「持続化給付金は申請後に不備を変更できる?」、そして「不備を訂正したい場合の対処方法」という疑問について解説たいと思います。
いつ持続化給付金が振り込まれるかと待っていたところに、不備メールが来るなんてとてもショックですよね。
さらに、申請後に入力ミスに気付くこともあるかと思います。
今回は、そんな持続化給付金申請後の困った悩みについて詳しく解説してまとめてみました。
持続化給付金は申請後に変更できる?
まずは、「持続化給付金は申請後に不備を変更できる?」から解説していきましょう。
持続化給付金は申請後に訂正・修正できない仕様になっている
必要事項を入力し、添付書類をアップロード。
最後に申請を完了して、後は振り込まれるのを待つだけ。
しかし、「申請後に入力ミスに気付いた!」なんてこともあるかと思います。
すぐにちょちょっと直したいなと、誰しも思うはずでしょう。
しかし、マイページのどこを調べても訂正・修正できそうにありません。
不備メールを待ちたくない。
分かります、その気持ち。
「持続化給付金は申請後に不備を変更できる?」、残念ながら答えはNOです。
持続化給付金は申請後に訂正・修正できない仕様になっています。
一度申請を完了してしまった後は、変更はできません。
申請後に入力ミスに気付いた場合でも、不備を知らせるメールが届くのを待つしかありません。
不備メールはいつ来るの?
では、不備メールはいつ頃届くのでしょうか。
こちらはすでに入力ミスに気付いているのですから、すぐにでも不備メールをもらって、訂正・修正に取り掛かりたいですよね。
しかし、ツイッターの報告を見ていると、不備メールが届くまでには約2週間程度を要するようです。
というのも、持続化給付金の審査では、スムーズに給付OKとなっても振り込まれるまでに早くて8日~14日間程度かかります。
そのため、通常の審査であっても2週間程度の待ち時間は見込まなくてはなりません。
不備ある可能性が認められると、より審査に時間がかかります。
これに、特例などを利用した場合も加わると、さらに不備メールが届くまでの時間もかかってしまうのです。
なんとも不便とは思われますが、こればかりは気長に待つ他にはないようです。
不備で訂正したい場合の対処方法
申請後に変更できない仕様であることは説明しましたが、それからどのようにすればいいのでしょうか。
”よくある不備”をまとめながら、具体的な不備訂正の対処方法を見ていきましょう、
不備メールが来たらどうすればいい?具体的な対処方法
不備メールが来た場合、具体的にどのような流れで再申請から給付に至るのかについて解説します。
- 不備メールを開き、記載されているURLをクリック
- そのURLからマイページにログインする
- ログインすると不備の具体的内容が赤字で書かれたページになる
- そのまま訂正・修正を行う
- 修正内容に間違いがないか慎重に確認する
- 修正内容の確認後に再申請
- 一定期間後に指定口座に持続化給付金が振り込まれる
不備メールが届いたら、そのままメールに記載されているURLのリンクから持続化給付金のマイページにログインして下さい。
マイページにログインすると、赤枠の中に赤字で具体的な不備内容が記載されています。
そして、訂正・修正もそのままマイページに行っていくという形です。
訂正・修正が完了したら、慎重に修正内容を確認しましょう。
再び不備通知が来るもの嫌ですし、ただでさえ長い給付までの時間をできるだけ早くしたいものです。
ダブルチェックは当然、トリプルチェックしてもやり過ぎということはないでしょう。
修正内容に間違いがないことが確認できれば、再申請を行います。
通常の申請から給付までの期間は、今のところ8日~21日間が多いようです。
詳しいことはこちらの記事もどうぞ。
不備による再申請の場合、いつ持続化給付金が振り込まれるのかも気になりますよね。
再申請の場合も、初めからやり直しといったように、2週間程度かそれ以上かかるとは限りません。
SNSで散見されるのは、不備による再申請から1週間ほどで入金されたといったケースが目立ちます。
持続化給付金申請の”よくある不備”まとめ5選
- 売上台帳
- 添付書類(画像)
- 確定申告書第1表の控え
- 口座情報
- 本人確認書類
持続化給付金の代表的な”よくある不備”には、こちらの5つが挙げられます。
最も頻発している不備が、「売上台帳」です。
■売上台帳のポイント
- 売上表であるということを示さなければならない
- 「いつ」の売上であるのかが明記されていること(対象期間)
- 記入されている金額が「何の金額」なのかが分かるようにすること
- 「誰が」、「どの事業者」の売上表であるかが明記されていること(名前・名称)
■売上台帳には認められないもの
- 給与明細
- 請求書
- レシート
- 通帳のコピー
次に気を付けたいのは、添付書類全般の画像です。
■添付書類の画像の”よくある不備”
- 画像がぼやけてよく見えない
- 重要な情報が画像に入っていない(角度や見切れているなど)
- 申請者や法人とは異なる画像が添付されとぃる
- 画像にパスワードがかかっていて開くことができない
添付書類の画像については、こういった不備が多いようです。
持続化給付金の申請は、色々と気を取られることが多いですから、意外と見落としてしまうのかもしれませんよね。
訂正・修正の際には、こういった”よくある不備”も今一度ご確認いただければと思います。
以上、今回は「持続化給付金は申請後に不備を変更できる?」、そして「不備を訂正したい場合の対処方法」という疑問について解説しました。
まとめ
- 持続化給付金は申請後に訂正・修正することはできない仕様になっている
- 申請後に入力ミスに気付いたとしても、不備メールが届くのを待つしかない
- 不備メールも通常の審査同様に2週間程度は時間がかかる模様
- 不備メールが届いたら、記載されているURLのリンクからマイページにログインする
- マイページに具体的な不備が記載されているので、そのまま訂正・修正を行う
- 再申請から振り込みまでは、1週間程度かかる模様
- 売上台帳の不備に特に注意が必要
- 給与明細、請求書、レシート、通帳のコピーは売上台帳にはならない
- 添付書類の画像も正しく撮影できているか要確認
コメント