人)、天真爛漫で音を自由に楽しむバイオリニスト宮園ゆかり(広瀬すず)二人の音楽が中心に描かれている物語です。
その周りには、公正の幼馴染であり公生に恋心を抱く澤部椿(石井杏里)、公正の親友であるサッカーに打ち込む、元気で活発な渡亮太(中川大志)が物語により色を付けてくれています。
何といっても今注目中である豪華キャスト人のこの四人。どのシーンも可愛くてかっこよくて目が離せません。
広瀬すず演じる花園ゆかりはとても明るい性格で、有馬康生を明るく照らしてくれるのと一緒に見ている私も元気になりました。
心から音楽が大好きで楽しんでいる様子が、見ていてとてもワクワクします。有馬康生が花園ゆかりと出会ったことでどんどん変わっていく様子もとても感動します。
見ている自分も音楽をやりたくなるような、そんな作品です。
また公正の親友である渡亮太は、いい言葉をたくさん公正にかけてくれます。こんな親友が自分にもほしい、そんな役柄です。
見た最後にはこの「四月は君の嘘」というタイトルのいみがわかり、最後まで目が離せない映画になっています。【20代女性】
この作品は物語も感動をしながら、素敵な音楽を楽しめるという点が魅力的だと感じました。
暗かった少年がめちゃくちゃなヴァイオリニストによって、人間的にも演奏家としても成長していく姿はすばらしいと思いました。
特に、音楽を言葉で表現するシーンが多かったところが印象に残りました。
イメージが大事だということ、そのうえでどのように演奏するのか、どのように曲を解釈するのか、それらを考えながら演奏していることが伝わってきました。常に曲に対して、この作品は言語化してくれるので、クラシックに興味がない人でも理解することができます。
それらを若いピアニスト、ヴァイオリニストが議論して、演奏して音楽で通じ合うところが分かるシーンに作品の独自性、個性を感じました。
また主人公のコウセイやカオリの音楽的表現や解釈だけでなく、他の演奏家たちの表現に対するこだわりも見ることができました。
競争相手がたくさんいます。
物語の中で自分たちの最高の演奏をしていこうと、ぶつかり合う演奏家たちを見ていると見ている側まで心が熱くさせられるようなシーンが多かったです。
また、俳優、女優ともに演技力があったことも影響していると思いました。
いかに作品の主人公の思いを伝えるのか、そのうえで音楽を表現して伝えるのか、とても難しい役だった思います。【20代女性】
2014年にノイタミナ枠でアニメ化も果たした新川直司の人気漫画「四月は君の嘘」の実写映画です。
ヒロインは数々の女優賞を獲得している広瀬すずが演じ、主人公は第39回日本アカデミー賞 新人俳優賞を獲得した山﨑賢人が演じています。
本作は母の死がきっかけでピアノを弾けなくなってしまった天才ピアニスト”有馬公生”と天真爛漫な天才ヴァイオリニスト”宮園かをり”の出会いから主人公が立ち直るまでの軌跡を描いており、作品終盤で描かれるヒロイン結末に多くの視聴者が涙を流しました。
「ピアノが弾けなくなった主人公をヒロインが助けるのにヒロインの結末に涙を流すの？」
確かに自分も初めてこの作品を視聴した時は優柔不断な主人公の態度にイライラしていただけでした。しかし、作中には複数の伏線が散りばめられており、物語の最後、主人公とヒロインの関係があまりに大きく、重いものに”昇華”します。
本作はいわゆるバッドエンドですが、苦難を乗り越えた主人公とヒロインのことを考えるととてもバッドエンドと言うことは出来ません。
我々視聴者からすると物語はあまりに儚いもののように感じますが、きっと彼（彼女）らにとって2人で過ごした時間はあまりに素敵で、悲しく、長いものだったと思います。
「いよいよこれから…」「2人の未来を見てみたかった…」
そう思う自分は確かにいますが、恐らくはその未来を見れないことこそが主人公が苦難を乗り越えるための必須条件だったのでしょう。
人生100年時代なんて言われる現代ですが、人の夢（命）は如何に儚く、脆いものなのか、人生の大切さを教えてくれる作品でした。【20代男性】
『四月は君の嘘』は2016年の9月に公開されました。
私はこの作品の原作漫画も読んでいて、月刊少年マガジンにて2011年から2015年まで全44話が連載されて単行本は11巻まで発売されました。
アニメ化もされて2014年の10月から2015年の3月まで全22話が放送されました。実写化が決まった時は、とても嬉しかったです。
期待以上に実写化のクオリティーが高くて驚きました。
主人公の有馬公生役は山崎賢人さんで、ヒロインの宮園かをり役は広瀬すずさんです。
本当に完璧なキャスティングで驚きました。
他にも、石井杏奈さんや中川大志さんやなど現在人気がある俳優さんが出演されています。
トラウマを抱えた天才ピアニストと難病を持っているバイオリニストが出会い、お互いに成長していくストーリーです。
この映画は音楽を題材としていて、音楽に知識が無い人でもとても分かりやすく観やすい映画です。
演奏シーンが多く、とても綺麗な演奏でとても心に響きました。
感動シーンが多く、観ていて何度も泣きました。
主題歌を担当したいきものがかりさんのラストシーンという曲がこの映画にとても合っていて良かったです。
友達の大切さや苦難や困難の乗り越え方などとても大切なことをこの映画から学びました。
ぜひおすすめする映画です。【20代男性】
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