今回は、宝塚歌劇団・雪組最新メンバーと、次期トップスターについてまとめてみました。
高い人気を保ち続け、数多くのファンがいる宝塚歌劇団・雪組。
2020年は新型コロナの影響を受け、雪組も公演や人事で混乱を余儀なくされていますよね。
そんな雪組ですが、「だいきほ」で親しまれたトップコンビが退団します。
さらに先日、新トップコンビに彩風咲奈さんと朝月希和さんの就任が発表されました。
最新メンバーだけでなく、こちらの新トップコンビについても詳しく調べてみましたので紹介したいと思います。
宝塚歌劇団 雪組メンバー2020
こちらのコーナーでは、最新の宝塚歌劇団・雪組メンバーについてまとめていきます。
ただその前に、宝塚歌劇団には「○○組」といういくつかのグループに分けられていますよね?
この記事をお読みの方の中にも、「○○組って何が違うの?」、「雪組ってどんな特徴があるの?」と、疑問をお持ちの方がおられるでしょう。
- 花組:宝塚の王道 & エリート集団
- 月組:個性派が集まる独自路線
- 雪組:演技派・歌唱など実力派が揃うグループ
- 星組:カリスマ性のあるスターを輩出する体育会系
- 宙組(そらぐみ):スタイル抜群の長身揃いで、コーラスが得意
- 専科:宝塚の舞台を支える職人集団
宝塚の「○○組」は、主に①~⑤の花組、月組、雪組、星組、宙組の5組です。
⑥の専科は、宝塚の華やかな舞台をサポートする、職人集団の方々。
しかし、専科の方も重要な役割を演じます。
今回メンバーをまとめた「雪組」は、演技派や歌唱力の高い実力派が揃っている特徴があります。
硬派にパフォーマンスを追求するといった感じでしょうか。
また、雪組は、時代物といった「日本」や「和」をテーマにした舞台(ファンの間では「日本物」と呼ばれることが多い)に定評があることでも知られています。
そのため、男役はマイ袴、娘役はマイお引きずりを持っていることが基本となっているそうです。
さて、そんな宝塚歌劇団・雪組の最新メンバーはどんな方たちなのでしょうか。
さっそく、見ていきましょう。
トップスター・トップ娘役
- 雪組トップスター:望海 風斗
- 雪組トップ娘役:真彩 希帆
男役
- 奏乃はると
- 透真かずき
- 彩凪翔
- 真那春人
- 彩風咲奈
- 久城あす
- 煌羽レオ
- 朝美絢
- 桜路薫
- 天月翼
- 橘幸
- 真地佑果
- 叶ゆうり
- 綾凰華
- 諏訪さき
- 眞ノ宮るい
- 星加梨杏
- 汐聖風美
- ゆめ真音
- 縣千
- 日和春磨
- 望月篤乃
- 麻斗海伶
- 朝澄希
- 彩海せら
- 一禾あお
- 琥白れいら
- 真友月れあ
- 稀羽りんと
- 聖海由侑
- 壮海はるま
- 紗蘭令愛
- 蒼波黎也
- 絢斗しおん
- 風雅奏
- 和奏樹
- 紀城ゆりや
- 希翠那音
- 海咲圭
- 月瀬陽
娘役
- 沙月愛奈
- 千風カレン
- 笙乃茅桜
- 杏野このみ
- 愛すみれ
- 白峰ゆり
- 妃華ゆきの
- 華蓮エミリ
- 沙羅アンナ
- 星南のぞみ
- 野々花ひまり
- 彩みちる
- 希良々うみ
- 羽織夕夏
- 琴羽りり
- 有栖妃華
- 涼花美雨
- 夢白あや
- 花束ゆめ
- 莉奈くるみ
- 愛羽あやね
- 天咲礼愛
- 千早真央
- 愛陽みち
- 麻花すわん
- 菜乃葉みと
- 音彩唯
- 琴峰紗あら
- 美影くらら
- 愛空みなみ
次期トップスターとトップ娘役は?
2020年の宝塚歌劇団・雪組は、変化の年になっています。
2020年2月17日、「だいきほ」の愛称で親しまれてきた雪組トップコンビの望海風斗(のぞみ ふうと)さんと真彩希帆(まあや きほ)さんの同時退団が発表されたのです。
ファンとしては寂しいところですが、「だいきほ」コンビの活躍を見れるのもわずかとなってしまいました。
望海風斗さんと真彩希帆さんの退団は、2020年10月11日と発表されていました。
しかし、新型コロナの影響を受け、退団は2021年4月11日に延期されています。
抜群の歌唱力で雪組を引っ張ってきた「だいきほ」コンビの退団前後から、ファンの間では次期トップスターコンビの予想も行われていました。
大方の予想では、
- 雪組/新男役トップスター:彩風咲奈(あやかぜ さきな)
- 雪組/新トップ娘役:潤花(じゅん はな)
こちらのお二人ではないかとファンの間で噂されていましたが、先日9月4日に宝塚歌劇団は正式に雪組・次期トップスターコンビを発表しました。
雪組・新トップコンビは、
- 雪組/新男役トップスター:彩風咲奈(あやかぜ さきな)
- 雪組/新トップ娘役:朝月希和(あさづき きわ)
こちらの新トップコンビは、2021年4月12日付で就任されます。
それでは、簡単にお二人について見ていきましょう。
雪組 新男役トップスター:彩風咲奈
雪組の新男役トップスターに就任したのは、彩風咲奈さんです。
彩風咲奈さんは、現在雪組の2番手スター。
高い歌唱力と踊りの技術で、人気・実力ともに高く評価されています。
それもそのはず、彩風咲奈さんは2005年に市立大洲北中学校から宝塚音楽学校に入学すると、2007年になんと首席で宝塚歌劇団(93期生)として入団した逸材なのです。
彩風咲奈さんは、2020年5月に行われるはずだった、全国ツアー『炎のボレロ / Music Revolution!』で主演に抜擢されました(新型コロナにより梅田芸術劇場のみの振替公演)。
こうしたことからファン間では、もはや彩風咲奈さんの雪組トップスター昇格は間違いないだろうと、予想されていたのです。
彩風咲奈さんは実績も十分で、これまでに5回の新人公演主演を経験されています。
この回数は、宝塚の歴史でも女優・柚希礼音さんに並ぶ最多記録。
実力・実績、そして雪組でのポジションから見ても、やはり彩風咲奈さんが次期トップスター最有力候補となっていました。
そして大方の予想通り、雪組新トップスターに彩風咲奈さんの就任が発表されました。
脚の長さがネットで話題になったばかりの彩風咲奈さん。
来年も話題には事欠かないでしょう。
雪組 新トップ娘役:朝月希和
雪組・新トップ娘役に選ばれたのは、朝月希和(あさづき きわ)さんです。
朝月希和さんは、東京都世田谷出身。
2008年に昭和女子大学附属昭和高等学校から宝塚音楽学校に入学しました。
2010年に宝塚歌劇団に入団すると(成績は23番)、月組公演の『THE SCARLET PIMPERNEL』で初舞台を踏みます。
花組に配属されると、2013年の『愛と革命の詩』で新人公演初ヒロインを経験しました。
入団当初から高い歌唱力で評価されていた、朝月希和さん。
2015年には『新源氏物語』で再び新人公演ヒロインに抜擢されます。
その後、2017年8月に雪組へ組替えとなりました。
2年後の2019年11月に朝月希和さんは花組に復帰しますが、2020年11月に再び雪組に組替えされる予定でした。
当初ファンの間では、成長著しい潤花さんが新トップ娘役になるのではないかと噂されていました。
しかし大方の予想に反して、朝月希和さんの新トップ娘役就任が発表されたことは、ファンにとって大きなサプライズとなったようです。
朝月希和さんは、研11で就任する頃には研12年になる遅咲きの新トップ娘役。
先日退団された、花組の元人気トップ娘役・仙名彩世さんが入団10年目でのトップ就任。
近年の宝塚歌劇団では、渚あきさんの14年目に次ぐ、2番目の記録となりました。
学生時代の朝月希和さんは、吹奏楽部でフルートを担当されていたそうです。
進路に悩んだ際、母親に連れられて観劇した宝塚の舞台に心を掴まれ、宝塚音楽学校を受験しました。
個性的な愛称の「ひらめ」は、音楽学校時代の同級生から「魚顔だから」とつけられたのが由来だそうです。
大人っぽいと評判の朝月希和さんですが、チャーミングさも感じさせる、歌・ダンス・演技の3拍子揃ったバランス型の娘役です。
新トップコンビ就任が決まった彩風咲奈さんと朝月希和さん。
どのような化学反応が起こるのか、早くも来年が楽しみになってきましたね。
以上、今回は宝塚歌劇団・雪組最新メンバーと次期トップスターコンビについてまとめました。
まとめ
- 宝塚歌劇団の雪組は、日本物の舞台に定評がある
- 雪組には、高い歌唱力と踊りで評価される実力者が揃っている
- 2021年4月11日で現在のトップコンビである望海風斗さんと真彩希帆さんが同時退団すると発表された
- 2020年9月4日に雪組新トップコンビを正式発表
- 雪組新トップスター候補は大方の予想通り彩風咲奈さん
- 彩風咲奈さんは2番手トップスター
- 雪組新トップ娘役は朝月希和(あさづき きわ)さん
- 歌唱力の高さに定評があり、ダンスや演技のレベルも高いバランス型
- 入団12年目でのトップ娘役就任は近年では2番目の記録
コメント